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【専門雑誌の紹介】『年金と経済』最新号

2008-01-28 12:54:59 |  年金
【グローバリゼーションと年金】
年金に関する専門雑誌としては、
『年金と経済』が代表的なものです。

発行は、
財団法人 年金シニアプラン総合研究機構です。

季刊で、今日、最新号が手元に届きました。
2008.1付け 第26巻の第4号です。(通巻第104号)

定価は1800円と印刷されていますので、市販しています。
A4版で、最新号は176ページです。

ホームページは

 http://nensoken.or.jp です。

【テーマ方式】
毎回、テーマを設定しています。

今号は、
「グローバリゼーションと年金」です。
特集論文は4本。
最初の論文「グローバル化と年金」
は、府川哲夫(国立社会保障・人口問題研究所 社会保障基礎理論部長)
によるもので、
内容は、年金制度の国際比較となっています。

あとの3論文:
・社会保障協定
・年金運用
・海外における年金生活
です。

*第26巻第3号の特集テーマ:会計基準と年金
*第26巻第2号の特集テーマ:高齢時代と日本
*第26巻第1号の特集テーマ:確定拠出年金

【調査研究シリーズ】
各国の年金制度について、4ページ程度で、専門家が
最新の事情を展望しています。
今回取り上げられているのは、24カ国です。

年鑑的に活用できる資料です。
24巻第3号で掲載したところ、反響が大きかったので、
それに、追加・修正した特集としたとのこと。

【その他】
・特別寄稿
として、
「スウェーデンの年金制度の歴史」(p144-p164)が掲載されている。

筆者は、
宇野 裕(日本社会事業大学専務理事)
森 浩太郎(財務省主計局主計企画官)
で、お二人とも、かって、在スウェーデン日本国大使館に勤務された経験がある。

・書評欄に、
京極高宣『社会保障と日本経済』(2007、慶應義塾大学出版会)
が取り上げられている。
(評者:福山圭一・年金シニアプラン総合研究機構専務理事)

【編集委員会】
委員長は、宮島 洋先生(早稲田大学法学部学術院教授)
大学、シンクタンク、関係行政庁の専門家が合計12名で構成される。
*ずいぶん前にこの雑誌がまだ『年金と雇用』といっていたころ、
2年ほどだったか、私が編集幹事のようなことをしていましたので
懐かしいです。
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