goo blog サービス終了のお知らせ 

Alphanumeric

ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

ダムカレーのち、神谷バーで。

2012年05月11日 01時50分10秒 | CURRY-そば屋・和食・居酒屋系






去るGW、長きにわたって仕事でお世話になっているクライアントのセクション長Yさんと、墨田区本所にある『三州家』でダムカレーを食べつつ、ブラブラと散歩をし、浅草か錦糸町あたりで一杯引っ掛けようということになった。
実は互いに下町住まいでご近所同士、そして年齢も一緒。とある趣味が一緒だったり、浅草界隈を散歩コースとしていたり、『ブラタモリ』をこよなく愛するなど何かと共通項の多いYさんだけに楽しい街歩きとなりそうだ。

              ◇              ◇              ◇              




互いに近所ということで、待ち合わせはスカイツリー。生憎の雨でカメラをタワーに向けられず。霞がかってタワー全貌は見えないが、これはこれで幻想的。まだオープン前だけに一般客の立ち入りは禁止。しかし地元の小学生たちは見学可能なようで、タワーに向けて長い列を作っていた。はっきり言ってすんごく羨ましい。



ひとしきりタワーの周辺をブラつくも雨足は強くなるばかり。寒いしそろそろお昼時だしということでダムカレーの店『三州家』へ。雨降りということで、先日長年愛用してきたRedWing IrishSetterのハンティングブーツから買い換えたTimberLandのパフォーマンスブーツを履いてきたが、今のところ防水性はバッチシ。これを履いてきてよかった。
んでもって骨董品屋さんなんぞを冷やかしつつ歩を進めていくと、焼き小龍包の店を発見! もちろん寄っていくことにする。



このあとすぐにダムカレーを食う予定なので、もっともミニマムな4個入り(¥400)をもらう。
焼き小龍包ということで皮の中のスープが相当に熱いだろうと慎重に啜り込むも、火傷しそうなほどではない。スープはたっぷりと入っており皮はもっちりと厚めで焼き面がカリカリとクリスピー。こりゃ美味い。
本場の上海はじめ、御徒町などで焼き小龍包を食べ歩いてきたYさんも「皮が厚めでなかなか美味しい」とのこと。まさか近所にこんな店ができていたとは。今度はYさんが食べた御徒町の焼き小龍包の店に行ってみよう。浅草や門仲と並び、御徒町も愛するホームタウンだしね。



そしてダムカレーのお店『三州家』に到着。さっそくダムカレーください、と女将さんに告げるも、「ごめんねえ、ダムカレー作れるマスターが体調崩して休んじゃってるのよ」との答え。残念だが、その容体の方が心配である。ダムマニア界ではちょっとした有名人であるだけにTVや雑誌等のメディア出演が重なり、多忙が過ぎて体調を崩されてしまったらしい。お大事にという他ない。
もちろん、このまま帰るなんて野暮なことはせず、普通のカレーライスをオーダーしたことは言うまでもない。味は甘みと酸味の効いたフルーティーなテイスト。レトルトっぽい気もするけどレストランで食べるような奥深さがあってそれなりに美味い。味噌汁付きというのもなかなかにツボである。お店も広くて女将さんをはじめ店員さんの接客もいい。なかなかにいい店だと思う。マスターの早い復帰を願う。



そんでもって浅草まで歩を進め、やってきました神谷バー。



もちろん、いただくは「電気ブラン」だ。一杯¥260とリーズナブル。「ブラン」といえばローラン・ブランだが、いや…今回は脱線話はやめておこう。



電気ブランには揚げ物が合う。定番とも言えるカニコロッケとエビフライ。後からやってきた男女三人組のご年配は、「パンと一緒に食べると美味しいのよ~」と言って、バターロールを追加注文し、フライを挟み込んで食べていた。なるほど、この一皿だけで相当に豪華なロールサンドが作れる。かっこいい先輩たちだと思う。



