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機器設定のための備忘録

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NHK サイマル放送 - らじる★らじる(3)

2011-12-11 21:00:00 | FM放送

何気なくサイマル放送のらじるを聞いていたところ、今週あたりから妙に歪が少ないことに気がついた。wavespectraで表示させてみると、以前は第2放送でも 20kHzを越える領域まで音声があった(下図)。高音域のほとんどはノイズだろうけれど、これが仕様なのだと思っていた。

ところが歪が少なくなったと思った番組を同様に確認したところ、17kHzで音声はカットされていた(下図)。どうしたことかと思い、今までに録音したものを確認すると、12月4日までは上のグラフと同じ周波数帯域、5日以降は下記のグラフの周波数帯域となっていた。

両方とも放送開始時に毎日流される、放送開始の音楽を3分程度再生した状態。本来ならまったく同じ特性グラフになるはずだが、全体的に音量も少し下がっている。

また、音の強弱を比較するとまったく異なっていた(下図)。上段が12月4日、中段が12月11日の放送開始の音楽。そして、古い録音だがたまたま 1997年6月24日のFMでこの放送開始の音楽を録音したMDが見つかったので、これを取り込んだ。audacityを利用して、3つの音源を比較。

 

すると、見て明らかなように三者三様。上段と中段は録音時のボリュームはまったく同じ。1997年に録音したものと比較すると、中段の音源は強弱がはっきりしていないこともわかる。次に冒頭部分を拡大してみた(下図)。明らかに4日までの "らじる"は音が歪んでいる。そして中段の本日録音した音源は歪み感はほとんどないものの、音の強弱に乏しい。

こうして比較してみると、12月4日までの放送開始の音楽は冒頭から音が歪んでいることが、よくわかった。入力レベルが何らかの理由で高くしていたのだろうか。リスナーからの指摘があったのかどうかわからないが、その改善策として5日の放送開始から調整されたようだ。何はともあれ、らじるの音質改善は素直に喜びたい。でもここでもテープスピードが違うのか、次第に音のずれが大きくなっていく。ネットの回線品質によって細切れになっているのかもしれないが、MDからの音源が最も早く終わる。冒頭の15秒からして、どんどんずれていきそうな差がある。

それに放送開始の音楽冒頭の音の強弱が、らじるとFMとではまったく異なっているのも面白い。FMでは3音目の音量が大きいが、らじるでは正反対。手元にある音源も、MDで録音したものなので、果たして送信されたものと同じ特性になっているかどうかわからないが。

第2放送の放送開始時に流される音楽については、wikipediaに下記のような記述がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/日本放送協会の放送形態

曲名:『ラジオの開始・終了音楽』(NHK独自のもの)
作曲:熊田 為広
演奏:三石 精一
楽器:チェレスタ



NHK サイマル放送 - らじる★らじる(2)

2011-12-11 00:00:00 | FM放送

NHKのサイマル放送の "らじる★らじる" が9月に放送開始となって4ヶ月が過ぎたが、そのクリアな音質から第2放送はよく聞くようになった。一方、FM放送はやはりチューナーで聞いたほうが音がよく聞こえるので、放送設備の点検などで FM放送が休止になるときに "らじる" で聞いている。放送開始時に音の圧縮具合を比較してみたが、毎朝の放送開始時と放送終了時の音楽を比較してみと顕著な差が出てきた。

 

 

放送終了の音楽の波形をキャプチャーしたものを示す。上段はチューナー、下段は "らじる" から録音した第2放送。チューナーから録音すると、どうしてもノイズが気になってしまう。このノイズレベルがもう少し低ければ日常的にも楽しめるのだが、周囲にノイズ源がいくつもあるとなかなか難しい。"らじる" は入力レベルが大きくても小さくても、鋭く音が入ってくる場合は音がつぶれ、歪んでいる。もう少し改善の余地がありそうなものだが。そして "らじる" の場合は途中で音が途切れることがあるようで、曲の長さが変わっていた。おかしいと思って波形を追っていくと、途中で音が切れている部分があった。

さらにいえば、同じ番組を第1とFMで放送している、ラジオ深夜便についても興味深いことがわかった。

さらに書きたいこともあったのだが、どうも12月5日朝からの送信のフォーマットが変わったようで、音の歪みがなくなった。ちょっと比較してみたいので別項目を作ることにした。

 


MJQ - The Last Concert

2011-12-04 12:00:00 | 音楽
Modern Jazz Quartetはとても息の長いコンボだったが、1974年に一度は解散し、1981年に再結成している。その後はメンバーの Milt Jacksonが亡くなるまで活動が続いていた。 The Last Concertは、その1974年の解散コンサートの模様を収録したアルバムで、LPでは2枚組みで発売されていた。コンサート自体は2枚組みでは収録できない長いものだったので、その後 "More From The Last Concert" として、未収録だった曲で構成されたアルバムが発売された。最近出ている CD "The Complete Last Concert" は2枚組み LPでは収録されなかった曲も含められている。 LP盤をいずれ買おうと思いながら長い年月が経ち、結局入手できないまま LPの時代が終わった。そのため CDを買わざるを得なかったが、最近中古ショップで LP(US盤)を見つけた。今後はできれば "More from the Last Concert"も入手したいところ。ところで面白いことに気が付いた。この2枚組 LPは1枚目が SIDE ONE/FOURとなっていて、2枚目が SIDE TWO/THREEとなっていた。通常は1枚目が ONE/TWO, 2枚目が THREE/FOURとなっているはずだが。レコードを聞く際の何かしらの配慮なのか、単なるミスなのか。 音質的にもちょっと CDとは異なった趣きだったので、確認してみたい。