エピソード3とアンチブッシュ

――昨年、ブッシュ大統領を痛烈に批判した「華氏911」がパルムドールを受賞したカンヌ映画祭で、今年は「スター・ウォーズ　エピソード3／シスの復讐」が、ブッシュ批判映画として話題を集めている。――
「エピソード3」は、アンチブッシュ映画？ eiga.com [ニュース&噂]

「スター・ウォーズ　エピソード3／シスの復讐」
の公開が期待されていますが、
プレミア上映が行われたカンヌ映画祭では
このエピソード３がブッシュ批判映画ではないか？
と話題になっているそうです。

映画のストーリーが
ブッシュ大統領の外交政策に似通ってるだけでなく、
台詞の一部にそれを連想させるものがいくつかあるようです。

ジョージ・ルーカス監督は会見で
「３０年前に作ったストーリーで類似は単なる偶然」
とかわしたそうですが
「民主主義がファシズムに移行するとき
同様の歴史が繰り返されることに気付いた」
とも語っており、
少なからず批判の意味も含まれていたに違いありません。

さらにルーカス監督は
「映画での出来事が現実のものにならない事を願い、
人々が現状に危機感を抱いてくれることを期待する」
と語ったようです。

最初から批判があったわけでなく、
自分が長年暖めていた筋書きに現実が近づいていることに
憂慮しているといったところでしょうか。

STAR WARS Japan: エピソード III