いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

【無韓系】Dr.HOUSE シーズン1 面白いです

2014年03月17日 | 無韓系日記
huluに加入して、すぐに観ていたのがこのドラマ。
日本のドラマで、「GM 踊れドクター」というのがあって、私大好きだったんですよ!
東山くんが総合診療科の先生で、アイドル志望で、って変な役なんですけど、
多部未華子ちゃんがかわいかったんだなー。
その頃、これは「Dr.HOUSE 」が元ネタだ、と言われていて、一度観たいと思っていたのです。

もうぜんぜん、ドラマのテイストは違いますけどね、
患者さんの病気がなんなのか、チームで答えを探していくっていう所は同じです。
東山くん演じる後藤先生が愛すべき変人ですごく優秀で、
みんなにいつのまにかあだ名をつけちゃってて、子どもみたいなところもあってキュートでした。
ハウス先生はとにかく偏屈で皮肉屋で、人間嫌いで、
こんな人誰が愛せるのか?って人なんですけど、いつしか愛しちゃうんですよね。不思議。

先生はカディ女史が経営する病院の医師なのですが、
白衣が嫌いで、診察が嫌いで、患者を患者とも思わぬ態度で困った人。
だけどめちゃくちゃ優秀。
だから問題ありありだとわかっていても、大目に見てあげてます。
病院には必要な人材なの。

先生はチームを持っていて、優秀な部下が三人もいます。
まずは若くてハンサムな白人男性であるチェイス。コネで採用した、とは先生の談です。
そして若くて強情っ張りな黒人男性フォアマン。
16の頃、悪いことをして警察のお世話になりかけましたが、今は更生しています。
そういうタフな人材が欲しかった先生が、非行歴を評価して採用。
最後は若くて美人なキャメロン。黒髪も美しくスタイルもモデル並み。
美人なのに、あえて困難な道(医者になるのは大変だもんね)を選んだことを評価されました。
あと、どうせ採用するなら見た目がいいほうがいいじゃん、と。

もちろん経験豊富なハウス先生が手綱を引き締めながら、チーム診療が展開されます。
先生には専門分野ってあるんですかね?
いや、もちろんあるのでしょうが、興味のある症例は診る、そうじゃなきゃ診ない、って感じ。
唯一の友人、ウィルソン先生(ユダヤ人)や、カディにのせられたりしながら、
毎回難題の患者さんを救ってあげています。

「俺たち医者がなんでも治せると思ったら大間違いだからな。死ぬときゃ死ぬんだ」
ぐらいは平気で言いそうな先生です。(まだ言ってませんが)

長く続くシリーズの常で、登場人物たちがそれぞれ魅力的。
互いの関係性も微妙に変化していって、面白い。
もともとシーズン1も、もっと短い話数の予定だったそうですね。
医療の現場って、やはりきびしい現実もあり、
身につまされることも多くて、ちょっとつらい回もあるのですが、
なんだかついつい観たくなってしまうドラマです。

前も書いたけど、ドクターハウスって、「屋敷先生」って感じ?

せっかく視聴したので、ちょこっと感想メモを書きます。
あらすじとか書かないので、
見た人にしかわかんないメモだと思いますが、よかったら。


1-1「診察嫌い」

こ、こわい。気道の確保って、よく医療ドラマに出てくるけど、こわいよ~。
人間は喉を切ってあんな風に管をつっこんでも死んじゃったりしないんだね。
とかいって、え?って思う間に、打ち所が悪くて死んじゃったりもする。
人の生き死にって、人智の及ばない領域なんだとつくづく思います。
だから医療ドラマが面白いのかな。

「患者は嘘をつく」が信条のドクターハウス。
患者さんの嘘が診断のさまたげになってるのかな、と思ったけど、違った。
この先生、とにかくわがままなのね。
そして人間嫌い。
なんで医者になったの~?
自分の優秀な頭脳を生かせる職業を選んだら、医師だったのだろうか?
でも患者さんに、生きろ、闘え、と言うために、きちんと会いに行く。
ウィルソン先生が言うみたいに、ホントは優しいの?偽悪的なだけ?

