鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

長い翼のアホウドリ

2024年06月06日 | 航路

 久しぶりに八戸-苫小牧航路に乗った。

 この航路で,アホウドリの仲間は,クロアシアホウドリ,コアホウドリ,アホウドリの3種が見られるが,うち,クロアシアホウドリとコアホウドリは普通に見ることができる。
 

 
 今回,クロアシアホウドリは,青森県沖から苫小牧沖まで,航路全体にいたが,特に,この航路の南側,青森県沖に,非常に多かった。
 
 
 帰路では,海上のいたるところに,1〜5羽で浮いており,カウントはしていないが,200〜300羽はいた印象。
 
 
 往路では,船を伴走するように飛び,至近距離で,その姿を堪能させてくれた個体も何羽か。
 
 
 クロアシアホウドリは,なんと言っても,この長い翼が魅力。
 
 
 この翼で,大きな体を風に乗せる。
 
 
 風を切る美しい翼。
 
 
 ときには,波も切る。
 
 
 体をひるがえしながら飛ぶので,翼の先端が海面を切る場面がしばしば見受けられる。
 
 
 無茶苦茶カッコ良い。
 
 
 同じような写真で恐縮だが,こういうふうに,翼を広げている瞬間が好き。
 
 
 クロアシアホウドリは,本家アホウドリよりも,また,コアホウドリよりも,翼がシュッと細くって,長い感じがするので,そういう翼を堪能できるポーズ。
 
 
 下半身に着目すると,腰のあたりに,白い部分がある個体と,ない個体がいる。
 
 白い部分がある個体の,おもて。
 
 
 うら。
 
 
 腰に白い部分がない個体。
 
 
 その違いを探すのも楽しみ。
 
 白い部分の有無は年齢の関係なのだろうか。
 
 好きすぎて,アップの写真ばかりにしてしまったので,海の雰囲気がわかるよう,引きの写真も何枚か置いて,この記事を締めることにする。
 
 
 
 
 
(2024/05/25  クロアシアホウドリ)