バスシェルターの明かりの下で

夢を忘れたちっぽけなバス会社のちっぽけな元バス運転士の最初で最後のチャレンジ・・。

人事考課制度。成果主義導入って・・・

2006年01月17日 | バス再生
さぁ、いよいよ打診があったやんけ!人事考課制度の乗務員への導入や!

っちゅうわけで、基本的に乗務員に対する人事考課制度を導入することを前提として考察してみますわ。

人事考課制度(成果主義人事制度)の導入とは、人事制度そのものの改革やんかぁ。

ほんで、人事制度とは、賃金制度、昇進・昇格制度、評価制度、教育制度等・・いくつかの要素によって構成された制度やわなぁ。
その中でも土台(核)となるのんが、評価制度なんとちゃうやろかぁ?
これがしっかりしてへんかったら、その上に乗っかる他の制度もボロボロやでぇ・・たぶん・・。

さらに、考えなアカンのは、この制度の目的が何であり、この改革により何をどう変化させていくのかっちゅうことや。
つまり、人事制度改革を行う最も重要な、目的とは何なのか?
まず持ってこのことをしっかりと会社に聞いとかなアカンやろ。

 *組織強化のための乗務員の能力向上とレベル向上を図るためぇ?
 *多種多様の指向をもった社員を活用するためぇ?
 *経営安定のため、業績にあわせて柔軟に人件費コントロールをするためぇ?
 *乗務員が活き活きと働けるように人材の意欲向上をはかるためぇ?

様々な目的が考えられるねんけど、どの場合においてもこれらの目的達成のためには会社の業績を上げることが前提条件となるんとちゃうやろか・・
言い換えると、この人事制度改革(成果主義人事制度導入)により、当社の業績が上向かなければ、どんな目的であれ達成することはできひんと思うわ。

つまり、会社が今後、成長、発展し、業績を上向かせていくために最も重要な要素、その価値をしっかり形として示し、それにまい進したことをしっかり評価することが大切なんちゃう?そして、その基準をしっかり示すことも忘れたらアカンよね。

成果主義人事制度導入を「社員の意識を変え、行動を起こさせるための制度」と位置づければ、その行動の源である[やる気]が目的を達成するためには欠かせへん。「やる気」がよーけあって、会社に対してよーけ貢献した社員に対して、できるだけ公平に賃金報酬を分配しまっせぇっちゅうのが、この人事制度の基本的な考え方やろ。
せやけど、現在、ウチが置かれている状況を考えると、社員の動機付けのために賃金や役職どんどん提供していくという人事運用かなり厳しいよなぁ・・

せやし、問題は・・

この現状でいかにして社員の「やる気」を引き出していくのかっちゅう点にあるんとちゃうやろか・・・

つづくぅ・・