足が悪くていつも痛み止め飲んでて、口が悪くて、診療嫌いで白衣が嫌い。
でもなんだか好きになれそうな気がする。

今回の患者さんは幼稚園の先生でした。
脳腫瘍なのかと思いきや、ポークハムにいた条虫に寄生されてました。
ホントに先生、結論が飛躍しすぎ。マジか?と思ったらマジだった。
何度も死にそうになったけど、虫下しを2錠ずつ1ヶ月飲むだけで治る病気だったのだ。
え?そんなんでいいの?
ホントに病気ってこわい。
そして病気になった時は、いい先生にかかりたいとつくづく思った。

先生の読んでた「SPRING HOTTEST PEOPLES」って雑誌、何?
「温泉人」?


2-2「血縁関係」

16才の夜驚症の少年。
夜驚症って何かな、と思ったら、寝てるときに突然叫び声をあげたり、
恐怖症状が出る病気なんだって。小さい子しかかからないし、夢とちがって
起きたときは何も覚えてないそうです。

どんどんいろんな検査や治療が進んでくんだけど、
なぜ夜驚症が出るのか?という原因を探っている過程なんだよね?
それがわからないと治しようがないから。
でもどんどんどんどんいろんなことが進んでいって、混乱しちゃう~。
外来に来るへんな患者さんもいるしね……。

ここんちの父子に血縁関係があるとかないとかって、
先生ととの軽口から出た賭けだったんだよね。
本気でそうだとは誰も思ってなかったという偶然。
しかも両親とも実の親じゃなかった。養子だったのよ。

前回の「患者は嘘をつく」じゃなくて「家族も嘘をつく」ってわけですね。
正確な診断のためには、本人の病歴、薬歴のみならず、親の情報も必要なんだね。
救急搬送された患者さんは何もわからないことが多いから大変だろうな。
自衛しようにも、自分情報を常に身につけるのは難しいしなぁ。

あごわれって遺伝だったんだね。
しかも優性遺伝とな?
割れてた方が種の保存的に有利なのか?


1-3「多すぎた病名」


治療を進めれば進めるほどはまり込む迷宮。
病院に来てるのにどうして良くならないのかな~って
自分が患者だったらすごい不安になるよね……。
いっぱい検査している間に痛い思いもするし、体力も消耗する。
病気ってつらいな。

病気の併発を疑ったけど、問題は薬の処方ミスじゃないかって気付いて、
でもそうじゃなかったので手術をはじめたら心臓が止まりかけて……。
見ていてすごくこわいんだけど、つい見ちゃう。
最後に彼が助かるのを確認したいから。

結局抗痛風薬(コルヒニン)を摂取したからということは間違いないんだってことで、
彼がドラッグを使う時にコルヒニンで薄めたんだろう、という話で収まった。
でも先生は納得してなくて、どこかでコルヒニンを摂取したはずだってさがす。
よくなった患者さんが、せき止めを飲もうとして
「あれ?この薬前に飲んでたせき止めと違うよ?」って言う。
先生は院内薬局で、彼が過去に飲んでたせき止めとよく似た薬を見つけて天をあおぐ。

こ、これって、やっぱり町の薬剤師さんがまちがってたんだってことだよね?
「これは効くわよ」って患者さんが飲むことを容認したわけだから、
字の書いてある院内処方は正解で、市販薬が間違ってたってことでしょ?

え?あれあれ?って、最初はよくわからなかったけど、これでいいんだよね?

セックスについてキャメロンがやたら四角四面に話すとこみると、
やっぱり先生のいうとおり、なんかトラウマがある女性なのかも。
そんな彼女を意識しちゃってドギマギしているチェイスは意外とウブだな。

あの手術のシーン、びっくりした。
外から見えるようなとこでやるのね。無菌室だから?


