桑っちょツーリング三昧

おやじライダー九州を走る

僕とBMW 11

2006年07月24日 12時21分34秒 | バイク
僕のBMWは、シリーズの中ではオフ寄りのバイク。
雑誌などでも、オフロードを走っている写真がよく掲載されている。
それは、土煙を上げて走る、まさに、どんな道でも走っていく、力強い光景の写真ばかりだ。
こんな、車重が200kg以上あるバイクが、本当にオフを走れるのか?
いや、ボクサーツインエンジンは、低重心で安定感があるから、なんとか走れるのではないか…
雑誌を見る度に、そんな事を思っていた。

そして、あるツーリングの時に、僕はチャレンジしてみたのだ。
その日は、阿蘇方面に走りに行って、帰りは耶馬溪を抜けて帰ってきた。
いつもなら、耶馬溪から野峠を越えて帰るか、中津に出て帰るかするのだが、どちらも回り道。
ふと思ったのが、林道を少し走ってショートカットしてみようかと…。
以前、ゼファー750で林道をゆっくりと走った事があったので、なんとかなるかも。
一応は、オフ用バイクだし…。
そこで、林道に向かって走り出しました。
いよいよ舗装道が無くなり、砂利の多い林道に入りました。
道幅は、軽トラが走れるくらいの林道。
車の走った跡を、ゆっくりと走りました。
タイヤは、オンロードタイヤ。
全く、砂利をかみません。
ハンドルをきっても、車重に押されて、滑りながら前に進むだけ。
方向の修正が出来ない状態でした。
そのうちに、崖よりにどんどん進み、このままでは落ちる…。
疲労困憊もしておりました。
バイクを倒しました。
携帯の電波の届かない林道で。
倒れた場所は、崖プチ。
そのまま起こしたら、崖にバイクが落ちそうでした。
仕方がないので、エンジンガードを支点に、バイクを引きずりました。
それから、バイクのひき起こしにチャレンジ。
足場が砂利で、踏ん張る足が滑り易い。
それでも渾身の力を振り絞って、起こします。
バイクが45度まで、起きました。
ここで力を緩めると、また振り出しです。
そのままの状態でしばらく休憩し、再び力を振り絞り、一気に起こします。
サイドスタンドが、かかるくらいまで起こしたら、再びこの状態で休憩。
片足をサイドスタンドにかけても大丈夫なように、軸足の足場を踏みしめます。
そして、一気にサイドスタンドをかける。
やったー!なんとかバイクをひこ起こした。

ここで、僕の林道チャレンジは終了しました。
バイクを起こしたら、来た道をゆっくりと戻り、大きく回り道をして、舗装された走りやすい道を帰りました。

教訓
オフバイクでも、タイヤをオフ用にしなければオンロードバイク。

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