えくぼさん

こんにちは。
訪問介護のちっちゃな事業所です。

家族あっての介護保険か

2009-01-31 23:10:34 | 介護保険
介護について、話を聞いていただく機会があって、考えた。
高度経済成長期を経て、大家族から核家族に大きく変化した。そして、驚くような長寿社会となった。

改めて考えてみると、私たち訪問介護が伺うお宅は、①高齢者ひとり暮らし、②老老(夫婦ふたり暮らし)、③老親を娘さん、息子さん(シングルの場合も多い)がみているというパターン。

高齢者のひとり暮らしは、全般的に支援できるので、ヘルパーとしての仕事はしやすい。ただ、この先、そして、最後はどうされるんだろうは常に考えざるを得ない。親族さんが疎遠だったり、おられなかったり…。

老老は、2パターンあって、一方が重度で、お元気な方が、献身的に介護されている場合。介護している側の身体的な負担が大きい。精神的には、生き甲斐、やり甲斐感は、いっぱいな感じを受ける。

もう一つは、ご夫婦ともに微妙に低下していて、両方が介護保険を利用している。「同居家族がいる」扱いになって、家事の部分の支援はたいへん微妙になる。

娘、息子さんがシングルで見ている場合、息子、娘さんは仕事をしなければならず、介護サービスをフルに利用して、仕事もし、介護もし、介護サービス関係者との連絡調整もけっこうたいへんな様子。時間もお金もいっぱいいっぱいな感じ。
お邪魔してみての実感は、介護の知識や技術は誰も教えてくれないし、家事も達者なわけでなく…。でも、元気な同居家族がいるので、「身体介護」の部分の支援になるわけ。

もっと人数の多い家族だったらどうなのか?

おそらく、私たちヘルパーの利用が少ないのは、きっと「お嫁さん」(主婦)が担われているのでしょう。
それもどうかと思うしね。

家族がなくても、いろんなパターンの家族にも対応できる介護の社会的サービスってどんなものなんだろう??

話しながら、いろいろと考えさせられました。(また、いつの日かへ続く)








在宅or施設?

2009-01-30 22:32:02 | Weblog
介護業界を大雑把に分けると「在宅」と「施設」とになるでしょう。
もちろん、うちは「在宅介護」。

私は以前、少しの期間ではありますが、
施設での介護を経験したことがあります。
そのころは、まだ20代後半。
まったく違う業界からの転職でした。
施設では、私よりいくつも若いワーカーさんたちがたくさん働いていました。
次にお世話になった施設でも、
大学を卒業したばかりの若い人がた~くさん。
こんな若いときから、介護の仕事を選ぶなんて、
とにかく、偉いなぁ…と感心したものでした。

それから、時の流れの中で在宅の世界へ。
そこで出会ったヘルパーさんたちは、
私より少し、ん~、まぁまぁ…年上の方々が主流でした。

あれから数年、
その状況に何も変わりはないなぁ。
違う事業所のヘルパーさん同士が会うことは、
あまりないのですが、
今日、他の訪問介護事業所の方ふたりにお会いしました。
やはり、私よりは、
まぁまぁ…年上の方々でした。

もちろん、年配の方々も主力の業界です。
でも、このままいくとこの業界まで高齢化が進んでしまいます…。

「施設」⇒「在宅」にきたからこそ、
両方の介護のいいところ、
反対に変えていったほうがいいところがわかったような気がします。

今、施設も人手不足なのはわかっていますが、
施設で仕事中の方で少しゆっくりしたい方、
おられましたら一緒に在宅しませんか?








ストック

2009-01-29 22:46:32 | 現場仕事
キッチンペーパーが終了、ストックしてあるのを付け替える。
冷蔵庫の飲み物の在庫切れ。ストックを入れる。

ああ、なぜか今日はこのタイミングにあたった私。

別の訪問では、冷凍ご飯がなくなったら炊いて冷凍。
調味料を足す。
薬の補充。
おしめの補充。
買い物などなど。

できれば、次の人のことを考えて、ちょっと早め早めに補充できたら嬉しいなあ。

時間いっぱいでたいへんな場合も多いけどね。


本日は、社協さんの訪問調査?でした。





月末で~す

2009-01-28 20:21:25 | 介護保険
介護保険のサイクルは、1か月単位。
年末年始を挟もうが、月によって日数が違おうがお構いなし。

月末までにいろんなことをせねばなりません。
ヘルパーさんの記録用紙を集約し、訪問の実績報告。
それぞれの利用者さんの様子をケアマネさんに報告する書類。
翌月のプラン(提供票)を受け取り、ヘルパーさんの訪問スケジュール組み。
そして、月初めの訪問をそれぞれのヘルパーさんに確認etc.