1-4「院内感染」

とにかく生まれたばかりの小さな赤ちゃんが死んじゃうなんてひどい。
ほんとにつらい話で、やりきれなかった。
しかも、原因は病院かサービスでプレゼントしているくまちゃんでしょ。
それを配るおばあちゃんが鼻水拭いた手で渡してたのがダメだったわけよ。
そ、そんなことが原因で?って思うけど、赤ちゃんって弱いんだな。
先生がいちはやく院内感染て気付いたのに、最初は誰も信用しなかった。
日頃の行い……ですかね。

誰かを助けるために、誰かが犠牲になる。
同じ症状の患者に、違う薬。どちらかが助かり、どちらかが死ぬ。
どちらかはわからないけど、どう選ぶ?神様でもないのに。
医師という職業の過酷さが感じられました。

結果的に患者を死なせてしまったキャメロンは、告知の重荷を背負い、
どちらの薬も間違っていたとわかったハウス先生は、
たったひとりで死亡した赤ん坊の解剖をする。
みんな必死でがんばってるのよ~。
だからこそ、あのおばあちゃんに殺意を感じちゃってしょうがない。
わたしたちも気をつけないとね。
大人のみなさんは風疹の予防接種を!

今回珍しく、ハウス先生がキャメロンのことを心配しています。
だけど無神経すぎて嫌われちゃった。
そしてもっと珍しく、患者さん(妊婦さん)に大絶賛されてにやけちゃう。
急にかわいくなっちゃって、先生ったら。


1-5「疑惑」

両手のひどい湿疹で来院したシスターが、今回の患者さんです。
アレルギーの薬を出したら、呼吸困難がおこって先生が注射をしたら心停止。
先生の処置に疑惑が持たれるんですね。
量か、種類を間違えたんだって。

フォオアマンは先生が間違ったんだって主張して、キャメロンは先生を信じた。
カディは疑いまくってチームから外すことまでしたもんねぇ。
いろいろあって、シスターの体内にあった銅の十字架が原因の銅アレルギーと判明。

チェイスが修道女を嫌う理由は、自分が神学校にいたからの同族嫌悪?
望んだ道に進めなかったせいで神職者が嫌いなの?
クリスマスと言うことで、キャメロンが先生に意味深にプレゼントあげたり、
ちょっと微妙な雰囲気になってきましたね。
キャメロン、ファザコンっぽい雰囲気があるしなー。

結局は親友のウィルソン先生につきあってもらって、
自宅でテイクアウトの中華料理食べてるハウス先生。
さみしいひとりぼっちのクリスマスでなくてよかったね。


1-6「ソクラテスの問答」

統合失調症を患うお母さんの面倒をみている孝行息子。
お母さんが血栓症で倒れちゃったんだけど、まだ若いのになぜ?と
先生が腰を上げるんですよね。
孝行息子に心動かされた結果じゃないかと思いきや、
治ったお母さんを見送りながら「面白い症状は消えてしまった……」と。
ハウス先生らしいよね。

お母さんはガンだった。そして体に銅がたまっちゃうウィルソン病だった。
統合失調症じゃなかったんだよ。誤診誤診。
みんなに精神病って言われて、息子も15才なのにすごく苦労して、大変だったけど
最後はよくなって帰れてよかった。
先生が憎まれ役を甘んじて引き受けたのもよかった。

先生は誕生日らしくて、なんかキャメロンがまた意味深におめでとう、なんて
言ったりして、へえ~って感じ。
そしていつもケンカばっかりのカディも実はバースディカードを用意してたりして、
ふう~んと思いました。渡せなかったけどね。
このふたりはなんか、戦友って感じの絆がありそうな気がするんだけどな。

