茜色の空

2010-06-05 21:05:58 | 日記
アーウーの大平正芳元首相の伝記小説「茜色の空」が今も新刊扱いで書店にありますが、
作者の辻井喬さんの書評記事が今週号の週刊現代にありました。中身は万葉集です。

「万葉集大好きなんです。天皇でも、好きな女の子が何とかとかそんなのばかりで^^。
 今の天皇さんはそんなこと言えなくて窮屈でしょうが…」みたいな感じでした。

皇室といえば、朝日新聞朝刊に「抗議を受けた新潮社は記事の内容に自信があるから
謝罪などの措置を『取らないこと』を明言」と書いてありました。

茜色の空の方は、5月末時点で3刷になってて、売れているみたいです。
大平元首相という人の、人気なんだと、思います。

直接関係ないですが、でも大平透さんの記事が今後出た時、見た事ある字面が
いいイメージを連れてくるのは、いいことなんだと思います。偶然なんでしょうが。

ところで、フォックスチャンネルは、その大平さん達声優さんの価値を、
分かってなくて吹き替えを制作しないんではないんだと思います。

たとえ直接知らなかったとしても、本国でのシンプソンズがどれだけか、
ワウワウでその制作陣で作っていた吹き替え版の人気がどれだけかで、判断できることです。

繰り返しになりますが、「放送局が制作も兼ねるワウワウからフォックスに移って
しばらくしてから日本語版新作が中断したこと」と、「移動期の頃から、
現在の視聴者団体につながるファンサイトが制作され始めたこと」です。

このファンサイトが、シンプソンズの真価を見抜いてしゃべってくれなかった事が、
フォックステレビのアメリカ直輸入の高いプライドを傷つけたのではないかと思います。

特にメディアの露出も一段落し、成り行き任せの時期に入っていたと思うので、
この時期の露出は、かえって全体の印象作りを一手に引き受けてしまう面があったと思います。
その事に、気付かなかったら重大なミス、気付いていたら故意という事になります。
お世話になった方にと言われるのも何ですが、ルートがなければ独自の方法を考えたことです。

いっそ、その方が早い段階で決心出来て(出来ればですが)、良かったのかもしれません。
そうしたら、無事に映画が公開して逆に人目を引かなかったかも知れませんが(笑)、
秋葉原事件みたいな状況にもならなかったかも知れません。