6月25日刊行
サブタイトルに
「福祉国家は持続可能か」とある。
著者は、盛山和夫(せいやま かずお)で
東大大学院の教授。
専攻は社会学で、年金問題は専門ではないという。
文献を見ると
このところ年金政策について刊行された
基本的な著作が網羅されている。
今話題の年金記録問題が表面化する前に脱稿している。
公的年金の問題は、記録の問題ももちろん大きいが
制度の持続が可能か という点にある . . . 本文を読む
今朝
6号館(私がいるところ)の前で
久しぶりにカメラを。
空は夏の雲だが・・
今夜も雨という
宮沢喜一元首相がきのう亡くなった。
新聞やテレビがその業績を報じている。
テレビで
憲法9条の意義について熱弁をふるっているのを
聴いたことがある。
専門外で判らないが
経済政策的には
日米繊維交渉、バブルの対応、不良債権の処理
・・いずれも芳しい結果ではなかったようだ。
20年以上前の
ドイツ . . . 本文を読む
私が
現在、仕事として講義しているのは
学部、修士過程、博士過程において
「社会福祉概論」「高齢者政策論」「国際福祉論」といった領域です。
各種のホームページにアクセスすることによって
新しい情報に接することができますから
講義の内容を維持するためのフォーローは当然ですね。
しかし、
ウェブサイトからの情報は
学生もアクセスできるわけですから
教師としては
例えば
国際機関や海外の大学のホームペ . . . 本文を読む
朝テレビで
富山市の新しい市電の試みの話を見た。
東京などへの大都市圏の人口が増加し
過疎地の人口は減少する。
鹿児島県内でも
新幹線の通る地域に人口が集まり
大隅半島などは人口は減り
公共交通はさらに撤退している。
富山市の試みは
利用客の減ったJRを廃止するのではなく
新しい車両を投入し、便数も増やすことによって
車に変わる役割を復活させている。
自動車免許を返上した高齢者にはパスが与え . . . 本文を読む
BSフジ
20:00~20:50
養老孟司先生へのインタビュー番組を見る。
ベストセラーの「バカの壁」なども読んだし
テレビでの話も何度か聞いたが
今夜はさらに考えさせられた。
人間の生活と自然との調和、エネルギーを多く使うアメリカ型
の生活の問題点などが
昆虫の研究、東南アジアへの旅行、熱力学の法則(エントロピーの増大)
など独自の体験からくる思考をわかりやすいたとえ話で
話されるので
今 . . . 本文を読む
「社会福祉概論Ⅰ」を
1年生に講義しています。
このブログで毎週お伝えしていますとおり
前期は、教科書も問題を把握するためのものを使い
討論・発表に重点を置いてきました。
後期も同じ学生を担当しますが
クラスの24名がかなり親密になってきた様子なので
この勢いを基礎に
次第に「社会福祉原論」らしい内容にと考えています。
ですが、有名な教科書をこれまで7とうりほど読んでみましたが
まことに難しい内 . . . 本文を読む
2007年度に入り
3ヶ月たった。
勤務先の生活としては2年度目。
年齢は、4月で66歳。
4、5、6月が過ぎようとしている。
3月に自宅を越した。これも3ヶ月ばかりたってようやく
慣れてきた。
勤務先のことで
4月からは、博士課程ができ、また、勤務2年目ということからか
学内のさまざまな委員会の分担が加わる。
このブログでは、これらのことはこれまでも書かなかったし
これからも書きません . . . 本文を読む
今週は
大学院の講義が2回あったので
夜遅い日があり
そんな日も朝は早く行っていますので
やはり疲れますね。
雨のため
JRが遅れるという日も2日ありました。
昨夕も狭いホームで30分待ちました。
で
土曜日の今日は
天文館という鹿児島の繁華街
で食事をして
ビルの3階にあるコーヒー点で一休み。
木製の机といす
戸棚などで
ゆっくりした雰囲気。
街は選挙が近いせいかマイクの声がうるさいです . . . 本文を読む
週明けて月曜日6月25日
6限 18:00~19:30
修士
第11講
皆さんのプレゼンは
3巡目(最終)なので
ある程度まとめの話を
お願いしますね。
(くじの1番と2番が当番です)
私からは
少し幅広く
「大学と世間」
というテーマでお話しする予定です。
昨年亡くなられた阿部謹也先生の晩年のテーマでした。
(もと一橋大学学長、共立女子大学学長を勤められた)
また私には学問上の「先生」に . . . 本文を読む
ふだんは
新聞やテレビが情報源ですが
こういう情報とは一歩違った視点の情報感覚を
忘れないために
例えば、『本の話』という月刊情報誌を読む。
文芸春秋から毎月出ている。
年間購読料1000円。
早い話が新刊書の宣伝的書評誌である。
薄いのでJRの中で読む。
昨日届いた7月号から
連載中の吉村作治「教授のお仕事」
は、大学の人事・選挙騒動を皮肉たっぷりに書いている。
著者インタビューでは
東 照 . . . 本文を読む