病院の経営者って、いつも現場の医師とケンカしてる印象。
日本のドラマでも、海外ドラマでも。
病院経営って難しいのね。


1-7「罪と罰」

奥さんがアフリカ睡眠病かも。
それとも野兎病?
ほんとに世の中にはいろんな病気があるな。

今回は患者が嘘をつく、の典型かな。
奥さんが浮気の事実を黙ってたから、病気の特定が遅れた。
夫は妻の裏切りの可能性を知ると、いっそ死んでくれたら、と思った。
もし治らなければ、妻が浮気をしていないという証拠なのだから。
でも本当に彼女が死んじゃうかも、って時に、夫は願うの。
死なないでくれって。
で、彼女は昏睡状態から回復するんだよねー。
「愛の奇跡を見た!」みたいな顔の先生が印象的。

結局夫の親友と浮気してた奥さん。
旦那さんは、彼女の裏切りを許せなくて別れることになっちゃうんだけどね。
何度浮気したってバレなくて平気な人だっているのに、不運としかいいようがない。
病気にまでならなくてもなぁ。

キャロラインの心の傷は、若くして死んだ夫のことだった。
ガンだとわかってて結婚した彼女。21才の時。
彼女の傷が何か知りたくなってカルテを調べた先生。
キャロラインは怒ってたけど、先生が自分に興味を持ったってことは
喜んでいいと思うよ。先生のことマジで好きなの?恋?

診療嫌いのハウス先生だけど、
その外来で治療のヒントをもらうことが多いから、いいんじゃないですかね。


1-8「医療不信」

お母さんの気持ちもわからないでもない。
結局子どものことを一番良く見ているのは母親ですからね。
そして母親の勘は得てして当たる。
ティーンエイジャーとなると多少かっては違うと思いますが。
お医者さんが患者を助けようとしているのはわかってるけど……。
それがことごとく成果をあげないとなると、拒否したくもなりますよ。

最終的にハウス先生がとった手段は究極。
お母さんだましちゃうなんて。これで間違ってたらどうすんだ。
「どっちにしろ放置すれば患者は死ぬ」って言うだろうな、きっと。
お医者さんというのは、そういう思考を必要とする職業なんですね。

今回フォアマンとハウス先生が似てるって話になりましたが、
尊敬する人物とはだんだん似てくるもんですよ。
素直じゃないんだから、フォアマンったら。

私は新品の服は洗って着ます。
人生の中の危険要素を何パーセントか排除しているな。

梅毒のおばあちゃんはとってもキュートだった。
残りの人生を楽しみたいから、治療はしないって。
「菌は死んでも、脳は破壊されている。治りませんよ」って、
人によってはすんごいショックな事実なんだろうけど、
おばあちゃんにとっては福音。
彼女の気持ち、なんだかわかるわ。
ハウス先生が彼女をないがしろにしないで
きちんと向き合ってくれてたのが、すごく好印象でした。
息子に出てってくれって言ったのが最高だった。


1-9「生きる希望」

患者さんはすっばらしいトランペット吹きで、かっこいい回。
焦点はDNRですね?
延命治療は拒否するよ、っていう書類に患者さんはサインしちゃう。
治らない病気なら、苦しまずに死にたいって。
もうトランペットが吹けないんだったら、生きてても仕方ないって。

治る見込みがまだあるから、先生は訴訟覚悟で患者を助けちゃう。
先生の信念が熱いのだ。
こういうの見ちゃうと、ブラックジャックを思い出しちゃうよね。

自分だったらどうするかなぁ。
いっぱい管をつながれながら生きるってつらいと思う。
家族に申し訳ないって、きっと思ってしまうな。
尊厳死ってなんだろう?と、考えてしまいました。

フォアマンのレジデント時代の先生がやってきたけど、
なんかいけすかないやつだったよねー!
フォアマンが引き抜きの話を同僚にしたでしょ、
あの時の反応が冷たくて笑ってしまった。
引き留めてほしいならそういえばいいのに、フォアマンったらしょうがないなぁ。

先生の提案した処置を施して大変な事態になったとき、
フォアマンは先生をせめる。「あなたのミスだ」って。
でも先生は、「責任者の君のミスだ」ってはっきり言う。
そういうものを背負って、先生はこれまで主治医としてチームを引っ張ってきた。
そこがわかんないフォアマンは甘ちゃんだし、このままだとずるい先生になっちゃうよ?

