サンデーたかひろ

絵描き・ながさわたかひろの制作実況 “from Machida, Tokyo”

9月:第4週『愛の綾田俊樹』

2019年09月29日 | 愛の肖像画

9月24日 
 一日ギャラリー巡り。いろいろ見た中、原宿・HBギャラリーの大谷美保子個展「エアポート」が一番のお気に入り。空港における日常の断片が描かれたイラスト十数点。絵を入れた大きい手提げバッグを持ち歩いていたためか「アーティストさんですか?」と聞かれ「いや、そうとは言えないです」と答えた。いつか言えるようになりたいものだ。DMとは別のポストカードをもらえた。こういうの嬉しい。

 DM

 もう一つ、京橋・LIXILギャラリー「クリエイションの未来展/more than Reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE) 」展。最終日に間に合った。入口に名刺大のカードが3種置いてあり〈1.お持ちのスマートフォンでカードのQRコードを読み取り、URLにアクセスしてください。2.音源を再生しながら展示をご鑑賞ください〉とある。スマホを持たない自分は一蹴された気分。生きづらくなってきた。。

 夜は、TOHOシネマズ新宿で『アス』。ある晩、自分ら家族とそっくりな別の家族が赤い服着て横一線に手をつなぎ玄関先に現れる怖い話。何者?ってところ、トンデモ設定だが、ゾッとする。

 

9月27日

  

 下北沢 ラ・カーニャで綾田俊樹『秀ちゃんの席』。9/4に新宿で観た一人語りの発展形だ。ピアノ伴奏にパスカルズのロケット・マツ、客席から突然歌唱参加(びっくりした)で松永希が加わり、途中から前回とはまったく違う展開に。2本の映画を一人語りで再現するまでは同様なるも、映画を見終え、館を出て飲み屋をくぐるところからまた別の話が始まる。映画と日常が邂逅していく様が見事。今後まだまだ展開させる予定だそう。
 前回の公演前に撮らせてもらった写真を元に絵を描き、持参した。開演前にご挨拶。終演後、見ていただくことに。舞台を観終え、さすがにお疲れであろうところに腰が引けるも、お約束したことだしと自らを奮い立たせる。きっと喜んでいただける!

 「うわー、ありがとう〜」スタッフを呼び寄せ「これ描いてもたったよ」と。すぐに打ち上げが始まるらしく、近しい方々がテーブルを並べ始めるのを横目に、気持ちが急く。「できたらコメントを記していただきたく… いただけたら完成です!」そうしていただいた言葉「どこに書こうかな?」と場所を探りながら___

“どっこい生きている”

いい言葉。

 一人語りは「今後、映画を替えたりもしながら続けていくつもり」とのこと。東京乾電池では柄本明さん、ベンガルさんも描きたいんです!とお伝えすると「言ってとくよ」とのこと。宜しくお願いします!
 『愛の綾田俊樹』完成。綾田さん、ありがとうございました!

 

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1 コメント

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Unknown (honolulu-rock)
2019-10-09 16:01:46
 こんにちは。「愛の綾田俊樹」のブログの更新に気付いていませんでした。サインをする綾田さんの写真も素晴らしい。「どっこい生きている」って今井正監督の映画のタイトルかしら。ピョン吉も「どっこい生きてる」けど(笑)。
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