2018年4月29日 報告:女峰山の麓で、大規模な自然破壊が行われています。
4/29に、女峰山ヤブ尾根を歩いて黒岩まで登って気分よく花見ができました。1400mより上の地点ではほぼ満開のアカヤシオの群生地を見ました。大いに満足な一日だったですが、少し気になることがあって報告です。
その尾根末端のすぐ脇(北側)に林道が走っていたのは、前からなのですが、その林道が伸びていました。ここ数ヶ月のことと思います。どこまで伸びたかはわかりませんが、最初に尾根にでてくる祠の先で尾根を横切って、尾根にあったと思われる木々はなぎ倒されて土むき出しです。その後尾根に並行して尾根進行方向右側に延長された作業道が新設されていました。のっけから結構興ざめです。
降りてきて林道入口にこんな看板があって、林道敷設の取ってつけたような言い訳が書いてあって、笑ってしまいました。
作業者のかたの労働環境改善もいいですが、その為に大規模な自然環境の破壊されても困るんだよなあ。俺の大好きな女峰山にこれ以上変なもの持ち込むなよ。週休二日にするか一日にするかは、その会社の経営方針の問題だろ。せっかく最高のアカヤシオ天空散歩ができたのに、ちょっと心が曇った出来事です。皆さんはどう思いますか? ■■
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あの作業道には驚きました。
山が壊されていくのは悲しいことです。
何のための工事なんでしょうかね。
これ以上あの尾根を破壊しないで欲しいです。
どうせなら植林地か松木沢の崩壊林道でも工事してもらいたいですね。
何のための工事、?。あの立て看板が表向きの理由のようです。そんな馬鹿なって感じですよね。
あれ、市や県の仕業ではないようです。国民の貴重な税金を使って、何をしてるんでしょうね。
林道を作れば、運搬が楽になって作業時間が短縮できるって論法じゃないですか。
働く時間を減らす方法は、他にいくらでもあるはずなのに。
自然保護の為の林道敷設だけにしてもらいたいですね。
こんな論法が通用して、林道を新設されていったら、日本の山の中、林道だらけになっちゃいますね。
「日光森林管理署」となると、国有林での工事の可能性が高そうですね。日光中に植えられている唐松伐採だったら、日光中が林道だらけになってしまいます。数年前、あの綺麗な千寿ヶ原でも派手に土くれ林道を造っていました。行政の「森林を大切にしましょう」の看板はなんなんでしょうかね。国立公園て何なんでしょう。
まぁ、国有林に入林する際には「なるべく道をはずさないように心掛ける」必要があるそうで、その辺が我々の泣き所なんですがねぇ~。
そうなんですよ、国がこのやり方で林道を作ると、いくらでも林道増やせてしまうってことです。我々の税金でです。
そもそも働き方改革って、まったく理解できません。働き方を国が決める必要があるのか、多様性があっていいのでは、っていつも思います。
国立公園って、道端に死んで転がってる獣一匹、無許可では移動させていけないんですよね。ああいった、自然破壊は、我々がをウォッチして、声をあげていかなければいけませんね。
確かに、我々は道外しっぱなしです。(笑)
我々のできることは、こういった場で、自然破壊の現状を告発していくことだと思ってます。山を削ってしまうと、元になかなか戻せない。作ってほったらかしで崩壊林道があちこちある。なんて愚かな事を繰り返すんですかね。
日は違いますが、ここと言い半月山と言い、自分も同じようなところを歩きました。この作業道を見たときは、私も目を疑いました。試験のために山を削るって、理由になってませんよね。だったら、看板なんかないほうがまだ嫌な気分にならずに済んだのにと思います。