そろそろ娘を出産してから、
丸38年になります、
商売家の実家は母も忙しく、
初めての出産でも里帰り出来ず、
産後のお手伝いを頼んでいた家政婦さんが、
風邪をひいて出られないと連絡が来たのは
退院前日の事、代わりが見つからないまま、
3歳のいたずら盛りの長男と、
6ヶ月の長女を抱え、
自宅で英語教室を開いている姉が、
仕方なく引き受けてくれた。
お風呂に入れて入る娘を、不思議なもの見るように、
ジッと見つめている6ヶ月の姪を写した写真が残っています。

父が作ってくれた絞りの祝い着は、
その姪、娘、姉の次女、とあちらこちら回り、
我が孫2名が済ませ、姪の長女、
今年は姪の次女の番が回ってきました。
30年以上経ったこの着物です。、

友人から譲り受けたこの着物と、
代々繋がっていくのだろうかしら?
甥達に6歳、1歳の女の子がいます。
着てくれるでしょか?
大事に手入れをしておきます。


孫は16歳、もしかしてあと15年位したら、
着る子がいるかもしれません、
着物はそんな事が可能ですよね。
風を通して、綺麗にたたんで姉の所に届けます。
