油断も好きもない

寒いからね今の時季
着ても着ても着足りんから
持ってる服なんでもかんでも着込んだりしてる
おうちにいるとき・・　お風呂上り・・
って
そんな時に着込むはんてんやらカーディガンやら
チョッキやらダボダボパンツやらって
すぐには洗濯しないから
私と夫は　脱いだら洗面所に置いておくわけなんだけど

毎日　気をつけておかなきゃいけないことがあるの

それは　
私が先に脱いだ物置くと
その上から夫が脱いだ物置く
これよこれ

これが絶対許せん

なんで　私の汚れなきカーディガンやらはんてんの上に
あんたのダボパンやらフリースが置いてあるわけ？！
ケガラワシイ
あんたのが一番下でしょうが

で
見つけるたびに入れ替え作業

躾けは大切

朝から
夫　なにか探してる
どうしたのか聞いてみたら
ティッシュを探してるって
そこにあるじゃん　目の前に

夫「でも　これは・・・」

あっ
そうじゃった

それは
あたしのティッシュじゃった

夫「いつも　置いてある場所に
俺のティッシュが無い」


娘は　もちろん鼻セレブ
私は　５箱１９８円の箱ティッシュ
夫は　街頭でいただくポケットティッシュ

そのポケットティッシュが　見当たらない
っちゅうて
さっきから　オロオロしてる

自分専用のティッシュを律儀に探していたんやね





それがね


最近の不況からか
なかなか無料ティッシュが手に入らなくなったんよね


だから




もう　すごく嫌なんだけど
箱ティッシュから　1枚恵んであげた




夫「ええ？！　いいのか」



って





1枚のティッシュで
そんなオーバーアクション


自然と出るあたり


あたしがどんだけ
夫を〆てるか
おわかりね

指くわえそうになった

百貨店なんて　用なんかない
あたしには　縁もゆかりもない
けど
母上から　おつかい頼まれて
行ってきた
ちょうど　お友達と出かける日だったから
ついでに行ってきた
お友達「今日は百貨店には用ないけど付き合う」
って　
じゃろじゃろ
うちら近所のスーパーが似合ってるもんね

母上の用も済み
せっかく来たんだから　ちょっと気取って
あれでも何かお買い物してみましょうかって
あたり見回したけど
どいつもこいつも　全く可愛気のない値段じゃ
買おうにも買えん
まっ
お友達と　百貨店の悪口でも言いながら
お昼ごはん食べに行きましょか

って
向こうから　店内うろついてたお友達
あたしを見つけてやってきたんだけど

なにか手に持ってる

おいおい
ちゃっかり　買い物したのかよ

「夫のパジャマよ　そろそろくたびれてきたから」

って
あんた　
百貨店で買い物
しかもパジャマかよ

なんか
格差社会
思いっきり身近に感じたね


こうなったら
あたしも見栄はって
なんか買っちゃる

って
どれもこれも　０ひとつ多い店内


特売のジャム買うんがせいぜいじゃった




友達
しまむらとは言わん
ユニクロでええんじゃないのかパジャマ

アイデア料理

キャベツとお肉の炒め物作った
すごく美味しく出来た
なのに
夫の帰りが遅いから
娘と２人で　先に食べ始めたんだけど
本当に美味しかった
で
肉食の私ら　
競うように肉ばかしほじって食べたから
すごくお肉減ったのよ
キャベツ８で肉２　位の割合になった
まっ　最初ッから　キャベツ７肉３位ではあったんだけど