たこ唐揚げ。この他、いろいろなツマミを頼んだのだが、興が乗るにつれ写真を撮ることが億劫になり、ツマミに関してはこの2点のみしか撮っていない。てへへ(わらい



さすが神谷バー。客層は年配客が中心で、まるで自分が子供の頃に戻って店内を眺め回しているかのような原風景的な錯覚に陥る。そしてここは相席が基本。男性の一人客のほか、3人連れの老年の男女などが入れ替わりにやってきては、同じテーブルを囲みながら杯を酌み交わしていく。一般的な飲み屋なら考えられないことだが、ここでは当たり前のこと。古き良き昭和を思い起こさせる浪漫が感じられ実に居心地がいい。そんな雰囲気に身を委ねているといつの間にか6時間もの時間が経過していた。Yさんとの話題も尽きることがない。明日も休みだし、このまま過ぎゆく時間に包まれちまおう。さっそくYさんが何杯目かの新しい電気ブランをオーダーする。限りなく下戸に近い俺は6時間前の電気ブランをまだチビチビやっていたりするが、気分はずーっと高揚している。なかなかいい夜じゃねえですか。



そこからさらに一時間を加え、21:00すぎに神谷バーを出る。未明から降り続いていた雨も止んでいる。「せっかくなんで仲見世通りを抜けつつ、浅草寺まで歩いてみましょうか」ということになり、やってきたぜ、雷門。



もちろん仲見世はシャッターを下ろしており、参道は閑散としている。俺が浅草を訪れるのはいつも夜だ。



冷たい雨が去った後だからか、宝蔵門の小舟町大提灯の姿がいつにも増して力強く美しい。



力強いといえば、こちらの阿形氏もなかなか。強面だけどホッと安堵を感じさせてくれる下町の守り神。対面の吽形氏を撮影しなかったことを今になって悔やんでいたりする。




そして浅草寺。本堂への扉はしまっており人影もまばら。海外からの数組の観光客がこの侘び寂びを楽しんでいた。



気がつけば23:00近い。『レストラン大宮』や『夢屋』などの前を通り浅草を後にする。Yさんと吾妻橋を渡って川向うへ帰ることにしよう。過去に旅したヨーロッパの話をしながらひっそりとした墨田区へ。明日はいいことあるかな。


ひだまりカレー

2011年08月12日 23時43分33秒 | CURRY-そば屋・和食・居酒屋系






今年の初旬、取材で訪れた千葉県・茂原市で食べたカレー。

このカレー、ただのカレーではない。「もばらカレー」と銘打たれた立派なご当地カレーなのである。とは言っても町興しのために自治体と地域の飲食店が一体となって開発した、といった類のものではなく、地元ビジネスホテル併設の食堂が「茂原らしいカレーを」と自主的に開発し、供しているカレーである。牛すじをベースとしたコク深いルーに特徴があるらしい。茂原と牛すじの因果関係は定かではないが、郷土愛を感じさせる、なかなかに意欲的なカレーだと言える。

カレーのメニューはいくつか種類があって、プレーンな『もばらカレー』のほか、もばらカレーとカツを組み合わせた『カツカレー』、もばらカレーと卵でとじたカツを組み合わせた『煮カツカレー』の3種がその内訳。初訪店ということで、自分の中のセオリーに従い、プレーンな『もばらカレー』に決めかけたのだが、同行の編集氏が『煮カツカレー』をチョイスするという冒険に走ったため、メラメラと対抗心が燃え上がり、煮てない方の『カツカレー』をチョイスすることにした。

当たり前だが、『煮カツカレー』と『カツカレー』とでは大きくルックスが異なる。カツ丼をイメージしたものだろう、前者は漆器の丼に容れられており、“和”を感じさせるルックス。後者はルーとカツが別になった“後がけ方式”の、やや洋食的な色合いの強いルックス。ルーは“憧れのカレーポット”に容れらており、個人的にテンション3割増し。いずれもサラダと味噌汁、食後の珈琲まで付く。ちょっとした定食の体で悪くない。



味の方だが、メニューに記載された口上通り、コク深く果実系の甘みを感じるカレーだ。徹底的に煮込んだのであろう、牛すじは繊維状に煮溶けている。クドさは全く感じず、スパイスの刺激も控えめ。老若男女誰もが「美味しい」と感じる優しいカレーだと思う。事実、後から入店したおじいさん、そのまた後から入ってきたおばさん、いずれもプレーンな『もばらカレー』をオーダーしていた。1月の寒い日だが、窓からは陽が差し込み店内はポカポカと暖かい。そうした空間で世代の異なる人間たちがカレーを食べている。素敵な光景だな、と思いつつ、奥深くやさしいカレーを味わった。




