今日
厚生労働省HPにおいて発表された
平成18年度の年金財政に関する資料
(2008年6月23日、第32回社会保障審議会年金数理部会提出資料)
平成18年度の年金財政に関する資料
によると、
○ サラリーマンであって厚生年金をもらっている人の場合
(老齢基礎年金を加えて)
月額
男性で 187,545円
女性で 106,912円
であった。(平成19年3月末)・・・資料1 p5 . . . 本文を読む
【マスコミがいう年金問題】
年金に関しての世間の関心は、
○ 年金記録のこと、社会保険庁がなくなった後の組織のこと
○ 基礎年金の国庫負担引き上げ(法律で決めている)の財源をどこに求めるか
にあるようです。
・・それは、それで間違いなく、ウェブ上でも沢山の情報・意見・批判がある。
【5年毎の制度改正】
今日は、
次期年金改正として、すでに専門の審議会で検討が進んでいる・・
という簡単な報告 . . . 本文を読む
【社会保障国民会議の隠れた論点】
今朝の日本経済新聞の「経済教室」(鹿児島版では、33ページ。写真)
では、
八代尚宏(国際基督教大学教授)氏のコメントが載っている。
社会保障国民会議の中間報告(6月19日)に関して、
50%をきった国民年金の納付率のことに触れている。
*論文は、少し専門的になるので、ここでは論文の紹介だけしました。
【国民皆年金】
保険料を納めるべき人の半分がおさめていな . . . 本文を読む
【次期改正の本格審議が昨日から】
今朝の日本経済新聞(p5)は、
昨日4月22日
厚生労働省の社会保障審議会年金部会が本格的な審議に入ったと伝えています。
*ウェブサイトでは、日経、朝日とも出てなかったようです。
○ 年金の改正は、5年ごとに行われる。(財政再計算)
○ 次回の改正は、2009年中に改革案を作る段取り。
○ 日経紙には、政党や議員、経済団体や労働組合、報道機関
のから提案 . . . 本文を読む
日本年金学会
では、
毎年総会と研究発表を行い、その内容を学会誌にまとめている。
第27号が届いたのが、その目次はアップされていない。
書物も「非売品」となっている。
*総会のシナリオを参照ください。
学会の事務局は、年金シニアプラン総合研究機構が行っている。
【年金に関する研究】
年金に関する実証研究は、最近では、経済学者によって行われている。
「日本社会保障法学会」では、年金問題を扱うが . . . 本文を読む
【昨日の続き】
昨日
「公的年金財政状況報告」のことを書きました。
その続報。
あのあと、
(要旨ではなく)本体の報告書の関係部分を印刷しました。
【男女別で見る】
昨日は
国民年金(老齢基礎年金)だけもらっている方の
月額は、52,963円と紹介しました。
これを、男女別に見ます。
男性 58,429円
女性 48,929円
約1万円の差があります。(男性だって、高くはありません)
. . . 本文を読む
【新しいような古いような】
今日
3月31日の厚生労働省のホームページの新着記事の項目に
「公的年金財政状況報告ー平成17年度ー」を見つけました。
これは、
平成19年11月29日
社会保障審議会年金数理部会がまとめたものです。
3ヶ月経っていて古いのですが
試みに、厚生労働省のホームページの年金財政に関するところをみると
平成16年度のデーターでしたから、さわりの部分だけでも紹介します。
写 . . . 本文を読む
【国際的な視野からの日本の年金】
年金制度をわかりやすく理解するのは骨がおれますが
今日は
前に紹介した季刊『年金と経済』の特集:グローバリゼーションと年金
(第26巻第4号)の巻頭論文
「グローバル化と年金」(府川哲夫、p4-p10)
を
できるだけ統計を少なくして紹介してみます。
*この論文では、OECD(経済協力開発機構、本部パリ)の専門的な報告・統計集を素材に分析しています。
【国民の . . . 本文を読む
【年金制度は長い歴史の積み重ね】
日本では、記録の問題から、年金の問題が内政上の大きな課題になっています。
平均寿命80年という時代ですから、退職後長い間年金で生活するわけなので、この制度がぐらつくと国民生活の安心感もありません。
私は、年金政策には直接関与していませんが、すでに66歳で、年金受給者(厚生年金、国家公務員共済、私学学校共済)でもあります。まだ、働いているので、その多くは支給停止 . . . 本文を読む
【グローバリゼーションと年金】
年金に関する専門雑誌としては、
『年金と経済』が代表的なものです。
発行は、
財団法人 年金シニアプラン総合研究機構です。
季刊で、今日、最新号が手元に届きました。
2008.1付け 第26巻の第4号です。(通巻第104号)
定価は1800円と印刷されていますので、市販しています。
A4版で、最新号は176ページです。
ホームページは
http://ne . . . 本文を読む