だいたい3人で、分担というか、カバーしあいながらやっております。
あっという間に、1ヵ月が過ぎていく感じです…。
ほんとに、毎月が早いです。



寒いですね

2009-01-27 23:06:18 | 現場仕事
このところの訪問の第一声。

と言っても、部屋(家)の外に出られない利用者の方も多く、この声かけ、どうなんだろう?と思うこともある。

本日訪問の方は、シベリアに抑留されていた話をされた。
新聞の記事を見られて、急に思い出されたようだ。
ふだんは、以前の仕事の話をされることが多い方だ。

祖父に戦争中の話は比較的聞いて育ったので、質問や感想を述べながら、割に話の広がりを作ることができたように思う。

あまりに過酷だったので、両親や奥さんにはシベリアの話は、とてもできなかったと言われていた。
生きて帰れて、幸運だったとも。
それに比べて、今なんと幸せなことか。

そんな話を聞かせていただいた朝。




登録気分

2009-01-26 19:42:04 | 事業所運営
本日は、4件の訪問で、微妙に移動時間が半端に余る感じ。
ううん、登録ヘルパーの時の気分です。

万が一の延長に備えて、訪問と訪問の間が30分っていう場合が多く、家が近く微妙に余るのでした。

車で移動の時は、スーパーの駐車場にとめてパン食べたり、ちょこちょこした用事を済ませたりしてました。
なつかしい。

登録ヘルパーの時に、「こうだったら働きやすいのになあ…」と思ったことをできる限り実現しています。
(全ては無理ですけど…。)

ひとつは、効率のいい訪問のコース組み。
なるべく、ぽかんと時間があかないように。

もうひとつは、交替しやすい体制作り。
登録さんは、基本的に曜日と時間で仕事を受けるわけですが、毎日の生活ではいろいろ用事ができてくる。
病気もすれば、家族の用事もある。

そんな時に、利用者さんになるべく負担がかからないように交替できる体制を工夫し、協力し合って実現しているのでありました~。


ひとりごと

2009-01-25 18:54:21 | Weblog
はじめまして
かけだしヘルパーのです。
ヘルパーをはじめるまでは、「ヘルパーなんて絶対にできない」と信じて疑ってなかった私ですが、いざしてみるとなんとまあ、なんとかなるものです。
失敗やすることもありますが、それも勉強。今後、プラスにいかして
いきましょうです
ヘルパーをしてなければ、出会うことのなかった利用者さんとそのご家族、人生の大先輩です。世代をこえての交流、なかなかよいものです

技術的なことはまだまだですが、気持ち(ハート)で日々、楽しく
お仕事しております(当然、技術にも磨きをかけていく予定)

さあ、明日からも寒さなんかに負けずに、笑顔でいきましょう



継続は

2009-01-24 19:20:52 | 現場仕事
力だったり。
マンネリだったり。

昨日、事務所でヘルパーさんが
「○○さんち、ご飯を冷凍するのに、毎回、ラップじゃもったいないので、冷凍用のケースを買おうかと思うんだけど…。」
と、発案。

私も時々訪問するお宅だけど、炊飯して、3等分して、ラップでくるんで、日付を書いて、冷凍する…がパターンになってしまってました。

確かに合理的です。
ナイスな着眼です。

馴れてしまうとなかなか「それでよし!」となり、改善しない。工夫しない。

他のお宅でもそんなことあるかもしれないと、自己点検。
本日のお宅、ありましたよ~。
小さなことですが。

急須の茶漉しの部分がゆがんで来ているが、そのまま、誰が直すでもなく使っている。
ひっかかって入りにくい。
縦が短くなって茶葉が湯に浸からない。
…と、違和感を感じながら、早何週間。

茶漉しは、金属なので、延ばして広げて形を整えればよかったのです。
本日、やってみたら、ばっちり。

上記の2点は、即解決しました。

慣れはよいことですが、マンネリにならないよう、時々、意識して点検しましょ

帰りたくなる事務所

2009-01-23 15:30:11 | つぶやき
先日、月の半ばは…なんてことを書きましたが、
あっという間に月末に突入!
そろそろ忙しくなります。
金曜日担当のです。

私は事務所にいることが比較的多いので、
訪問から帰ってくるヘルパーさん達とぼちぼちお話をします。
もちろん、仕事の話もたくさんしますが、
その他、プライベートなことも少々話します。

先日、母親として大先輩のヘルパーさん達と子育てについてお話をしました。
私事ではありますが、ただ今3歳の息子の子育て真っ最中。
いろいろと些細な悩みは尽きません。
このときは、先輩からの
「とにかく、母親はおおらかに~。」の一言で、
私の気持ちはスッキリ~したのでありました。

みんなが帰りたくなる事務所になるよう
「事務所担当はおおらかに~。」
を心がけてまいります。
だけど、忙しい時は、なかなかできていなくてゴメンナサイ
まだまだ未熟者です。

では、またお話しましょうね~。









年の差なんて…

2009-01-22 21:54:41 | 現場仕事
一口に介護保険の利用者さん、高齢者の方と言っても、かなり年齢幅は広く、60歳代から90歳代まで、ほぼ親子。
私から言っても、母の世代と、祖母の世代になるというわけ。

本日は、えとが4まわり違い、つまり48歳ほぼ半世紀違いの方の訪問。

今日は、大相撲中継を見て、解説で出ていたのが地元出身の親方で、ああなつかしいですねえ…とちょっと盛り上がる。
私は、たぶん子どもで見ていた。
利用者さんは、逆算してみるとそれでもすでに、熟年以上。

以前、市町村合併の話で少し会話になったけど、それはこの前の合併ではなく、前の前ぐらいの合併の話で、びっくりしました~。
なんとか、付いていけましたけど…

何かいいネタはないか…。
共通の話題を日夜探しています。