田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)

海外ドラマや音楽を通して英語を学んでいる技術翻訳者のブログです。タイトル通り、田舎暮らしです。

雑草の本

2011年10月05日 | 本と雑誌

雨が降ると、途端に雑草が気になり出します。

植えてもいないのに、庭の常連さんのように、いつも同じ所に同じような雑草が生えます。茎を切ると白いネバネバの液体が出てくるもの、えらく小さい実をつけるもの、いくら引っ張ってもなかなか抜けないもの、根っこがつながっていて駆除が難しいもの...。

気になる雑草でも、自分で苗を買ってきた物ではないため、意外と名前は知りません。

「またコイツか!」といった程度です。

で、気になることは解決しないといけませんから、先日、書店でたまたま見つけた雑草の本を買ってみました。あまり時間がないときだったので、写真と絵が載っていて、それなりに説明がありそうな本を選んだつもりでした。

身近な雑草のふしぎ 野原の薬草・毒草から道草まで、魅力あふれる不思議な世界にようこそ (サイエンス・アイ新書) 身近な雑草のふしぎ 野原の薬草・毒草から道草まで、魅力あふれる不思議な世界にようこそ (サイエンス・アイ新書)
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発売日:2009-05-16

確かに、我が家の庭の一部を占有している雑草たちの名前は載っていました。

茎から白い乳液のようなものを出す草はコニシキソウ、コニファーの下で芝生の中にベタッと生えている草はオオバコ、テラコッタと芝生の間から顔を出しているのはコミカンソウ、クローバーの葉っぱをちょっと大きくしたような草で薄紫の花を咲かすのはムラサキカタバミ(恥ずかしい話ですが、小学生の頃は、このムラサキカタバミをクローバーだと思っていました)。

写真で雑草を特定できますし、索引で雑草名を検索できます(名前がわかればの話ですが)。各見開きの右ページに絵と写真、左ページに説明(らしい)という構成になっていますが、著者は雑草だけにとどまらず、雑学の知識も披露したかったようです。説明(雑学)ページの方を読むと、雑草の説明というよりはエッセイといった感じ。それなりに楽しめますけど、思っていたものとはちょっと違ったかなあ。帯に書かれていた「図鑑」という言葉に惑わされてしまいました。実際の本の表紙には、「図鑑」なんて書かれていませんし。

実際に雑草の図鑑なんてあるのか探してみたら、amazonで簡単に見つかりました。

身近な野草・雑草 (主婦の友ポケットBOOKS) 身近な野草・雑草 (主婦の友ポケットBOOKS)
価格:¥ 945(税込)
発売日:2007-03-01

純粋に雑草の図鑑が欲しいときには、こちらの方が調べやすいかもしれませんね。「読み物」ではないかもしれませんが。

雑草はもの凄く身近な存在ですから、名前ぐらい知っておいてあげると、少しは愛しさがわくかな...?

でも、生えて欲しくない場所に生えるから「雑草」の称号を与えられるだけですから、ビオラのような可愛い花でも、勝手に生えてきたら雑草扱いされると聞いたことがあります。我が家の庭では、そんな可愛い「雑草」はほったらかしになるとは思いますが。


2 コメント

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こんにちは。 (ぶらーべん)
2011-10-08 11:22:23
こんにちは。
ビオラは、欧州では雑草らしい?ですね。
我が家でも、雑草(と害虫!)は少し困りものです。
家のすぐ外の道路際の雑草は、抜いた後に塩をまいておきます。
でも、我が庭には塩はまけませんから・・・。
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塩ですか?塩害ということを考えると、生えにくく... (翻訳者)
2011-10-08 21:44:40
塩ですか?塩害ということを考えると、生えにくくなるのかもしれませんね。うちは海の近くなので、台風の後などは、よく屋外のものに塩が付着していますけど、雑草は結構涼しい顔(?)しています。機会があったら、直接振りかけて実験してみたいです。
除草剤をかけにくいところに生えている雑草には、筆で除草剤を葉っぱに塗るようにしています。スギナとかシダには有効です。
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