ここ数ヶ月,ず〜っと「会いたい」と,こぼしていた鳥。
地元で,普通に会いに行けば良かった話だが,限られた時間のなか,どうしても優先順位が低くなってしまい,会えていなかった。
だから,ここで運良く出会うことができ,ホント,嬉しかった。
喉が黒いのがオス。
最初出会ったときは,口いっぱいに虫をくわえていた。
ちょうど子育てをしている時期だった。
これは,巣の近くの木のてっぺんに止まっているところ。
鳥が鳥なら,複雑にさえずって,縄張り宣言をし続けるところなのだろうが,ピイッ,ピイッと,鳴くのみ。
それがまた良い。
背景に見えるピンクは,まだ残っていた山の桜。
桜の新鮮な葉の上にも,止まってくれた。
葉柄に掴まっているが,その足が,めんこ。
食べ物を見つけた。
喉が黒くないのがメス。
さっきのオスとはペアのようだ。
こちらも,同じく,たくさんの虫をくわえていた。
木の陰から撮影していたら,虫をくわえたまま,川べりの土手に潜り込んでいった。
あれ。
今度は,フンをくわえて出てきた。
まずい。
ここは,孵化した雛がいる巣だった。
気づかれないうちに,そそくさと場を立ち去る。
それにしても,ここが巣だとは,本人に教えてもらわないとわからなかった。うまい場所に巣を作るものだ。
ちなみに,ここは,チャラ瀬ばかりの淵がない小川だが,ヤマセミもいて,土手に開けた穴に出入りしていた。人が結構くる場所の裏っ側,気づきにくい場所ではあったが,大丈夫か?
(2024/05/17-20 キセキレイ)
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