“MARU-HANA” KINSHICHO-TOKYO

2011年06月19日 01時15分32秒 | CURRY-そば屋・和食・居酒屋系






明治初頭にこの地で創業。100年以上にわたって“庶民のそば処”として親しまれてきた下町の老舗そば店。

少し前、カレーが特集された雑誌にここの「カレー丼」が紹介されており、家からも近いこともあって訪店を切望していたところ、折良くこの界隈で取材があったので懇意のカメラマン氏を誘って訪れてみることにした。

店はJRAの場外馬券売場裏手の怪しい裏路地を縫って入るという、錦糸町界隈でもかなりディープな一角にある。周囲には風俗店もあり、特有の空気感が漂動している。はっきり言って落ち着くシチュエーションである。

15:00近い時間だからか、店内に先客の姿なし。各部に時の燻蒸を感じる老舗らしい店内風景に期待値が一レベルUp。自分が求めるタイプのカレーが供される予感をビシバシと感じさせやがる。
入り口近くのテーブル席に座を確保し、《お品書》を見る。選ぶのはカレー丼と蕎麦がセットになった「カレー丼セット」(¥900)で決まりだ。この場合、冷たい蕎麦をチョイスするのが自分にとってのセオリーだが、なぜか店員さんにオーダーを告げる段階になって、「ええと蕎麦は……温かいのでお願いしやす」と直前変更してしまった。頭の中に住み着くガイルマー星人の仕業であることはまず間違いない。

待つことしばしでカレー丼到着。
おお、雑誌で見たとおりのルックスだ。ちなみにこのカレー丼には生玉子が付き、カレーを半分ほど食べ進んだあたりで投入して味の変化を楽しめるようになっているのだが、今回は純粋にカレーの味を楽しむつもりなので「ギョク抜き」にしてもらった。

さて、そのカレー丼だが、ぱくんと食べた瞬間“プン”と香る鰹だし&スパイスの芳醇な香り、ではなく、和菓子のような甘みがやってくる。聞けばルーにハチミツが加えられているとのことで、明治の創業から頑なに守り続けてきた味であるとのこと。「日本そば屋のカレー」というと、みりんの甘さを引き立たせた味に一つの妙味があるが、このカレーはハチミツを加えることでそうした甘みを際立たせている。創業当時の明治時代においては、さぞやモダンな味だったのだろう。そんな文明開化の味を、夕刻間近の錦糸町の裏路地で味わえるなんてちょっと洒落ている。





幸せの黄色いライスカレー

2010年04月23日 22時11分29秒 | CURRY-そば屋・和食・居酒屋系


少し前、2月の下旬に山形県は酒田へと出張してきた。

酒田と言えば、映画『おくりびと』の舞台にもなった街。取材先でも、そんな『おくりびと』のロケ地マップを作成し、地域貢献活動の一環として酒田を含めた庄内地方に対する観光促進化への協力を行っていた。せっかくだからとそのマップをもらい、フロントの方に「この中でも特にオススメのロケ地ってありますか」と質問。すると「山居倉庫ですね。ここからまっすぐ歩いて15分程度ですし」との返答。近いしこのままとんぼ返りするのももったいないので行ってみることにした。

が――
歩けど歩けどそれらしい場所が見えてこない。片側2車線の立派な国道をひたすらまっすぐ歩くだけなので迷うはずもない。30分以上歩いたところに交番があったので、警官氏に山居倉庫までの所要時間を尋ねてみたところ、「ああ、もう10分も歩けば着くよ」とのこと。その言葉を信じて歩くが10分歩いても20分歩いても30分歩いてもまったく目指す山居倉庫は見えてこない。こうなるとさすがに気が滅入ってくる。しかもこの道程がひたすら殺風景なのだ。コンクリ工場とかプレハブの事務所とか廃墟となったレジャー施設とか窓枠一杯にテナント募集の広告を貼り付けた妙に小綺麗なビルなどといった恐ろしく無味乾燥な沿道風景が延々と続く。完全なる車社会の地域だから滅多に人ともすれ違うこともない。

