田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)

海外ドラマや音楽を通して英語を学んでいる技術翻訳者のブログです。タイトル通り、田舎暮らしです。

百人一首の世界

2011年02月03日 | 本と雑誌

ちょっと時機を逸してしまった感がありますが、百人一首の話です。

今年の正月も百人一首のかるたをする機会を逃してしまいました。

仕事が技術翻訳なので、英語や工学分野にだけ興味があると思われがちなのですが、実は、百人一首は結構好きです。昔、インターンシッププログラムに参加したときにも

http://www.internship.or.jp/

百人一首の英語版の本を米国へ持って行き、授業で紹介したほどです。

高校時代には百首全部覚えて、校内百人一首かるた大会に出ました。1年のときはペア形式で準優勝、2年と3年では個人形式の大会になり、2連覇を果たしました。昔は「決まり字」もかなり把握していたものですが、今は「村雨の...」の「む」ぐらいですね。

で、何故今頃百人一首なのかというと、ちょっとおもしろい本を見つけたからです。

こんなに面白かった「百人一首」 (PHP文庫) こんなに面白かった「百人一首」 (PHP文庫)
価格:¥ 660(税込)
発売日:2010-04-01

なんだか、現代風の挿絵などが載っていて、「古文の勉強」という雰囲気ではありません。文法的な解説などはあまりなく、一首一首の詠まれた背景や詠み人の人物像などが、現代的な視点を交えながら描かれています。これを元に人物相関図などを書くとおもしろいことでしょう。

まさか百人一首の解説に、貴公子、反逆児、歌姫、超絶技巧(ギター雑誌みたい)という言葉が踊るとは思っていませんでした。

基本的に、見開きで一首の解説が書かれているので、寝る前に読むにはピッタリです。一応、「この歌はまだ覚えている!」と1つずつ確認しながら読み進め、50首まではまだ無事に覚えていることが確認できました。

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発売日:2008-08-25

最近はCD付きの百人一首かるたも販売されてますから、かるたは一人でも練習できると言えばできるのですが、できれば、娘たちと「対戦」し、百人一首の世界を味わってもらいたいものです。とはいっても、高校生の娘も数首しか覚えていませんから、楽勝は目に見えています(笑)。


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