或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

硬水軟化剤

2005年09月13日 | ハンガリー(各種オススメ)
水道水が硬水なため、洗剤のみ使用しているとやがて洗濯機の
部品にカルシウム分が堆積して故障の原因となるようです。

来たばかりの頃は、駐在の先輩主婦に「使ってないの?」と聞き
とがめられて初めて使い始めた「硬水軟化剤」、使い方は商品裏に
英語の説明書はないため手探り。聞く人毎に「毎日」「月に一度
タブレットをいれて洗濯物をいれずにまわす」など幾ら聞いても
ハッキリした答えを持っているひとはいませんでした。

とりあえず「使わなければ故障する」というのが定説になっており、
わけもわからず粉末タイプやジェルタイプ、タブレットタイプ、
全部使ってみましたが、いまでは粉末に落ち着いています。

やはり水質と関係してか衣類にせよタオルにせよ柔軟剤を使用
しないと洗いあがりはゴワゴワになります。洗濯用粉末洗剤に
コンパクトタイプがないのに、柔軟剤は濃縮タイプが主流です。
これに気づかずにキャップ1杯分投入して2年近く過ごしました。

結果、洗濯機の投入口のパッキンにカビが大量発生。それでも、
汚れ物は毎日出るし、修理を呼ぶのもアポイントを取り付けるのも
面倒そうだったので、スポンジでカビをこそぎ落とたりして使用を
続けていました。

その後、操作用のプラスチックボタンが割れて電源が入れられなく
なった時点でギブアップ。住居オーナーから預かった説明書にあった
カスタマーサービスの連絡先は不通。夫の会社でローカルスタッフに
頼んで連絡先を探してもらい、修理に来て貰いました。このとき、
ついでにゴムパッキンも取り替えてくれるよう依頼したので今では
サッパリしています。

いましかない!と思ってハンガリー語とドイツ語しか話せないと
弱る修理士さんにカタコトのハンガリー語で質問攻め。
ジェスチャーなど混ぜつつ、アドバイスを受けて目からウロコ。

いわく、カビと石灰が堆積して化石のようになったパッキンは
柔軟剤の入れすぎが原因。市販の柔軟剤は濃縮型だから原液を
キャップにまるまるいっぱい注ぐなんて入れすぎで、4分の1
の量で十分だと。

さらに我が家で使用中の硬水軟化剤(粉末)は、毎回のお洗濯時
にスプーン1杯(キッチンにあるふつうの食事スプーン)を洗剤
と一緒に使用するとのことでした。

又、パッキンのカビ対策は、半年に1回(日本でもおなじみ)
トイレ用洗剤のドメストを浸してサッとスポンジでこすって掃除
せよとのことでした。

写真、右が現在使用中の粉末タイプで、左はジェルタイプ。
右のブランドはヘンケル・ハンガリー製。左は「Calgon」という
シリーズでジェルも粉末もタブレット型も出しています。こちらは
BOSCHやWhirlpool、SIEMENSほか「洗濯機メーカー推奨」の表示を
掲げており、そのせいかお値段高め。粉末タイプで比較すると、
ヘンケル・ハンガリー製に比べて3倍くらいします。どのお店に
いっても硬水軟化剤は、この2つのメーカーしかありません。
ここまで値段が違うと勢い
「安かろう悪かろう」という疑念に駆られますがなにしろ毎日
使うもの。ハンガリー語でchillag(チラグ)「星」という名の
写真右ヘンケル・ハンガリー製を使用して半年近く経ちますが、
特に問題は起きていません。参考になれば幸いです。



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