結局1時間以上歩いても到着する気配がなく、陽も傾いてきたので引き返すことにした。が、このまま引き返すのも癪なので、ケータイのGPSで位置だけでも確認しておくことにした。すると目指す山居倉庫までわずか150mほどの位置にいることが判明。まさに今いる場所を右に入り、20歩も歩けば目指す山居倉庫が姿を露わになるのだ。

だが引き返してやった。
きびすを返して往路よりもはるかに速い歩速で来た道を戻ってやったぜ。1万円札を破り捨てたときのような、もしくはそれなりに値の張るコース料理にまったく口を付けることなく「一人で」店を後にしてやったときのようなカタルシスを感じながらな。そんな中2病的な脳内麻薬を分泌させながら来た道を戻り、20:30、やっとこさ、酒田駅行きのタクシーやバスが拾えそうな郊外型の大型ショッピングセンターに到着。そこで水分補給なんぞをカマし、30分近くベンチに座ってやっとこさ酒田駅行きバスに乗車することに成功したのだった。

が。
ぬあんとこのバス、俺が歩いたあの国道を再び戻っていくではないか。酒田駅とは逆方向のはず、と焦っていたら「このバスはXX循環酒田駅行き――」というアナウンスが。どうやら時間のかかる逆ルートで酒田駅を目指すということらしい。さすがにバスは速い。1時間以上かけて歩いた道程を15分程度で走りきった。

そして。
突如として無味乾燥な景色が明転し、黄金色にライトアップされた幻想的な倉の連なりが現れた。ハッと息を呑まずにはいられない光景――

山居倉庫だった。


        *        *        *


とまあ、そんなことがあった酒田出張だったが、丁重に接してくれた取材先の方々、その取材先に向かう車窓から見える風景を一つ一つ説明してくれたタクシーの運ちゃん、山居倉庫への所要時間を尋ねたらにっこりと微笑んで「暗くなるので急いだ方がいいですよ」と忠告してくれた主婦と、いずれも物腰柔らかで優しい人々ばかり。だから実のところ、山居倉庫の件も苦々しいものではなく、むしろ今回の出張を忘れ得ぬものとしてくれたという意味で肯定的に捉えることができたりしている。

一方で「念願の新潟万代シティバスセンターのライスカレーを喰えた」という、カレー好きとして非常に大きな収穫もあった。あまりの評判にレトルトカレーまで発売されるようになった、ちょっとした伝説のカレー。琴線に響く飲食店と出会えなかった酒田(というより飲み屋以外の店を見つけることができなかった)の鬱憤を晴らして余りある実に美味いカレーだった。その模様は以下で。



行きの新潟新幹線の車窓から。越後湯沢あたり。


新潟駅10:37発の『いなほ3号』で酒田へ。所要時間約2時間半と、東京―新潟間よりもはるかに長い道のり。


[動画]越本線(あつみ温泉付近)その1

[動画]越本線(あつみ温泉付近)その2





13:07酒田駅到着。東京から5時間近い道程だった。


駅に併設された土産店にて。意外とご当地レトルトカレーが豊富だ。もちろん一通り購入。この後、取材先へ。


とっぷりと日が暮れた。ということで酒田駅前のビジホに投宿。原稿を書きつつ明け方近くまでオリンピック観戦。


翌日も快晴なり。遠くに見えるは酒田共同火力発電所。早めにチェックアウトするはずだったのだが、女子フィギュアのフリーがあり、浅田真央の滑走が12:00過ぎくらいからだったので、やむなく延長サービスを利用して観戦。結局13:00頃のチェックアウトとなってしまった。




駅の周辺にまともな飲食店は皆無。牛丼屋もなければコンビニもない。ということで駅の横でひっそりと営業している立ち食いそば屋でかき揚げそばを食う。「東北地方、特に山形、秋田は料理の味付けが濃い」と言われるように、出汁の塩分濃度がハンパない。この出汁で山形にいることをあらためて実感させられた。


