この日の蕪栗沼は,盛期の賑わいがウソのように,すっからかん。何もいなかった。
しかし,沼の脇の土手を歩いて行くと,沼の一番奥,川に続いている岸辺に,サギたちの群れが入っているのが見えた。

かなり遠かったが,18倍の双眼鏡で確認すると,ヘラサギが混ざっているのを確認。
下の画像は上の一部を拡大したもの。
下の画像は上の一部を拡大したもの。

この子,夏羽に換わっているのでは?
あまりに遠くって,画像がひどいが,後頭部に,トキのような冠羽がボサボサ生えてきたのがわかる。(ヘラサギはトキ科で,トキの近縁種。)

夏羽になると,体の一部が黄色っぽくなるが,それも何となくわかる。

このとき,あまりにも遠くて,消化不良だったので,昼過ぎリベンジに行ったが,あえなく返り討ちにあってしまった。

午後は,土手道を挟んで反対側の白鳥地区の方に,ダイサギ1羽とともにいたが,朝と同じく,かなり遠かった。

少しでも近くから見ようと,白鳥地区の反対側に移動しようと思ったが,その途中で遠くを飛んでいるのが見え,降りたと思われるところを探したが,見つけられず。
もの凄く,消化不良。
心の健康に悪いけど,こういうのも,鳥見の世界ではよくあって,また楽しい。
将来に向けての,喜びの貯金と思うことにしている。
将来に向けての,喜びの貯金と思うことにしている。
いつか,ヘラサギ夏羽と再会したら,私は,誰よりも嬉しい気持ちになれるはず。
こんな貯金が,たくさんあるから,鳥見はやめられない。
(2024/03/10 ヘラサギ)
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