こんにちはビショップです。
このように、巷ではペット乗せカスタムについて持ちきりです。
こちらがウワサのペット乗せカスタム仕様です。
ベースはブリヂストンのステップクルーズe。
もちろんハイディ2やヤマハのminaとかにも似合うと思います。
まだ加工前ですが装着イメージを確認。
この時に実際の使用状況を考慮しながら取付方法の選定や位置の割り出しを行います。
面倒な作業ですが、何度も何度も少しづつ位置を変更しながら最適な場所を見つけます。
取付作業開始。
ベースとなるフロントキャリヤの装着。
各部操作系統やセンサー類の妨げにならないよう慎重に位置出しを行います。
装着したキャリヤにこのアダプター(ロック付き)を取り付けるのですが、キャリヤに天板がないためそのままでは取付けできません。
ということで天板を製作します。
まずはキャリヤ枠内寸を測定し、天板の各寸法を決定。
次に使用方法と耐朽性を鑑みて木材の種類を絞り込みます。
最後に防腐食剤の選定を行います。
天板になる材料の切り出し作業。
キャリヤ内側のカーブに合うように加工します。
フィッティングの確認。
アダプターの位置も再確認。
防腐食処理を行います。
乾いては塗りを繰り返し、合計3回重ね塗りします。
乾燥するとこんな感でなかなかの質感です。
後ろに写ってるレジカウンターも実は自分で作りました。
オープン前当時、まだ準備作業をしていたころの写真です。
自転車屋の分際で大工仕事も得意なのです。
というか、この程度のこともできないようなら自転車屋としての腕も怪しいもんです。
やらないだけでやればできちゃう自転車屋さんって結構多いと思います。
ちなみに大工道具のほとんんどは父の形見です。
このカウンター、大工さんにオーダーすると12万円の見積りだったので自作しました。
材料費約2万円で完成。
クオリティではプロにはかないませんが、手作りということでとても気に入ってます。
しかし浮いたはずの10万円が、いったいどこへ消えたか未だに謎です。
では、本題に戻ります。
あらかじめ決めておいた位置に穴あけ作業を行いアダプターを取付けます。
あ、
ちなみにここまでの作業は自分でやっても絶対に上手くいきませんよ。
ノウハウってやつは非公開なので、裏ワザ的なことはすべて伏せてありますのでチャレンジしないほうがいいと思います。
とんとん拍子に進んでいるように見えますがプロでも大変だと感じる作業が途中いくつかありました。
では完成したので装着してみます。
こだわったポイントは、運転中にキャリーバッグの中の様子が見えるように取り付けるという点です。
走行中どうしてるか気になりますもんね。
自転車に装着したまま屋根の開閉もできるように取り付けてあります。
また、ハンドルストッパーを使用すれば安心して乗せ降ろしができます。
自転車から取り外した状態。
ペットクリニックや自動車への持ち込みもOK。
サイズは横幅52cmx高さ46cmx奥行36cm。
重量は2kg。
底は籐ではなく板でできており、その上に厚めのパッドが敷いてあります。
板だけだとカーブのたびにワンちゃんが滑ってしまうのでパッドがあれば安心です。
レインカバーは前後左右をオープンにすることも可能。
もちろんカバーの取り外しも簡単にできます。
荒れた路面や濡れた路面などで籐を傷めないようゴム製の脚がついています。
ヘッドライトも取付ブラケットを製作しちゃんと所定の位置へ取り付けてあります。
こういう細かい部分こそ手を抜きたくないのです。
ビッケへの取付例。
もともと子乗せ自転車なので体重10kg程度のワンちゃんくらいならビクともしません。
トートボックスへの取付例。
フロントyeepにリヤドギーGTAプラスというハードカスタムです。
カスタム感を出しすぎないよう配色にこだわりました。
ところで、冒頭でご出演いただいたイケメンモンスター君たちの職業はセーフティライトです。
このように光ます。
KAWAI Iでしょ?
え、
KOWAI I?
それはさておき、
あなただけのオンリーワンを作りたい方、ご来店をお待ちしております。