一流の世界で生きている孤高のふたりが出会って、
最後あんなふうに交流して、ステキな回だったなー。


1-10「身元不明の女」

以前の農薬付着の時の皮膚洗浄といい、
今回のアイスバスといい、けっこう医療行為ってすごいものがあるね。

ホームレスを毛嫌いしていたフォアマンが、だんだん変わっていくのがなかなか感動的。
咬まれたせいで自分も危なかったのに、
怒りもせずに死にゆく彼女の身内を探してあげるフォアマン。
彼女を擁護していたウィルソン先生と一緒に彼女の過去を知るの。

ホームレスだって人間で、過去もあるし、未来だってあるはず。
うーん、難しいけどねぇ。

知りたがりやのハウス先生。
人間嫌いみたいに思われてるけど、人一倍人間に興味がある人なんじゃないの?

1-11「依存症」

うあー、ハウス先生禁断症状すごかったですね。
自分の手を砕いちゃうなんて、怖すぎる。
鎮痛剤の依存症か……。
なんか副作用があるというわけじゃなければ、いいんじゃないか。
合法だし。
どうして足が悪くなったのかな、先生。

もうこのチームは一触即発というかなんというか、
みんな個性が強くて大変なんですけども、
基本はハウス先生を信頼しているというところ。
問題は山ほどあるけど、優秀な先生なのよね。

1-12「ドーピング」

モ、モンスタートラックのショウ?
ピアノといい、トラックといい、先生の趣味って幅広いわ~。
そしてキャメロンを誘うとは!
先生よっぽど友達いないんだね。

ウィルソン先生の講義に出るつもりだったけど、
2週間前に中止になってました!って、キャメロンの嘘だよね?
え?ウィルソン先生の嘘?どっち?
と思ったら、ウィルソン先生の嘘だった。
親友に嘘つかれて傷ついちゃったハウス先生。
でもデート楽しそうだったし、いいじゃないですか。

汚染された土壌で育った大麻のせいでカドミウム中毒になるとは。
大麻もオーガニックの時代か。


1-13「父と子」

今までわりとほっとかれてたチェイスにスポットがあたった回です。
両親は11才の時離婚。
お母さんは5年後に死亡。
お父さんを恨んでも仕方がないかもね。

患者君のお父さんは結局嘘をついていたわけですが、
下まつげバリバリの男はなにか信用できません。
ごめん……。

オールドチェイス先生もお医者さんで世界的権威なのね。
父を越えたい息子。国は違えど永遠のテーマですね。

患者君、ハンセン病でした。治ってよかった。
チェイスもお父さんへの愛情を自覚できてよかった。
でも余命3ヶ月なんでしょ?お父さん。
これが今生の別れになるんじゃ……。
一度も一緒に飲めずに終わるなんて悲しいよ……。

しかしながらハウス先生の好奇心の強さは異常。
これが病気の解明に役立ってるんだな、きっと。




1-15「表と裏」

あの新オーナー、腹が立つよね!
カディにも失礼千万だよ!
そりゃ私だって、カディはハウス先生のこと好きだもんね、贔屓だもんね、と
思ってはいたが。

キャメロンがハウス先生のこと好きだってチェイスに言っちゃってびっくり。
チームの人には話さない方がいいよ~。
案の定フォアマンにも知られちゃうし、絶対何かとからかわれちゃうよ?
激務だし、話すような友達いないのかな……。

マフィアの人ってことで、イタリア系の顔した兄弟(義理)だったね。
こんな業界の人がゲイだって絶対言えないだろうね。
証人保護プログラムで無事に生き延びられることを祈ります。
チャオ!新しい人生。

警備の人が、頼まれてお肉をあげたのがいけないんだけど、
FBIの人が「女房の口座に云々」というくだりがよくわからなかった。
あの会話から、警備の人が袖の下をもらって、ということがピンとくるわけだけど、
そもそもなんでそういうことしたの?些末なことだけど気になりました。

