いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

ドリームハイ ♯ 2

2015年06月14日 | ドリームハイ
ダンスや歌、そういう見せ場は1話につき1シーンと
決まっているんですかねぇ……。
gleeみたいにもっと見せてくれさい。

《あらすじ》

ヘミの懇願を理事長は一蹴した。
「この選択が間違いだったと証明するわ」
捨て台詞を残してヘミは去ったが、とりあえず、
借金取りから逃げなくてはならない。
わたしが不合格だなんて……。

一部始終をモニターで見ていたグクは、
ヘミをバイクで校外まで連れ出してやった。
幼い頃、出会ったことがあるのに、彼女は忘れているんだな。
昔からちょっとわがままで、
でも人のために泣ける優しい心の持ち主だったコ・ヘミ。
今彼女はぽろぽろ涙を流している。
泣き顔なんか、見せたくないのに。

ヘミが家に帰ると、家財道具は差し押さえられ、
妹のヘソンが寒空に放り出されてぶーたれていた。
頼みの綱だったカン・オヒョクはさっさと逃げちゃったし、
そもそも死んだ母さんを誘惑して離婚させた男なんて頼る気もないし。
ふたりはグクたちのアジトにこっそり入り込み、ぐっすり眠った。

ところが翌日、ヘミは借金取りにさらわれてナイトクラブで歌わされるはめになる。
意地でも歌謡曲なんか歌うもんか!
必死で抵抗していると、オヒョクが助けにきた!
ヘミはキリン校の特待生になったのだという。
担任はオヒョク本人。これってホント?

すべては理事長の采配だった。
ヘミを含めて特待生を3人入学させるという。
全員連れてこられなければ、オヒョクは部長の提案通りにクビになってしまう。
「なんだ、わたしを助けたのは自分のためなのね」
ちぇっと思うが、この際だ。
自分が生き残るためには、他のふたりを見つけて連れて行かなくちゃ。

オヒョクは特待生のひとり、ヒョン・シヒョクを探しに出かけた。
シヒョクというのは、実はグクの本名だ。
試験会場で暴れた彼を、理事長は知っていた。
グクの中にも、ダンスへの情熱が隠れている。

試験に合格したグクの友人インソンに教えられ
オヒョクがアジトにおもむくと、血だらけのグクが倒れていた。
すでに放免されているとはしらず、
ヘミを助けに借金取りの事務所へなぐり込んで、逆にやられてしまったのだ。
「シヒョク?しっかりしろ!」

理事長自身ものんびり構えてはいなかった。
みずから新任教師をスカウトしに行く。
塾で数年英語を教えていただけの英語教師をなぜ?
彼が大事にしているキーボードやレコードの山に、何か理由があるのかもしれない。

さて特待生ソン・サムドンを探しに、ど田舎の村にやってきたヘミ。
目指す相手は案外簡単に見つかった。
のど自慢大会の出場者だって。
肥料袋を縫い合わせて作った自前の衣装に、
天然パーマの笑顔のかわいい田舎者。
こいつがサムドン?

司会者に、出場理由を聞かれたサムドン。
嫁探しだとにこにこ答えた。
会場からお気に入りの娘を連れておいでと言われたサムドン。
迷わずヘミの前にきた。
さっきぶつかったときから、気になってた。
「初対面だけど、俺と一緒にきてくんろ」
あれよあれよという間に、ヘミは舞台へあげられてしまった。

(つづく)

2話の見せ場は、主席合格者ジェイソンのダンス。
彼はグク役のテギョンと同じ、2PMのメンバー チャン・ウヨンくんです。
英語でしゃべったり、きざな人ですね……。

そしてそのジェイソンのダンスを思い出して踊るグクがカッコイイ。
コピーするんだけど、細かい部分が違ってるの。
ああ、これが彼のスタイルなんだなぁって素人のわたしでも思います。
でもなんだか悲しそうなの。
なぜ彼はダンスを封印してしまっているのかしら?
悪友インソンは好きなだけ踊ってるのにね。
ちゃんとしたおうちもないみたいだし……。
でもいいバイクに乗ってるし……。
謎だわっ。

