リスマッサージ

2009-06-02 22:52:23 | 日記
シンプソンズはTV番組だと、ずっと思ってたのですが、よく考えたら監督は
映画監督だし、これは、トムとジェリーみたいな、一種の映画作品ではないですか?

トムとジェリーは、昔の、ニュースなど短編映画を連続上映する時の
「インターミッション」で流された、短編アニメフィルムだったそうですね。
だからエミー賞でなく、アカデミー賞をとったんですよね。

トムとジェリーをMGMで制作していた、ハンナ・バーベラ両氏が独立して
制作したのが「フリントストーン」「ジェットソン」という、
シンプソンズの前番組である、と。

シンプソンズも、元はネタ番組の1ネタだったと思います。
「137回記念番組」で、1番組に昇格する前のネタを、いっぱいやってましたね。

リサ「心ってなあに」などの、一連の「子供って大変だな(ホーマー)」ネタとか、
ハンス・モールマンの「詩の朗読、作、ハンス・モールマン」の15秒ネタとか。
花の首が音を立ててしおれたりして、あれ変すぎて面白いです。

アニメ『ブルウィンクル』のパロディもありましたね。船長のネタもありました。

これを『愛と追憶の日々』の監督が作品化したのなら、それはズバリ「20世紀フォックス」管轄内ですよねえ。

「うちは20世紀フォックスの系列じゃないもん、
 日曜洋画劇場みたいな、直球の吹き替えは作れないよ」というTV局の言い分は、
最初「流れ的にはそうかもね、可哀相に」と思ってましたが、そんなことないですよね。

新しいオープニングは、カラス飛びが映画と一緒で、ますます映画化しましたね。
原点回帰でしょうか。一度、映画館でTV放映版を見てみたいです。
オールナイトで、1シーズン8時間連続上映くらいなら、不可能ではないですよね。

シンプソンズは、普通のエピソードも良いですが、137回記念番組みたいに、小ネタ集も面白いですね。
ハロウィンスペシャルもそうですし、他には時々出る、聖書などの
「昔のお話・スプリングフィールド版」が良いです。

モーゼの海が開けるところを、連続トイレで「流せ」とか、
リスは「リスマッサージ」ヘビは「ヘビマッサージ(はありましたっけ)」とか、

エジプトの王様(スキナー校長)が、クレオパトラ(エドナ)に口述筆記させようとして、
ヒエログリフが言えなくて、「鳥鳥目、何とかのポーズ、このポーズ(卍みたいの)」とか。

神様が登場なさり、色々なさった最後が、カーネル・サンダースに向かって
「ポップコーンチキンもっとくれカーネル んー、ん~~~、うまいね~
 もうどんなスパイスが入ってるか、教えてもいいだろう」とか。

あと、住所の「エバーグリーン(常緑樹)」は、寒いヨーロッパ(ゲルマン)のお守りだそうですね。