行きと同じく『特急いなほ号』で新潟へ。線路上になんらかのトラブルが発生したらしく、途中のあつみ温泉駅で1時間近く停車。過去の痛ましい事故の教訓だと思えば納得できる。新潟駅に近づくにつれ、雪が深くなってきた。


新潟着は17:00近く。朝までに送信したい原稿もあるし、翌日は取材もないし、ゆっくりと見たいところもあるしでもう一泊しちまおう。


で、翌日。目指すは新潟駅から徒歩10分。“立ち食いそば屋カレー好きの聖地”、「万代シティバスセンター」だ。






この「万代シティ バスセンター」という名前、カレーをこよなく愛する者ならば一度は耳にしたことがあるかもしれない。昭和中期における日本カレーのスタンダードとされたいにしえの真っ黄色なライスカレー。あれを喰わせてくれるのがこの万代シティ バスセンターの中にある立ち食いそば屋『万代そば』なのだ。

“そば”という絶対的存在があるがゆえ、「立ち食いそば屋」という空間においてはどうしても日陰者扱いされるカレーだが、ここではその立場が逆転。老若男女美醜国籍問わずあらゆる人々がカウンターやベンチで幸せの黄色いカレーを頬張るという、夢のような光景が展開されていたりする。年配のサラリーマン、買い物袋をいくつも抱えたおばちゃん、作業服姿の職工さん、学生風の若者。さまざまな年代のさまざまな属性の人々が無心に黄色いカレーを喰っている。ちょっとした感動すら覚える光景だぜ。これは。

そのライスカレーだが、大盛り(¥530)、普通盛り(¥460)、ミニカレー(¥370)と3つの種類がある。美味いことは間違いないないので大盛りにしようかとも思ったのだが、初訪店ということでまずは無難に普通盛りを頼み、それでも足りなかったらお代わりをお願いすることにした。食券機でカレーの券を買い、カウンターに置く。すると10秒と待たずに丸皿にライスを持って、その上からなみなみとレモンイエローのカレーをかけて手渡してくれる。この無雑作感、たまらねえな。

味の方だが、ヴィジュアル通りの糊っぽくも、シンプルなカレー粉の香りがプーンと立った懐かしい味。特筆すべきはその奥深いコクで、聞けば白濁するまで煮出したトンコツスープとカツオベースの出汁を合わせ、そこに炒ったカレー粉を溶かし込むというなかなかに手の込んだ調理法で作っているとのこと。ワインやらカラメルやら、大量のアメ色タマネギやらの回りくどい演出などなしに、旨味と香りがストレートにやってくるそば屋らしいカレーだ。しかもニンジン、タマネギといった野菜がゴロゴロと入っており、肉もパサついた繊維感の強い肉ではなく、ちゃんとジューシーな豚の平切肉を使っていて食べ応えの方もバッチリ(ちゃんとこの厨房で調理しているらしい)。文句なしに美味いカレーだ。やっぱり、最初から大盛りにしておけばよかったな。こりゃ。

あまりに美味かったので、カウンターに置いてあったレトルトも2ヶ購入。1パック¥525と、大盛りに匹敵する値段だが、あの味を家で愉しめるのならば惜しくはない。ちなみにこの後、新潟駅の土産物コーナーでも、3つほどのご当地カレーを購入。酒田で購入したものを含めるとカレーだけで10パック近く2kg以上の大荷物となってしまったことはここだけの話しだ。


“新角” YURAKUCHO-TOKYO 2008-04-16(実は一番好きです)

2008年04月16日 23時34分39秒 | CURRY-そば屋・和食・居酒屋系




夕刻、文房具を買いに有楽町へ。

有楽町と言えばここ、国際フォーラム裏、JRガード下の立ち食いソバ屋さんに詣でるのがオレの密かな愉しみである。
もちろん頼むは、そばでもうどんでもラーメンでもなくカレーライス。
実はここのカレーが相当に――それこそ三指に入るほど――好きだったりする。
過剰な演出なしの実直な和風カレー。それをコップ一杯の冷水を傍らに置いて急ピッチでわしわしと喰らう幸せ。ううお、なんだこの多幸感は。

