平成17年4月17日 阿蘇ツーリング
冬の間、凍結が怖くて阿蘇には行けませんでしたが、4月に入り、桜も咲き、完全に春の陽気。
そろそろ、「阿蘇ファーム・ロード」を走りたいな。
という事で、バロン・ツーリングクラブでは、阿蘇ツーリングを企画しメンバーの集結を呼びかけました。
呼びかけに呼応したメンバーは以下のバカ者達。
リーダー S口さん :ホンダ CBR900RR
O上さん :カワサキ ZXー12R
H田さん :ホンダ VTR1000F
U田さん : カワサキ ZZR-1100
U田夫人 : ZZR-1100 ダンデムシート
I園さん : スズキ GSX750刀Ⅲ型
O田さん : ホンダ CB1300SF
K崎さん :カワサキ ゼファー改750
T橋さん : ヤマハ TRX850
大Tさん : ホンダ VTR1000SP-1
T村さん : ホンダ CBR1000RR
桑っちょ : カワサキ GPZ900Rニンジャ
何時もの様に、早朝7時に集合。
早くもメッシュジャケットを着てくる者もおり、この時期服装は人それぞれバラバラ。
今回初参加のU田さんご夫婦、T村さん、O田さん、I園さんを含め9台で、直方で待つO上さんと大Tさんの元へ出発。
この時点では、「まさか、こんなツーリングになるとは・・・」誰も思っていませんでした。
いつもの様に、遠賀川沿いから、直方田川バイパスを走り、直方の「セブンイレブン」に到着。
O上さんと、大Tさんが俺達を迎えてくれました。
ここで、朝のコーヒーブレイク。
メッシュジャケット組みは、まだ気温が上がってないせいか凍えていました。
コーヒーブレイクが済んだら、「小石原道の駅」に向け出発。
車に挟まれながらも、良いペースで走る。
小石原まで、SP-1大Tさんの後ろを必死で追いかけるが、さすがクレイジーライダー。
どんどん引き離される。
小石原手前の峠では、凄い音を響かせて走る、ゼファー改K崎さんに抜かれ、
音もせず忍び寄る、ZX12RO上さんにも抜かれた。
3人を追いかけても、腕がない俺は、転ぶ前に景色でも眺めながら走る事にする。
小石原は少し標高が高いせいなのか、北九州では散りかけている桜が、まだ綺麗に咲いている。
「小石原道の駅」では、車もバイクも沢山。
みんな、春の陽気に誘われて出てきた人達ばかりだ。
休憩の後、いよいよ「阿蘇ファーム・ロード」に向け出発する。
道の駅を出ると、下りの急なカーブが続く。
ここで、このツーリング最初のアクシデント。
後ろを走っていた俺は、一つ一つ車に続き、ゆっくりコーナーを抜けていた。
すると、ガードレールに寄り掛かっているT村さんのCBR1000RRを発見。
みんなで、寄りかかっているバイクを起こしているではないか。
なんとか、その場を脱出するが、原因を聞いてみると、対向車の大型トラックが狭いコーナーに入ってきて、離合出来なくなり、みんなコーナー入り口で停車。
それに気が付くのが遅れたT村さんが急ブレーキ&急停車。
バイクは止まったのだが、バランスを崩して、ガードレールに「よっこらしょ」とCBRを立て掛けてしまったようだ。
おかげで、左バックミラーは根元からポッキリと折れてしまい、ここから先は、左だけミラー無しのレーシーなバイクになっての走行。
本人も笑うしか無かったようでした。しかし、不幸はまだ・・・・。
小石原を抜け、宝珠山を越え、いよいよライダーのレーシング・スピリットをかき立てる「阿蘇ファーム・ロード」に進む。
ここは、高速コーナーが連続する道。アップダウンもあり楽しい道だ。
次の休憩ポイントをメンバー全員確認して、いよいよスタート。
各自のペースで走る。先頭組みは3台。VTR大T、ゼファー改K崎、TDRT橋だ。
その後を、車に挟まれながら走る7台。車をパスしながら走るのが大変だ。
俺は、完全に出遅れて最後尾を走る。みんなは完全に視界から消えている。
車も多くて、なかなかパスできない。特に軽トラ。どこから現れる!