鼻の穴におもちゃを突っ込んじゃう幼児。
消防車に救命士に警察官で猫が出てくるって出来すぎ。
だけど面白い。
そんなのあり得ない!からつまらない、というのではなくて、
ドラマは、本当にありそうな嘘の話だから面白い。

車大好きのハウス先生とウィルソン先生。
「ハイ、ボーイズ!」とカディが声かけするのもよくわかるのでした。
ティーンエイジャーか、あんたらは。

禁煙飴が日本の龍角散のど飴だったのには驚いた。
小道具さんが探してきたのか?


1-16「肥満の原因」

肥満は万病のもと、みたいに言われる昨今、
病気のせいで肥満という症状が出たんだ!という発想の転換で無事解決。
太ってるといじめられちゃったり、自己管理のできない人とかいわれちゃったり、
散々ですよね。
そうかと思えば痩せたくないから腫瘍を取りたくないって
よくわからない女性患者まで。
何事も中庸が大切。

少女もかわいそうでしたが、問題は前回から引きずっているリストラ問題よ。
チェイスもフォアマンもキャメロンも、三人バラバラ。
新会長のいいように操られて疑心暗鬼になっています。
先生も妙にキャメロンを挑発したりして、どういう腹づもりなの?
彼もどうしたらいいかわからなくなってるの?

先生がチェイスを選んだのはびっくり。
っていうか、もう自分がやめるわ、って言うのかと思った。
まだまだみんなの人となりがよくわかってないなー、自分。

先生を犬のようにしつけたいだけに見える新会長。
むかつくわ~。


1-17「大統領候補のエイズ疑惑」

オバマさんが大統領になったのは、本当にすごいことなんだな、と実感。
白人男性よりも、もっと厳しい自己節制とか、モラルとかを求められる。
ほんとに自由の国なのかよ?っていつも思う。

そういうところで生きているからか、やっぱり大統領候補の言葉には重みがあって、
「賭けてばっかりだ」
「人にかい?」
とか、ずしっとくる。
先生は基本人間を信用してなくてここまできたけど、
ここにきて、大統領候補の言葉を信じ、エイズの再検査を試みるのだ。
長いつきあいのウィルソン先生もびっくり。

幼い頃のてんかんの発作か~。
ほんとに助かりたいと思ったら、医者には絶対嘘ついちゃいけないな。

リストラしたくないから、会長の会社の薬にお墨付きを与えるスピーチをすると
決めたハウス先生。
そんなの先生らしくないよ……。
と思ったら案の定。あんな糞会長の言うことききたくないよね。
本当にいい薬だったらいいけどさ。
嘘がつけない先生。でも患者のためならいくらでも嘘をつく先生。
かっこいいなー。敵の多い人生だと思うけど。

キャメロンの握手に応えてあげない先生。
好きだから?救えなかったから?
キャメロンは強い女性ね。ちょっともらい泣き。


1-18「自己犠牲」


チェイスがむかつく~。あいつは世渡り上手だね。
案外フォアマンの方が多少の良心を残していますね。
ハウス先生のことは嫌いだけど。

このシリーズではじめて患者さんが亡くなってしまいました。
あの糞会長のせいで、亡くなってしまったといってもいいでしょう。
カディもそれに荷担した、というか黙認しちゃって罪悪感があるのね。

合理化、効率、そんなことばっか考えて医者がやってけるかー!
こういう人たちを支えるために、カディのような経営者感覚とか
バランス感覚に長けた医師が、病院経営を切り回しているんですね。
糞会長、志は熱いようなこと言っといて、結局儲け重視の嫌な奴。

役員のみなさんが目を覚ましてくれてよかった~。
カディがふんばってくれて、本当に良かった。
保身?病院を守るため?にハウス先生のみならず、ウィルソン先生まで
一度は解雇する、と決めたカディ。
大丈夫なのか、今後の友情は。

