桑っちょツーリング三昧

おやじライダー九州を走る

息子の柔道

2006年11月27日 21時53分00秒 | Weblog
昨日は、息子の柔道の試合があった。
僕は、仕事があった為、試合を見には行けなかった。
そこで、試合に行く息子へ、「負けない柔道はするな、勝つ為の柔道をしろ」と言って送り出した。
負けない柔道は、相手がかけてくる技を上手にかわすが、自分から思い切って技をかけれないのだ。
技をかける時は、自分も不安定になり、下手をすれば返し技をくらって負けることもあるのだ。
だから、思い切り技をかけない。
しかし、中途半端な技でも上手に相手を転ばして、押さえ込みに持って行く子供が多い。
そして結果的に試合に勝つ。
だが、これでは何時まで経っても強くはなれない。
柔道は、投げられて、投げて強くなるものだと思う。
まして、小学生の間なら思い切って技をかけて負けても良いと思う。
試合になれば、いつも上位入賞する子供もいる。
しかし、綺麗に一本勝ちする子供は何人いるだろうか。
僕は、成績が良くても、試合内容が良くなければダメだと思う。
いつかは、勝てなくなると思う。
相手に返されるかもしれない。しかし、思い切って自分の技をかけていく。
負ける恐怖に向かって、技をかける。
こうして、気持ちを強く鍛錬していく事に、柔道をする意味があるのではないだろうか。
もし、自分の柔道が出来て勝てれば、自分に自信が持てるようになる。
とにかく、僕は、逃げる柔道を息子にさせたくないのだ。
逃げずに立ち向かう。結果的に負けても、僕は誉める。
そして、一試合でも、綺麗に投げ飛ばして一本が取れれば、もっと誉める。
たとえ、入賞しなくとも…
昨日、息子は試合終了間際に一本背負いで綺麗に投げ飛ばし、一本を取ったようだ。
それは、先生方も誉めた、見事な一本技だったようだ。
その話を聞いて、僕は本当に嬉しかった。入賞は出来なかったけれど…

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