歌の見せ場は、イェーイ!お寿司ちゃんの中の人です。
キム・ピルスクちゃん。演じているのはIUです。
うたうまっ。
そして、合格通知を持って喜ぶ姿が超キュート。
この娘の容姿が標準以下とな?
全然かわいいじゃないか!
美の基準の多様化を求めますよ、ほんと。

この歌をバックに、グクとヘミのバイク逃避行が描写されております。
いい雰囲気~。
メットに隠れて泣いているヘミ。
それがわかって、またメットをかぶせてあげるグク。
青春だわ~。


ヘミを助けにいってボコボコに。白馬の王子さまはつらいよ。

グクの不器用な感じがいいんだよね。
男友達とはつるんでワイワイやってるけど、女の子には慣れてない。
よくよく調べもせずに金貸しの事務所に飛び込んじゃうくらい、まっすぐな気性。
時間をかせいでくれ~と頼まれて、即あばれちゃう単純さ。
What'sUpの主人公ジェホンくんとは、また違うタイプですね、同じワルだけど。
彼が青年なら、グクはまだまだ男の子って感じなんだよな~。

さて第2話でやっと登場したサムドンくん。
キム・スヒョンくんがいいあじ出してます。
この子も、まだまだ男の子って感じなの。
きっとサムドンとグクが、ヘミを挟んでライバルになっちゃうのね。
歌のサムドン、ダンスのグクってとこかな?
すっごいなまりの田舎の子だけど、実力はどーなんでしょう?

はやく聞きたいっと思わせる引きでドラマは終わりましたが、
これって危険な賭だよね。
こんだけ期待持たせてたいしたことなかったらどーすんの?
しかもスヒョンくんは役者さんなんだし。


わたしはNHKのど自慢のファンです。海外編も楽しいよね~。

音楽ドラマは、作中の音楽のクオリティーがもっとも重要。
どんなにうまい役者がそろっても、演奏が悪ければ台無しでしょ?
「人々が熱狂するロックバンド」が出てくるはずの映画で、
そのシーン無音、ってのもありますが、あれほどの期待ハズレはない。
そこを作る自信がないなら、映像化はあきらめてほしいなぁ。
というわけで、次回、期待してますぜ、スヒョンくん。
演技力は問題ナッシングだと信じてるんで。

問題はヘミかな~。
台詞も多いし、出番も多いし、いろんなことがおこっちゃって大変だけど、
もう少し目に力がほしいところ。
理事長への土下座。
からの、「鼻の穴見てただけ」の開き直り。
このシーン、期待してたほど、ぐっとこなかった。
ヘタだと言い切っては申し訳ないが……。

気位が高く、偏見バリバリだけど、実は家庭の愛情に欠けていて、
本質は優しいところがあって、歌を愛する心だけは誰にも負けなくて、という
複雑な人物像を表現できるようになってほしいな、と思いました。
最終回までには、ぜひ。

ひるがえってヨンさまはさすがの貫禄。
キャラクター造形も、ただ優しいだけの理事長ではありませんよ~。
オヒョクのクビを承認したわけではない、と優しいことを言いながら、
特待生を全員連れてこれなければクビであるとか、けっこう厳しい。
ピルスクの合否を部長にゆだねたりね~。
圧巻は、あの英語教師へのセリフ。

「とても不安です。
でも、この緊張感がいい。面白いでしょう?
人に会う度、それが良縁か悪縁か、予測できない。
だから出会いはときめくものです」

なんかこう、ヤマ師って感じがしませんか?
この人、こんな穏やかで優しそうにみえて、芸事を扱う人間なんですよ、やっぱり。
どこか奔放で、自由で、ドキドキする日常が好きで、
一か八かの勝負にのれる人。
絶対に、ただのいい人であるわけがない。
そんな理事長に非常に魅力を感じると共に、背筋が寒くなります。
やるときゃやるよ、この人。
部長も甘くみない方がいいと思うよ~。

あ、お寿司ちゃんの正体は早々にわかってしまいましたが、
もちろん次回も観ます。
サムドンの歌を聴かなくちゃね。



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