Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

北国の本当の怖さ~後日談

2011-02-09 13:55:45 | 村民ネタ
先日、シオラーノの同級生のお母さんが

不慮の死を遂げた記事を書いたけど

他の人からの話で、少し分かったことがあったので

付け足し文化の違いから来る文句を少し




結局アビーママは、彼氏の家からの帰りに車が雪にはまり

タイヤ周りを見に車から降りた

そしてどういう訳だったか、車をロックしてしまい

コートも携帯も使えないまま、彼氏の家へ歩くしか術がなかったようだ

それを聞いてまたホロリ来た





解剖検査が月曜日予定されているとも聞いていて

そのうちに葬儀の情報が学校から入ると思っていた

シオラーノと良く遊ぶ男の子のお母さんは、学校の事務をしていて

先日も「葬儀の時には息子と献花をしたい」と言ったので

私も「そのときは是非声をかけてね」と頼んでおいた



な・の・に・・・・

昼過ぎに隣村の友人から電話で

昨日の新聞に、葬儀の予定やら故人の生前の話が載っていたという

うちは新聞をとっていないので、急いでネットで見てみると

葬儀は今日の2時から。。。。(すでに1時半)

なんじゃ、そりゃあーーーーーー!!!


日本だと、子供と同じクラスの子の身内が亡くなって

親しくなくとも、小さな村だし面識があれば葬儀に参列するのは

当たり前の義理、とは私の了見

友人曰く、ここではだれかれの葬儀に

どなた様もお誘い合わせの上 なんてことは皆無らしい

まあ、彼女はキリスト教で日本の仏教的な考え方や

日本人の何でもみんなと一緒に が嫌いな人なので

逆に行きたい人が自分で調べて勝手に行けば良いと思っている

私が参列しなくても、誰もあなたを責めないよって言った




シオラーノの友達のお母さんが、私に連絡をくれずに

今日の葬儀に自分達だけ参列してたら。。。。

ワタシちょっとショックでしばらく立ち直れないわ


人情や義理など、皆無なアメリカ

その中で不人情を怒ってもしょうがないんだけど。。。


ただの買い物とかお茶会とかなら、許せる

もう二度とお別れを言えない人へのお別れだよ



でも・・・

それを若造に話したら、行かないほうが良いと思うって

こちらでは子供同士が友達だとかは関係なくて

故人と自分がどういう関係だったか らしい

村のほとんどが親戚で、幼馴染で友達な場所で

私が行ったら「なんでアンタが来るの?」って言う空気になるらしい


アメリカの片田舎で 一生に一度の義理 という

昭和生まれのワタシの考え方など 理解して貰えないみたい


なんだか。。。。消化不良


今日 外は晴天だけど 最高気温はマイナス17度です