Brilliant Creature

「ブリリアント・クリーチャー」過去ログ倉庫、アニメ・特撮・ファイヤーキング、その他もろもろ

珈琲牛乳

2007-10-17 16:28:57 | 昭和レトロなモノ
 懐かしい味だそうです。守山乳業の「珈琲オレ」。

  

“大正九年国府津駅駅弁と共に日本で初めて「珈琲入守山牛乳」として発売されました”と、パッケージにプリントされています。日本で最初に珈琲牛乳を作って、ビンに入れて発売したのが、どうやら「守山乳業」らしいのです。

 そういえば、子供の頃、通常の牛乳瓶ではなく、「珈琲入守山牛乳」のように、ファンタやミリンダみたいな細長い形の瓶入りのコーヒー牛乳がありました。同様の瓶で、ミルクセーキなんていうのもありました。あの頃は、瓶の回収率が高かったので、とにかく瓶入りの飲料が多かったのですね。たぶん今でもあるのでしょうが、私の行動範囲内では、あのテの瓶に入ったコーヒー牛乳やミルクセーキには、めったにお目にかかれません。

  “銭湯へ行き、湯上りに、腰に手をあてて、瓶入りのコーヒー牛乳を飲む”

なんていうのは、昭和おやぢの定番の光景ですが、この場合の瓶の形は牛乳瓶タイプですよね。
「フルーツ牛乳」「りんごジュース」も、やはり牛乳瓶タイプで、銭湯や駅の売店なんぞの引き戸タイプの冷蔵庫に並んで入っていましたが、あの瓶が列をなしている光景は結構な誘惑でした。最近では、カロリーと甘さが気になって、めっきり飲む機会がなくなりましたが・・・。

 そういえば、私がよく行く飛騨高山には、「飛騨牛乳」というのがあって、そこのラインナップには、牛乳瓶に入った「飛騨オレンジ」「飛騨パイン」などという、いわゆるフルーツ牛乳タイプの乳飲料があります。オレンジなんぞは乳成分と混ぜ合わせると分離するのでは?という懸念もありますが、薄オレンジ色や薄黄色の飲料が珍しいやら嬉しいやらで、いつもコレだけは見つけたら必ず飲んでいます~(笑)

  
  オレンジ牛乳とパイン牛乳。以前は、「飛騨レモン」もあったような。

 守山乳業の「珈琲オレ」の原形である「珈琲入守山牛乳」は、私にとっては別に懐かしくもナンともありませんが、これを飲みながら、あれこれ思いをはせてみました。symbol6

・・・それにしても、あ、あまい~っ! hiase2



リボンちゃん

2007-10-17 09:48:08 | キャラクター
 ペットボトル飲料のコーナーを覗いて、「リボンちゃん」を見かけたら買うようにしています。我が家では、サッポロ飲料の「リボンシトロン」が、結構な人気なのです。
 
 昭和のお茶の間に流れた数多くのテレビ・コマーシャルの中で、いろいろな人気キャラが育ちましたが、元気なアニメの女の子「リボンちゃん」も、その中の1人です。。。ribbon
当時、「リボンちゃん」を知らない人などいないくらい、知名度バツグンの人気キャラでした~smile

 明治42年、大日本麦酒(今のサッポロ飲料)が、「シトロン」という炭酸飲料を発売しました。この飲料は、大正4年に商品名を「リボンシトロン」と改め、昭和32年頃には、リボン・ブランドのキャラクターとして、「リボンちゃん」を世に送り出しました。
それからしばらくの間、「リボンちゃん」はブラウン管の中で元気に弾けていましたが、
いつしかCMがなくなり、商品にキャラが使われることもなくなると、徐々に皆の記憶の外に追いやられてしまいました。

ところが、長い沈黙の時を経て、あの「リボンちゃん」が復活の兆しを見せています。kirakira

 2005年5月、ダイドーの人気シリーズ「復刻堂」に、サッポロ飲料とのコラボ企画で「復刻堂リボンシトロン」が登場しました。そのアルミ容器に、懐かしいキャラクター「リボンちゃん」が再び起用されたのです。

 2006年3月、「リボンシトロン」のパッケージ変更にともない、「リボンちゃん」が正式に商品キャラとして復活を果たしました。symbol4

  
  SAPPORO「リボンシトロン」のペットボトルのラベル

昭和のノスタルジーを纏ったキャラが、せっかく復活したのですから、「リボンちゃん」の今後を、温かく見守っていきたいと密かに思っています。
まぁ、家人にとっては、ノスタルジックな感傷よりも、単に「リボンシトロン」が飲みやすくて美味いから、買ってきて欲しいだけのようですが・・・。alien

   →→→リボンちゃん

新しく誕生した「リボンちゃん」のサイトで、懐かしいコマーシャル・フィルムも見れます。symbol7

  キャラクター大国、日本~fuji

これからも、チャーミングなキャラを使い捨てにしないで、大事に育てていきたいものですね。
歳月とともに、味や深みが出てきますから・・・。nikukiu