で
夫が　帰ってきたら
絶対　お肉が少ないって文句言うと思った
から


そんな小さいことで
ケンカするのも
大人げない　と思った
大人な私は




その残り少なくなったお肉も
食べ切って



そう





『キャベツのみ炒め』

って料理に変身させたわけ


そのほうが絶対揉めずにすむからね



見ててごらん





夫
帰ってきた





キャベツ炒め　出しました

ちょっと　けげんそうにその料理見て
そして無言で一口食べた


で

「これ　なんか美味しい


キャベツだけ　とは思えん味」




よっしゃ




肉のエキスがたっぷり染みてるからよ


なんて
口が裂けても言えんから



「わかった？

今日新製品の調味料買って来たから作ってみた



生肉＆肉エキス入り中華ダシっつーやつ


だから　キャベツとお肉を炒めてある錯覚に陥るでしょ」





「うんうん　だから美味しいんだな」












って
すぐ信じた可愛い夫
私の策略通りではあるんだけど


なんだけど




気の毒でもある

焦りました

ねーねー
あのね

また
電話かかってきたんだけど




そう

あのばーさんから
（１１月１８日の　やりとり　のばーさん）


りーーん　リーーん




私「もしもし」



電話の相手
「・・・・・・」


なにもしゃべらんから
誰か最初はわからず

この沈黙が　本当に長かった


いたずら電話かと思い
こちらも息を潜めて
黙ってた

誰だ

しゃべらないなら切るど




しばらくの沈黙が続いたあと



「△△さん？」



出たーーーーっ


あの
ばーさんの声
しかも　前と同じ人の苗字でまた話しかけてきおった



っつーと
なんじゃ

もしかして今日は
この間のこと　怒って電話してきたんやろか
畑に行かんかったこと怒って・・・
（△△さんなりすまし事件のこと）



どないしよ



とりあえず
今日は　なりすますのもう止めるじょ


私「ちがいます！」



　「？」


と



間があったあと



　「あのな△△さん」


やっぱ私の言葉聞いちょらんこのばーさん

私「違います　人違いです」
　「ほ？」

私「掛け間違えですよ」
　「・・・△△さんじゃろ　今日はお願いがあるんじゃ」

私「私は△△さんじゃありません」
　「△△さんあれを貸してくれさん　ね！あれを」
　（前回は貸す　で今回は貸せゆうんかい）

私「だから　違うんですって」
　「わしゃあれを使おう思うて　探すがわからん
　　頼むけ　貸してくれさん」

私「ですから　ここは△△じゃありません」
　「・・・・・・」

おっ
とうとうわかったか




　「貸してくれんのか」



ガチャン









って
いっぽーてきに切られた




貸してほしいものは　なんじゃったのか
また聞き取れなかった

前回は貸す
今回は貸せ


ブツは　なんなんか

寂しそうに切ったばーさんの声に
やっぱり　なりすませばえかったんか
と思ってみたりするわけよ



また　かかってくるのか

努力の友

お友達が映画に誘ってきた
のはいいんだけど

私　はっきり言って
その映画　興味ない

ないけど　付き合ってやるか

って思ったんだけど
2人が観に出かけられる日って
レディスデーじゃないわけ

そう１８００円で観なくちゃいけない
から
私は　ブーたれたね

安く観られなきゃやだ
っつって

したら

お友達
どっからか

割引券ゲットしてきた

これなら文句ないっしょ
な　いきおいで


しかたない
観たくない映画じゃが
１０００円なら
付き合ってやるか



で

もうすぐ
観に行くわけなんだけど


なんかさーーっ


時間経つにしたがって

じょじょに
だんだん
やっぱり


わざわざ観に行くの
面倒くさいなーーっ

って
なってきて




断りたいなーっ


って
なってきて




いえ

言葉には　出しませんよ




その


顔が　曇り始めた
っていうか








お友達




察知したか










タダ券
拾ってきた
2枚




たまげた




詳しくは
勤め先の事務所の　ゴミ箱に
捨てられてたらしいんやけど








もう
断る理由ありません
行ってきます

あいかわらずよ

あ～あ

今度　こっそり一人で食べてやろう
って


タンスの奥底に隠してた


崎陽軒のシュウマイ




腐ってたーーーっ




あ　ちごた




賞味期限切れてたーーっ
（お約束）







いつって


１０月３１日に





今は何月だ




まだ　いけるのか

もう　いけないのか



この　はなが　迷うなんて





納豆やヨーグルトみたいに
醗酵してる食べ物と
ちょいと違うからな。。。










悩む











とりあえず


冷蔵庫に　入れてみた







あれやったら
今朝もはよから　ゴルフ行きおった
夫くんに　出しちゃろ

やけくそ

あけても　くれても
ゴルフ　ゴルフ
って
そんなに　ゴルフが大切か

このわたくしより　大切と申すか

週末　一緒に遊びたいのに
ゴルフが忙しい夫め
私を　ほっといてていいのか
私を　ほっといてたら　どうなるか




教えてやろか


私を　ほっといてたら



こうなるんや





夫のゴルフバッグの中の
着替え用の下着






全部　







私のおパン　おブラに
替えといてやった







しるかっ

会話が弾む

道歩いてたら
なにか落ちてる

なんじゃ


しゃがんで見た












入れ歯じゃん


こんなもん
どうやって落とすんだ







そうだ






ケータイでパチリ





友達に
写メした



「あんた　困ってんじゃないか

これ　落ちてたで」





すぐに返事きた

「おーーーっ


私の　ジェームス

探してたのよ」








相変わらず
裏切らんやっちゃ


しかも
ネーミングまでとは


一枚上手か

信じてほしい

お昼ごはんをお友達と食べた

それから
うち来る？
って　なって
お友達我が家へ

久しぶりにお喋りするから
もう　お友達
話が　止まらん止まらん
止まらんのは　ええんやけど
私は
お昼ごはんを食べたら
猛烈に　眠くなるのよ
そう　お昼寝したくなっちゃうの

でも
久しぶりのお友達
一所懸命　私に話しまくるから
ここで　寝ちゃあ失礼よね
頑張って　目　見開いて
話　聞いてたんだけど
でも　睡魔には勝てん
自然と瞼と瞼がお友達・・・・

でも　寝ちゃいけん
相槌打ちながら
意識は朦朧・・・・



なにか　言いよるな・・・

ようしゃべるな・・・

・・・・



完全に　　意識無くなった



睡眠って
浅い眠りと
深い眠りが　交互にやってくるらしいじゃん


で
私
随分と意識無かったんやけど



　ふ　と
目が　覚めた
（浅い眠りになったんやろね）




んだけど



お友達

怒るどころか
感心してる


「さすが　はな」


なに？
なに？


厚かましくあんたの目の前で寝たことに
感心してんのか



「はな　あんた
私が　どんなに大きい声でしゃべっても
目覚まさんやったのに









下ネタ始めたとたん



ガバッ　
と起きた」










そりゃ
誤解じゃ
たまたまじゃ





って
誰も　この偶然
信じてくれんのやろどうせ