キャメロンは戻ってきますよね?
あの赤ちゃん、お父さん大変だと思うけど、大事に育てて欲しいな。


1-19「隠れていた真実」

飛び込み台から落ちるときに発作が起きるのかと思ってびびりながら見てた。
ところが彼女は無事で、プールサイドでおじさんが倒れちゃってた。
なんなんだ?と思ったら、集団感染。
そういえばこれは医療ドラマで推理ドラマじゃなかったんだった。
(推理ものっぽい側面はあるけど)

驚いたのは少女の妊娠。
自立しているように見えて、まだまだ子どもだす。
才能を育てるのは大切だけど、子どもが子どもらしくいられる時間を
できるだけ長くとってあげてほしいな、と思います。

チェイスがいびられてて、かわいそうかな。
でもたいしてこたえてないような彼の態度を見ると、
やっぱムカつく。

先生、キャメロンに素直に言えばいいのに。
「君が必要なのは病院じゃない、俺だ」って。
キャメロンが待っていたのはそういう言葉なのかなーと思ってた。
先生もそう思ってたんじゃない?
でもデートを要求されて、ちょっと拍子抜けした?意外だった?
キャメロン、最初はそういう言葉を期待していたと思うな。
でも、そんな言葉より、2回も頼みにきてくれた先生の態度や、
他の先生にジェラシってる様子を見て、ま、いっか、と思ってくれたんじゃないかな。
そろそろ許してやるか、的な?

絶対に先生を部屋に入れない(それどころかチラ見も許さない)彼女の女子力は高い。
ここの駆け引きは重要です。
こんなとこでデレてたら、先生相手に話しになんないのよ。
いつまでたってもイニシアチブ取れません。
どれだけ相手に惚れさせるか、が重要。

次回、フォアマンやチェイスがどう反応するのかな。
アメリカ人の内面ってわからん。

カディのおっぱいアピール、いつも気になってたので、
先生が指摘してくれてうれしかったです。
胸元けっこう強調してるよね、いつも。


1-20「マゾヒズム」

なんつーか、先生の卑屈な恋愛観、見てて痛い。
図星なのか、あっけにとられたのか、キャメロンも引き気味です。
「俺が不完全な男だから好きなんだろ」
わたしはあきれちゃいましたよ!先生!

被虐趣味の彼は、相手に対して完全に無防備になることで
新たな自分を見いだすのですってよ。
すごく深いですね、こういう世界は。
物理的刺激以外で快感を得られる人類の脳はすごい。

きれいなコサージュを用意しておいて、
あそこまで卑屈な発言をする先生こそ、マゾじゃないんですか。
これでも俺を愛せるのか?って試してるんですか?

ウィルソン先生が、あんなに心配するってことは、
5年前のある出来事が相当ひどい傷になっているってわけね。
はぁぁぁぁぁ、いったいどんな人なら先生の心をひらけるのでしょうね?
どんな意地悪にも、にこって笑える人?
先生の方から好きにならないと無理なのかな。

キャメロンが帰ってきたとき、ハグしてくれたフォアマン。
彼の恋愛指南もおもしろかったです。
友人として、彼女が傷つくのを見たくないのね。
合わないかなぁ、このふたり。
このままフェイドアウトしちゃったら、
先生の指摘が図星みたいで嫌だなあ。

患者のハーヴィーくん、日系っぽい描写が気になりました。
日本には恥の文化があるけど、あんな冷たくないよ……。
そして看護婦に化けて入り込んだアネットに、思わず笑いました。
それはあかんやろ。


1-21「3つの寓話」

アメドラの構成力というか、脚本家の力はすごいですね~。
これって個人で書くの?脚本。
もうしびれちゃう。
ドラマを観る醍醐味がここに凝縮されています。
これって文章じゃ表せない妙味じゃないですか。
楽しいなぁ、この回。

ハウス先生が、代理で診断学の講義をすることになるのですが、
3つのケースが同時進行で語られるんです。
最後はみんな足を切断しないといけないかも……というところにいきます。

