貧乏食堂・ちょっとイッてるお料理レシピ

発想を変えれば、愉快な食卓。安い素材で、美味しい料理。変わっているけど、ウマけりゃ良し。貧乏だって、幸せだいっ!

マカロニほうれん草

2022-09-18 08:56:26 | 麺類
材 料:マカロニ(好きなタイプ)・ほうれん草・オリーブオイル・
    おろしにんにく・塩・こしょう・マーガリン
    分量はすべて適当です。お気楽に。

作り方:
1.フライパンに多めのオリーブオイルを入れ、
  おろしにんにくを入れます。
2.ゆでたマカロニと適当に切ったほうれん草を入れ、
  塩、こしょう、マーガリンで味つけします。


なんとお洒落な料理でしょう。

イタリアンっぽさが、
日本人であることを忘れさせてくれます。

んなこたぁ〜ない!

「マカロニほうれん荘」という漫画が、
少年チャンピオンで連載されていました。

それが、ヒントです。

知らないよねぇ〜。


< おまけの無駄話 >

「鯉子と鯉太郎の恋物語」。

山奥の川に捨てられた鯉太郎はひとりぼっち。

鮎やウグイ、ハゼはいますが、
誰も相手にしてくれません。

それは、鯉太郎が大きいからです。
怖がって、近づかないのです。

鯉太郎は、毎日毎日、友だちを探し続けています。

昨日もダメだったし、今日もダメ。

毎日、また明日頑張ろうと思いながら、
眠りにつくのです。

ある日の朝。

目覚めたら、離れたところに、赤く大きな魚が。

もしやと思い、近づいてみると、
自分と同じような姿や大きさをしていました。

鯉太郎は、くすんだ黄色と黒のまだら模様。

その魚は、ほとんど朱色ですが、
少しだけ白が入っていました。

きっと友だちになれる。
そう信じて、声を掛けてみました。

「君は誰?」

「ハァ? あなた失礼じゃない!
 鯉に名前を聞くなら、先に名乗るべきでしょ!」

「あっ、ごめんなさい。僕は鯉太郎。君の名前は?」

「また失礼だわ。多分、私の方が年上よ。
 君って言うのはよくないわ!」

「ごめんなさい。あなたの名前は?」

「私は鯉子よ」

「どこから来たの?」

「あっちよ」

「あっちって、どこ?」

「あなたバカじゃない。鯉なんだから、
 地名なんてわかるわけないでしょ」

「そりゃ、そうだ。
 あなたはひとりなの?」

「見れば、わかるでしょ!
 あっ、それは独身かっていう意味?」

「いや、あの、そうです」

「私は独身よ。っていうか、この川に捨てられてから、
 ずっとひとりぼっちよ」

「僕と同じだ」

「あらっ、そんなことを言いながら、
 実は妻子持ちなんじゃないの?
 騙されないわよ」

「そんなつもりはないよ。
 ずっとひとりぼっちだったから、
 友だちを探していたんだ」

「まぁ、信じてあげるわ。それで?」

「僕と友だちになって」

「いいわよ。あなた、お仕事は?」

「鯉です」

「合格! IT企業の経営者だって言ったら、
 信じなかったわ」

「良かった。鯉子さんのお仕事は?」

「鯉です」

「僕と一緒だ」

「ハハハハハハハッ!」

川に捨てられた2匹の鯉が出逢い、恋に落ち、
やがて結ばれて、子どもたちが生まれました。

その川では、たくさんの錦鯉が泳ぐようになって、
鯉の楽園と呼ばれるようになりました。

お・し・ま・い。

何のこっちゃ!

2匹の鯉がいたのは実話です。


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