みんなは、俺が転んでいると思っているのではないだろうか?
しかし、休憩ポイントに着いたら誰も心配してくれた様子はなく、ソフトクリームなんか食べよった。
しばらく休憩した後、黒川温泉のある「瀬の本」に向かい、ここで給油する。
VTR大Tさん、ゼファー改K崎さんは、ガソリンをばら撒きながら走る。絶対に給油しなければならない。
しかし、俺は上品で紳士的な走行。燃費も良い。みんなが給油している間に、桜をバックに愛車の写真をパチリ。
時間もちょうど昼。昼食を食べに瀬の本から「やまなみハイウェイ」を阿蘇方面に進む。
「やまなみハイウェイ」は九州を代表する道。高原の中を走る快走路だ。
ここで、ちょっとしたトラブル。
俺と、T橋君、U田さんご夫婦、O田さん、I園さんの5台が、迷子になってしまった。
なんとか、捜索隊長・K崎さんのおかげで本体と合流し、ミルクロードから、国道212号線を内牧方面に進む。
途中、俺はあるコーナーで、バンク中にガードレールが気になった。
(やばいな・・・)と思った瞬間、バイクがガードレールに近づく。
ガードレール沿いの砂利をフロントタイヤでバリバリ巻き散らかして、なんとか切り抜けたが、本当にやばかった。
それからは、きちんとコーナー出口を睨んで走りました。
昼飯を食べに内牧の「はな阿蘇美」に入り、食事にする。
朝飯抜きで走ってきた為、腹ペコだ。何を食べても美味しいはず。
注文した「焼肉定食」美味しかったです。
食事が終わり、デザートのソフトクリームを食べた後、帰路につく。
帰りは、ミルクロードからオートポリスを通って、日田に抜けて帰ることにする。
次の休憩ポイントはオートポリス駐車場。
結構きつめ(俺にとっては)のコーナーを我ながら良い感じで走り、オートポリス駐車場に着く。
最後尾を走っていた俺は、皆の後ろにバイクを停車させ、サイドスタンドをかけようと・・・。
その時、二度目のアクシデント。
サイドスタンドを立て、バイクから降りたCBRT村さん。
CBO田さんの「あ~~」という声に振り向いたら、バイクが駐車場に寝ていました。
かけた筈のスタンドが傾斜地の為にバイクが動き、外れてしまったのです。
おかげで、CBRのサイドカウルが割れ、クラッチレバーがポッキリと折れてしまいました。
早速、応急処置の始まりです。
誰が持ってきたのか、タイラップで折れたクラッチレバーを繋ぎ、その上から大Tさんが拾ってきたテープで固定する。
割れたカウルにウインカーをテープで固定。なんとか走れそうです。
それにしても、1日に2回も立ちゴケするとは・・・・。誰も想像しなかった事でしょう。
それからは、日田、宝珠山、小石原と進み、レッド・バロン八幡店にて解散する。
今回のツーリング大賞は、なんと言ってもCBRT村さんです。
初参加で2度もネタを頂けるなんて、なかなか出来る事ではありません。
しかし、怪我が無くて本当に良かったです。
これに、懲りずに次回も宜しくお願いします。
そして、ダンデムで参加して頂いたU田ご夫妻。特に奥様、お疲れ様でした。
一日中、バカな男達とお付き合い下さり、有難うございました。
次回も是非是非、ご参加下さい。
CBO田さん、あのマフラー、ホイール凄いですね。でもテールランプが1日中揺れていたのが気になります。
次回のツーリングでは是非落として下さい。ネタに頂きたいと思います。
そして、Ⅲ型刀で初参加のI園さん、16インチでのコーナリングさすがです。
次回は、ファイナル刀で、19インチのコーナリングを見せてください。
by桑っちょ