そのうちのひとつは、なんとハウス先生本人のケースなのでした。
こんな話をしたのは、別れた恋人と出会ったから。
5年前に別れた彼女は、夫の病気を診断して欲しいと頼むのです。

だが、断る。

ハウス先生ったら……。

でもねー、それは過去の出来事に由来してるのよ。
足を切断したくなかった先生は、必死で温存手術を望むのですが、
彼女はハウス先生に死んでほしくないわけ。
で、彼が最悪の痛みを我慢するために眠らせてもらっているうちに、
彼の意志に反して手術を承諾してしまうの。
もちろん主治医になってたカディも承知の上です。

切断、まではいかなかったけど、多くの筋肉組織を切除して、彼は足を引きずるようになった。
そのうえ、痛みも取り除くことができなかった。
ハウス先生は不自由な足と痛みを一生抱えて生きることになったの。

でも生きてるのよ!

愛するが故の決断ですけど、そりゃもう別れなくちゃしょうがないわよねー。
「彼女は君を憎んでなんかいない、むしろ愛してるんだよ」

すかすかだった講義室が、だんだん人で埋まっていくのがよかった。
助手たちも聞きに来てたね。
で、冷静に事例を検証していくうちに、先生の心も整理がついたみたい。
最後、授業するはずだった医師の不調の原因まで診断しちゃったハウス先生。

やっぱスゴい。

足を切りたくないんだ!って、先生も普通の人なんだな。


1-22「医師の使命」

ハウス先生、もちろん聖人君子ではないことぐらいわかってましたけど、
今回ほど、先生の人間らしさを感じる回はなかったです。

とうとう元恋人の夫を治療することになったハウス先生。
彼女への未練たらたら。
そしてそんな自分をもてあましてる。
悩みに悩みつつ(先生らしい悩み方でしたが)
最後は、医師としての使命を尊重するんですね。
「患者の意志を尊重する」という自説を曲げて。

患者が何をどう言おうが、命を救うことが医師の使命だ、ということかな。

元恋人ステイシーの決断が、かつて、ハウス先生の命を救い、心を壊した。
今回はハウス先生の心を救ってくれたのかなー。
愛しているけど、そばにはいられない。
そばにいると、孤独なんだって。
孤独に耐えてそばにいるほど、彼女は強くないのね。
あんなに愛されてるのに、孤独なんだ……。

楽しいこともいっぱいあるんだろうけど、
ある決定的なところで、しゃきーんと壁に阻まれちゃう感じがダメなんだろうな。

彼女に愛してると告白されたことで、ハウス先生も吹っ切れたのかしら。
杖なしで歩こうとしたけれど、それはやっぱり無理で、
過去にもどることはやっぱりできなくて。
痛み止めを常用して、痛みと共に生きていくしかないハウス先生。

元恋人に対する執着が、いままでの先生像とは違っていて、
あらたなハウス先生を発見した思いです。
キャメロンが言ってましたね。
「人を愛せないのかと思ってたけど、私を愛せないだけだったのね。安心した」

偏屈だけど、愛は深い。
あれが愛と呼べるのかは別としてですが。
難儀な性格です。

わたしにゃ、そんなに愛しているのに、
他の男と結婚してしまう元恋人の気持ちの方がわからん。
自分が大事だってだけだろ!チェッ。

ゲリラ的に注射打っちゃって、でも肝心なカテーテルがはずれちゃって
ハラハラしどおしでした。
先生も怖かったろう。怖いけど、やるしかない。
患者の命を救うには、あれしかないわけだから。

元恋人の十字架ネックレス、ハウスの贈り物なのかなー。
彼女の持っている宝石はそれだけ(ハウスからのプレゼントだけ)だったらいいな。




はい、そういうわけで以上、シーズン1の感想メモでした。
シーズン2からは一皮むけたハウス先生が見られるのかしら?
また少しずつ視聴を進めたいと思います。



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