最近ドラマーとしての自分が多忙な件(笑

今日は子供の日ですね。ゴールデンウィークも明日で終わりですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？　僕は最近鉄分がすっかり薄れてしまい・・・と言おうか、本来の姿に戻ったと言いますか、ま、何にせよバンドマンとして多忙な日々？を過ごしております。ウチのバンドですが、ここへ来て3人のモチベーションがかなり充実してきてリハーサル頻度も結構上がってきています。と言う事で、このBlogも本家のWebも半ば放置状態になってます(汗。音鉄も含めて鉄関係からすこし足が遠のいている訳ですが、ひょっとするともう戻ってこないかも(笑。いや、それだけ音楽に対する情熱が再び燃え上がっている証拠で、今度こそはと言う思いも強い訳なんですよね。今の今まで本当に我が相棒である太鼓達をよく手放さなかったなと思う訳だけども、この辺りは結果オーライですね。永い間放置していたスリンガーとラディック、ジルジャンの面々とも最近になってようやく打ち解けられるようになったと感じています。新たにジルジャンの仲間も加わったしね。彼女達は相変わらずゴキゲンなサウンドを僕に提供してくれて、改めて太鼓の魅力を認識している日々です。
さてウチのバンドですが、このゴールデンウィークの間に簡単なデモを作ろうと云う事になって現在レコーディングに入っています。これまでスタジオや河川敷等、場所を転々としつつリハーサルを繰り返して来た訳ですが、その成果を具体的に分析する意味もあってレコーディングする事にしたんです。ただ・・・スタジオでエンジニアを使ってのレコーディングは箆棒に金が掛かるので、今回はなんとまたまた淀川の河川敷に大量の機材を持ち込んでバンマスのKuro君所有4トラックMTRで野外セルフレコーディングとなりました。これなら経費は殆どタダみたいなもんですから。強いて言うと電源確保の為に各自のクルマの燃料が犠牲？になったぐらいでしょうか。ガソリンって最近本当に高くなりましたよね(汗。


今回のレコーディングで使用したアンプ群とMTR。MTRはアナログテープ仕様のYAMAHA/CMX1です。
僕達の世代に近い人はこのCMX1の世話になったバンドマンも多いはず。懐かしいでしょう？(笑。

今回使ったCMX1っていうMTR（マルチトラックレコーダーの略です）は20年以上前の機材ですがウチのバンドでは未だに現役。コンディションはすこぶる良好です。Kuro君の話では一時期ちょっと調子を崩していたそうですが・・・。で、このMTRは4トラックなのでレコーディングの際はギターアンプとベースアンプに1トラックずつ振り分け、僕のドラムはバスとスネアに1トラックずつ使ってレコーディングしました。ギターはストラトキャスター + VOXフル管15W。ベースはへフナー500-1とフェンダープレシジョンベース + フェンダー15W。太鼓は以前から紹介している面々です。およそ2時間のセッションで10テイクほど録音した内、比較的良好な仕上がりになった2テイクを今回紹介させていただきます。これまで公開してきた子供騙し音源とは一線を画すより本格的なデモです。是非聴いて痺れて下さい（違。R&Bが好きな方にはお勧めかもですがJ-Popが好きって言う人には多少抵抗があるかもですね！？。
マスターアップまでの流れとしては、まずMTRでレコーディングした音源を僕の自宅に持ち帰ってきてリミックスしました。MTRのパンポットで音源を調整の上、何時ものMZ-RH10に一旦落としてWav音源化し、さらにPCで再度リミックスしてエフェクトやらフィルターやらのアレンジを加えて最終ミックスダウンしました。さらにさらに(笑、そこからネット配信用にMP3化して公開という非常に周りくどい過程を踏んでいます。ま、この辺が一番楽しかったりするんですけどね。

Teru's Blues #2　Take03　3:54(6.25M/224Kbps）
録音場所　淀川大間河川敷公園
G　Kuro
B　Teru
Dr　Chihiro（Hayabusa)
Arrange/Mix　Chihiro(Hayabusa)
Music/Words　Teruo Bandou 2004
一曲目はTeruのブルースナンバーから。今回はKuro君がギターを弾いています。Teruはプレシジョンベースを弾いてますがかなりヘビーでドロドロしたプレイです。ですが聴けば聴くほどのめり込んでいく魅力があるように思うとってもエキサイトなプレイで二重丸ですね・・・。それとKuro君のギターも聴き所です。凄まじいです。彼のクオリティーの高さに思わず息を呑むほどです。僕達のバンドをよりハイレベルな領域に引き上げていく重要なキーポイントですね。本当に凄いです。さて、僕はと言うと、ある程度ダイナミクスを意識したプレイをしたつもり（つもりと言うのがポイントw)ですが・・・何だかベターっとした退屈なプレイですね。たまに入るフィルも走っているしキックもモタってるし。はぁ～（←ため息。ブレイクするところで4分で入る「コンコン」と言う音はアッシュで出来ているウッドブロックを叩いています。また、2回目のギターソロ（Coda)の所で後半（前半ライドをレガートしつつスネアを抑え気味で24小節叩いてフィルイン。その直後）の24小節2/4拍目にスネアのバックビートに被さる様に入っている「バシャーン」という音はチャイナボーイというシンバルの音です。こういう使い方するととっても盛り上がるので好きなんですよ、僕。
ちなみにリミックスの段階でリバーブをかなり深く掛けています。またローパスフィルターで低域も強調してあります。ベースとバスドラのシンクロしている所が気持ちよかったので敢えてフィルターを掛けました。

Blues Songs #1 Take01　6:38(10.6M/224Kbps）
録音場所　淀川大間河川敷公園
G　Kuro
B　Teru
Dr　Chihiro(Hayabusa)
Arrange/Mix　Chihiro(Hayabusa)
Music Takeshi/Teruo/Chihiro 1988
こちらの音源はリアレンジしたものに替えました。多少聴き易くなったと思うのですが・・・。
その代わりと言っては何ですが、後半部分に変なエフェクトを掛けてしまいました。
70'sを意識してジェットマシーンってヤツをk(バキッ
2曲目も上の曲とよく似たブルースナンバーですがこちらは途中で一旦ブレイク。6/8から4/4に拍子が変化してテンポアップします。最後に僕のフィルインを合図にスローダウンしてエンディングです。昔から今の3人でよく即興的にやっているブルースで一応オリジナルです。この曲もかなりヘビーです。ま、あまり多くは語りませんのでとにかく聴いてみてください。3人とも中々に良いプレイをしています。バンドプレイらしい適度な緊張感もあって僕達のカラーがよく出てるんじゃないかなぁ。で、アレンジに付いてだけ書いておくとバンドパスフィルターで中域を若干強調して軽くディレイとコーラスで全体をエフェクトしてあります。僕のラディックが最高の鳴りを発揮していて気持ち良いかもです（自画自賛ｗ）こちらは1テイク目でまとまりました。ウチのバンドってカチっとした曲より、こういう即興演奏に近いプレイの方が得意なのかも。即興とはいってもある程度は決まり事みたいなのはない訳ではないんだけどね・・・。

と言う事で今回は僕達の少し本気モード音源を聴いて頂いた訳ですが如何でしたか？　色々と突っ込み所も満載ですが容赦なく指摘してもらえたら嬉しいです。ではでは、また折を見て音源をUPさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。