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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

う!

2024年03月12日 | 宮城県_蒲生干潟

 水辺で鳥見をしていると,必ずと言っていいほど,「ウ」に出会う。

 ヒメウはわかりやすいので良いが,ウミウとカワウは,よく見ないと識別できない。

 ま,似たようなもんだし,「ウ」の識別は億劫だ。
 いいかぁ,と思って。フィールドノートには,ウの仲間,という意味で,「ウsp.」なんて書くことが多い。ホントは,良くないんだけど。

 しかし,こういうふうに,カワウとウミウに並ばれると,億劫さが,ワクワクに変わる。

 左がウミウ,右がカワウ。

 人によって識別方法は違うと思うが,私は,カワウの口元がカタカナの「カ」になっていることで判定。
 「カ」という字の,肩の,真っすぐに降りてくる線が,カワウの口角と一緒。

 「カワウ」の「カ」だし,覚えやすい。

 上の画像は右向きだが,左向きのときは,まさに「カ」。

 下の画像はウミウ。

 「カ」ではなく,口角の尻尾がとんがっている。
 これをもって,「ウミウ」の「ウ」の形,という人がいるが,私は,想像力不足でよくわからない。

 ウミウは,顔の白いところが多い(=目のラインを超える)のも,識別ポイントだが,わかりづらい。
 遠くからだと白い部分で見分けられそうだが,やはり,口角を見ないと安心できない。

 色でも見分けられる(カワウは背が褐色)というし,大きさ(ウミウの方が大きい)も違う。
 慣れた人は,飛んでいるときのプロポーション(=カワウは翼の位置が中央,ウミウはやや後ろ)でも見分けられるというが,これも微妙。
 
 下の画像は,2月3日,1月以上前のもの。

 潮位が違うせいで,岩が水上に露出しているが,場所は同じところ。

 同じように,ウミウとカワウが並んでた。

 ウミウ。このころ,この子は,まだ冬羽だった。

 顔の白いところが大きく,ウミウ!!って感じ。識別しやすい。

 下は,カワウ。もう夏羽になっていた。

 それにしても,1月経っても,同じように並んでいた,ということ?

(2024/03/09 ウミウ,カワウ)

 



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