ガードの下、ジオラマ的に街のエアポケットに無理矢理ビルトインしたかのような店舗のワクワク感と相まって、この一角、かなりなお気に入りスポットだったりもする。

“百人亭 竹橋パレスサイド店” TOUKYO-TAKEBASHI 2008-03-19

2008年03月21日 09時56分42秒 | CURRY-そば屋・和食・居酒屋系


いつもお世話になっているクライアント様が入るパレスサイドビルにてカレー。その昔は「はとバス」の観光ルートに組み込まれていた帝都のシンボル的なビルだけに、その飲食店街も時間の浸食を受けておらず、どこか懐かしく厳粛な雰囲気が漂う。それゆえオレのような非エグゼクティブに対して排他的であり、それが適度な刺激と新鮮な観光気分をもたらせてくれる点で、東京駅(八重洲側)に次ぐ大のお気に入りスポットとなっている(皇居の真ん前だし、秋庭俊の地下本にも登場するし)。ハッキリいって、オレほど、この土地とビルとクライアントに強い愛と畏敬を抱く者はいないだろう。



そんな大好きなパレスサイドビルでクライアント様と共にカレーを食べようということになった。このビルで真っ先に思い浮かぶカレーと言えば、30余年の歴史を持つ洋食店『タカサゴ』のカレーだが、クライアント様が「こっちのカレーもなかなかですよ」と推してくれたのは牛タン居酒屋『百人亭』のランチカレー。写真のように漆黒系のカレーで、最初は共栄堂風のビターなカレーかと思ったのだが、これが思ったよりもフルーティーで深い味。ここ最近、テイクアウトも含めてインド系カレーばっか食べてたので新鮮な気分で食べられた。牛タン屋だけにライスは噛み応えある麦飯だし、コロッケ・ゆで卵・ハムなんかがトッピングされているところはさしずめ“まかない風”だしでポイント高し。なかなか美味かったです。



お店も広々していて落ち着くし、インドネシアっぽい南方系の店員さんも愛想が良くて気に入っちゃいましたね。なによりも店内に溢れるクラブ・トロピカーナな緑がいいじゃないですか。むっはむっはとカレーを喰らいつつ顔を上げれば眼前に緑。なかなか他では味わえない趣きっつーもんですぜ。

“ 表参道 は や し や 英” TOUKYO-MONZENNAKACHO 2008-02-20

2008年02月24日 06時53分50秒 | CURRY-そば屋・和食・居酒屋系


朝から門仲で取材。

家からチャリで正味15分程度と近い街にもかかわらず、滅多に訪れることのない街。
夜に車で通りかかることは頻繁にあって、「ああ、なんて風情があって素敵な街なんだろう」と毎度感じつつも、あえてここでの散策を目的に訪れることのなかった街――



そんな街に訪れたのだからせめてカレーでも喰らっていこうと思い、入ったのがこの店。
最近多い、「夜は居酒屋で、ランチタイムのみカレーを供する」店。
なんとなくあっさりめのものを身体が求めているような気がしたのでスープカレーをオーダー。

味はノーコメント系。ビジュアルから推して知るべし、である。




食後は富岡八幡宮に参拝。
参道沿いの店を冷やかしつつ、



本堂へ。


GX100 ISO400

寝不足の上、午前中の出来事とあって、どこか夢うつつで非現実的な感覚に囚われながらのひとときでした。

毎度の定型句になりつつありますが、「近いうち、街歩きモードで再訪しよう」と思うのであったぜ。

“とんかつおりべ” TOUKYO-YAESU 2008-01-22

2008年01月23日 11時33分08秒 | CURRY-そば屋・和食・居酒屋系


1月22日はカレーの日
そんなワケで取材の合間、カレー屋を求めて丸の内および八重洲を彷徨。なかなか落ち着いて喰えそうなカレー屋が見つからないので、東京駅を一潜りして八重洲地下街レモンロードにある『とんかつおりべ』へ。名物「ロース黒かつカレー」をオーダーする。

ご覧の通りの漆黒系だが、見た目に反してわりかしトラディショナルな味わいのカツカレー。ハレの日らしいカレーでした。