昨日、漫画家の水木しげるさんが亡くなられました。
水木しげるさんといえば、私が幼い頃から見てきた「ゲゲゲの鬼太郎」や
沢山の妖怪たち
をこの世に蘇らせた、妖怪の「生みの親」であり、
日本を代表する著名人、その水木さんのペンネームが、
地元兵庫区の「水木通」にちなんだ名前だと知った時から
水木さんをより身近に感じ、
水木通りを歩くたびにこの地にも「水木ロード」を作ってほしいと
思ったものでした。。
最近、著名な方や役者さん、身内が亡くなるたびに、
若い時には感じたことの無い寂しさを感じるようになりました。
自分も無くなった方達と同じ年に近づき、
何れはこの世に別れを告げる時が来るのかと思うと
このままの生き方でいいのか、何か遣り残していることはないか、、、
等と、言いようの無い「焦り」のような感情がこみあげてくることがあります。
年を取ればとるほど、もっとこういう気持ちに苛まれるのでしょうか。。
水木さんは、「妖怪」という存在に自分のメッセージを込めて世に送り出し
世界中の人に訴えていたのでしょうね。
目には見えなくても、どこにでも「妖怪」は存在していて、
心が悪に傾くと悪い妖怪に、善の心には鬼太郎の様な正義の妖怪が助けてくれるということを。。
善と悪の区別がつかないような気配が漂う今の世の中を心配して
もしかすると、水木さんご自身が新たな妖怪になってこの世に出没するかも・・・って、
そんな世の中にならないように、我々人間がもっと勇気をもって悪と立ち向かわねばですが
とにかく今は、水木さんが安らかに眠られますように・・・と
心からご冥福をお祈りしつつ、
妖怪だらけ(?)の、夜の福原でお店頑張ります