ボストン甘い生活

ボストンで見つけた美味しいものを紹介します。

幻の西洋梨「コミス」

2009-02-01 13:36:24 | 食材/デザート
その美味しさは衝撃的でした。
一昨日Wilson Farmへ買い物に行ったら、店の人がにこやかに梨を切って配っていました。
一切れ手渡されて、「この人手がきれいかしら」「梨も洗ってないだろうし」などと
思いながら口に入れたら、こ、これはっっっ!!
なんて美味しい梨! 
こちらの試食のことですから皮付きだったのですが、果肉は口の中でとろけていきます。
そして素晴らしい香り。
すぐさま袋を手にとって 梨を詰めました。


ラベルを見ると、COMICEと書いてあります。
味やtextureはラ・フランスに近いですが、小ぶりです。
果物のお菓子を作るのが好きな私ですが、これはそのまま食べたい!

日本でも食べられるのかしら、と思って調べたら、ありました、ありました。
「ドワイエンヌ・デュ・コミス」と麗しい名前がつけられています。
栽培がとても難しく、生産者がほとんどいないため「幻の西洋梨」と呼ばれているとか。
驚いたのはその値段。
こちらの通販ではなんと6個で
「通常価格9800円のところ初入荷特別記念価格6800円」(!!!)
大玉とはいえ、何か間違ってませんか~~?
私、パウンド当たり2ドル39セントで買いました。ええ、7個で800円くらいでした。
他の種類の梨が1パウンド1ドル49~99セントでしたから、やや高いですが。。。
なんか、日本って果物に妙にもったいをつけるところがあるように思います。
桐の箱に入ったメロン1個1万円とか。
千疋屋みたいな高級フルーツ店、アメリカには存在しないですよね??

今日またWilson Farmへ行ったら、もうオレゴン産のCOMICEはほとんどなくなっていて、
代わりに大振りなワシントン産が積まれていました。

左がワシントン産。収穫期は9月~3月だそうです。

早速食べ比べてみましたが、オレゴン産の方が熟していたのか美味しかったような。
食べ頃のを売り出していたのかも知れませんね。今日はAnjouが試食に出ていました。

梨の種類、いろいろあって面白い。

楽しみがひとつ増えました。
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