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ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

“BISTRO-HITSUJIYA” YOYOGI-TOKYO

2010年09月04日 17時42分42秒 | CURRY-欧風・洋食・ビストロ










少し前、6月初旬のある日、以前、よく一緒に仕事をさせてもらっていたカメラマン氏と「久しぶりに一緒にメシでも喰いつつ情報交換でも」ということになった。

向かうは代々木にある羊料理の専門店、『ビストロひつじや』。
以前、仕事でお世話になった編集女史から教えてもらって以来、大のお気に入り店として仕事での打ち合わせ兼ランチなどでたびたび利用させてもらっている店だ。カレー専門店ではなく、北アフリカやアラブ風の羊料理を供する店だが、ここのラムカレーがめっぽう美味い。カメラマン氏も「以前、よく利用した店」とのことだったのでここを語らいの場とすることにした。

ちなみに姉妹店として、日比谷シャンテ地下に『おいしいカレー工房ひつじや』があり、その名が示すとおりこちらはカレーがメインの店。3年ほど前に我がカレー部の部会で利用させてもらったことがある。日比谷という地にありながら、恐るべきコストパフォーマンスの高さを持つ、カレー好きの貧乏人には誠にありがたい店だった。

話を代々木に戻そう。
カメラマン氏と店頭で落ち合い店内へ。ランチタイムを大きく外れた14:00過ぎという時間帯だけに店内には数組の先客のみ。落ち着いてカレーが喰えそうだ。
メニューを確認するまでもなく『ひつじのカレー』をオーダー。このカレー、恐るべき事に単品だと¥480なのである。これにパンとチコリのコーヒーを付けたセットにしても¥620という価格。この価格で後述する本格的で最高に美味いカレーが喰えるのだからありがたいという他ない。せめてものお礼として、今度はディナーで利用させてもらいますなんだぜ。

すぐに供されるのは2つのパン。これに備え付けのオリーブオイルを塗して喰う。美味いが結構な食べでがあるのでここでフルスロットルは禁物だ。次いでやってきましたぜカレー様。こじんまりと型押しされたライスが載っているが、これはあくまでもジャブに過ぎない。「ライスお代わり~」と言えば、なんと“おひつ”に入ったライスを持ってきてくれるのだ。

カレーは酸味が効いた羊肉系らしいテイスト。汁っ気が強くサラサラとしており、オレの好みど真ん中のカレーである。ライスとよく合うのであっという間に型押しライスを喰いきってしまう。すぐさま“おひつ”からライスをよそってお代わりをカマす。さっぱりしていてフレッシュ感があり胃もたれする気がしないので、いくらでも喰える。これはヤバいな、むはむは。

ってなことでカメラマン氏と3回ほどお代わりを繰り返して“おひつ”のライスをあらかた喰いきってごちそうさま。やっぱここのカレーは最高だ。食後はカフェインレスのチコリのコーヒーで一息吐く。これも独特の風味があって旨い。そんな食べ物たちの旨さもあって語らいもはずむ。いやぁ、実に満ち足りたランチではねえか。

お店の雰囲気もいいし、ランチタイムを少し外せば空いているしで、あらためてこのお店の素晴らしさを再確認させてもらった。カレー以外のメニューも実に豊富でいずれも美味そうなだけに、ぜひ近日中に再訪せねばならないだろう。余談だがオレは未年だ。


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