平成14年に妻が倒れ、入院が続きました。
嚥下(えんげ)ができなくなり、食事は直接お腹に穴をあける胃瘻(いろう)で行っていました。
この食事は、医療行為だから無料と説明を受けました。
市立病院、和歌山医大、和歌山日赤からは当然、請求されませんでした。
治療費は、高額負担で後日戻ってきました.(現在は、立て替え払いはしなくてもよいそうです。)
ところが、自宅近くの病院に2か月余り入院した時は、後日よく見ると食事負担額を請求されていたのです。
水も飲めない妻が、胃瘻以外で食事をすることはあり得ません。
私は、病院に和歌山医大等の請求書を示し説明を求めました。
病院の担当者は
それは、和歌山日赤などはサービスで請求しないのでしょう。
と、うすら笑いを浮かべて言いました。
医療請求書の本を読んだわけでもありませんので、笑われて終わりです。
医療請求の審査をするところにも聞きました。
担当の女性は、
無料ですと、回答してくれましたが、書類が間違っているかを点検するだけで書類が間違っていなければいいのです。
と、ここも関知しないの態度でした。
この件は、ハイこれで終わりです。お金? 返ってきません。サービスですから。
ついでにもう一つ。
日産ルークスという軽自動車を平成23年(5年前)に新車で買いました。
3か月位して運転席付近から、時々ギーギーと異音(2~3日続く)がしました。
買った店に持って行くと、修理作業をして直ったということで同乗して確認したところ、100mほど走ると音が鳴りだしました。その後、直ったと言って3回受け取りました。
この中には、鳴ったと持って行くと、同乗して何処からかを確認するのですが、鳴らない時は、判らないから修理のしようがない。鳴ったらまた持って来て下さいと丁寧にお引き取りをさせられました。
この逆もありました。
直りましたと車に同乗して100m走るとかすかに鳴りだし、800mでは完全にギーギーと鳴り、お引き取りをしてもらいました。この後の修理からは異音はありません。
しかし、どこが悪かったのか聞いても一切答えてもらえませんでした。
自分の車がどのように修理されたか知る権利があると思い消費者センターに聞くと
担当の女性は、
直せなくとも修理にさえ応じれば、それで業者の義務は果たしています。
故障個所について、業者は説明する必要は全くありません。
との回答で、あっさりしたものです。
病人という本当に弱い立場にある者に、その心のスキを狙う病院があることを知らされました。
わざわざ時間を掛け、弁護士(以前相談30分10、000円)を頼むほどではない金額をだまし取る手口。
他人事ではありませんでした。
これらの人に天罰は望みませんが、倍返しの社会的ムクイが何時か下らんことを。