「北枕」は縁起がいいの？！

　風水では、寝ているときに悪い気を吐き出し、よい気を吸収すると考える。寝るときの頭の向きで、風水的に最もおすすめなのが北枕だ。日本では亡くなった人の頭を北に向ける習慣があるため、縁起が悪いとされているが、風水では財運と貯蓄の運気を吸収できるとしている。お金ができるだけでなく、それを散財しないでためることができる最良の運気を吸収することができるのだ。（2005.01.20掲載）
寝るときに最高にいい方角は北枕【サラリーマン風水術】夕刊フジBLOG

「北枕は縁起が悪いから、北に足向けて南枕にしよう」
・・・これは風水的にみれば良くないようです。

古代中国の思想「陰陽五行（おんみょうごぎょう）思想」によると
北は「水」、南は「火」をあらわすそうです。

『水→火』（北→南）の流れは
「相剋（そうこく）」の関係にあり
気の流れに従った方向にあるのですが
その逆『火→水』（南→北）だと
流れが滞（とどこお）ることになります。

そして
《ゆっくり休むべき睡眠時に「火」の気がたまって
疲れがとれずイライラしがちに》
となるのです。

また東西の方角について記事には
《東枕は「木」を表わす方角また陽の昇る方角なので
若さややる気がわき健康になる》

《西枕は逆に陽の沈む方角、老成の方角だが
ぐっすり眠れるので不眠症の人にはおすすめ》

とあります。

「南はやめるけど北もちょっと・・・」
という人は東西方向で試してみてはいかがでしょう？