年金問題については、
9月28日の第1620号の記事で、幾つかの側面を整理したばかりですが、
昨日9月29日、厚生労働省の社会保障審議会年金部会が改正案を提示したことが伝えられました。
研究のための覚書。の9月29日付記事は、毎日新聞の配信で伝えています。
今朝9月30日付の日本経済新聞は1面で伝えています。
この案が提示されるまでの経過は、厚生労働省の審議会記録にアップされています。
*9 . . . 本文を読む
【入り組んで・こじれている年金問題】
今度の国政選挙の最大の争点の一つは年金問題ですね。
社会福祉学部の学生は、普通2年次で学ぶ「社会保障論」の中で、制度の概要や課題を学びます。そのほかの学部では、まとまった講義はないでしょう。
経済学部や法学部では少し触れることがあるようですが、正面から学ぶ機会は少ないですね。
このブログでも「年金」というカテゴリをもうけています。
今日の段階で30回書いてい . . . 本文を読む
【ワーキングペーパー:年金改革の国際的動向】
OECD(経済協力開発機構、パリ)
の
社会・雇用・移民ワーキングペーパー
には、新しいワーキングペーパー(以下、WP)から順に一番上に掲載されています。
List of Social, Employment and Migration Working Papers
と、タイトルがあり、No.66が一番上です(2008年9月23日現在)
No.6 . . . 本文を読む
【政治と行政】
年金問題は、
記録管理の問題が当面の課題で、
・基礎年金の国庫負担率の引きあげ
・さらには将来にわたる年金財政の安定方策
などの基本的な議論は、先送り的な様相です。各国と比較してなんとも呑気ではと心配です。
いつもいいますが、日本では政治家で詳しく年金を研究している人が少ないですね。そこから、本来は政治が決断する問題を行政に任せる形になっています。
もちろん、年金記録の管理こそは、 . . . 本文を読む
【ISSA】
ISSA
とは、
INTERNATIONAL SOCIAL SECURITY ASSOCIATION 国際社会保障協会
の略称です。
ILO 国際労働機構 は、ご存知の方も多いでしょう。労働条件に関する国際条約を結んでいます。ISSAは、その兄弟組織です。
私が、40年前に行ったときは、ジュネーブのILOのビルの中にISSAがありました。
社会保障(ここでは、医療保険や年金制度な . . . 本文を読む
8月13日のこのブログの記事で
週刊経済誌『ダイヤモンド』の特集のことを紹介しました。
その特集のpp.42-43に年金額の推計に関する解説がのっています。
そのもとは、
厚生労働省が関係の審議会に説明用に提出している資料です。
*社会保障審議会年金部会 2007年2月26日(第4回部会)提出。
年金額の長期推計に関する資料
のp.1 と p.2 を参照ください。
○ 年金額の推計は
・ . . . 本文を読む
今朝の
日本経済新聞「経済教室」p23は、
年金関係ではわが国を代表する研究者として知られる
一橋大学の高山憲之(たかやま・のりゆき)教授の
「年金記録漏れ、海外でも」が掲載されています。
社会福祉関係の方は、「経済教室」に触れられない方もおありと思い
紹介します。
○ 外国でも多発している。情報は公開されていないが、先生が直接担当者にヒアリングした結果に基づいて現状を報告している。
○ . . . 本文を読む
【意外な発展】
いもずる式
ということがありますね。
○ 中国からの留学生が「中国の医療」についての文献を探していた。
○ 私が、日本の年金に関してのよいテキストを探していた。
・留学生の陳さんの推薦で
「世界の社会福祉年鑑2007」を研究費で買った。(中国の担当が、王 文亮先生だったから)→7月15日付けこのブログで紹介しました。
・その年鑑のドイツの項目が、藤本健太郎氏だった。
→ . . . 本文を読む
年金の議論に入る前に・・
【決めるのは国会ですが・・】
年金制度は
厚生年金保険法など
法律で根幹を決めています。
ですから、制度の基本は国会で決まっているわけです。
(強行採決とか、政治の場面での内容は別の議論として・・)
*国会議員で、年金制度に詳しい人は何人かはいますね。
【政府案の提出】
その法律の原案は
政府が閣議の決定を得て国会に出すわけです。
閣議での発議者は、担当大臣(厚生労働 . . . 本文を読む
【専門審議会の議論が進む】
昨日
7月8日の厚生労働省のHPの新着記事に
社会保障審議会年金部会(第10回:7月2日)の提出資料がアップされていました。
このブログは
6月25日の記事でも触れました。
専門的で難しいのですが
年金を受ける側からすれば大変重要な事項が多いのです。
膨大な情報量ですから
少しずつなんとか普通の暮らしをしている人がわかるようにコメントできるといいな
と考えています。 . . . 本文を読む