小学生のとき、校庭のすみっこに作ったミニ田んぼで田植えをしました。ウサギやニワトリの飼育と同じくこれも授業の一環なんだと先生は何度も繰り返し言い聞かせてましたが、案の定いざ始まってみると田植えというより泥んこ遊びになってしまいました。作業はぜんぜん進まず、予定の時間を大幅に過ぎたために先生大激怒。「自分はまじめに田植えをしたと自信を持っていえるものは手を上げなさい! その人だけ着替えて家に帰ってよろしい!」
その口調から(ははーん。先生はきっと誰も手を上げないとたかをくくってるな)というのが読み取れましたので、ひねくれた子供だった私は「ハイッ!」とこの上なく良い返事をして手を上げたのでした。まぁ実際私はわるふざけもせずちゃんと田植えをしてましたし。それにこの先生には前に工作の課題を親に作ってもらった疑いをかけられたことがあって大キライだったのです。
結局手を上げたのは私ひとりでした。教室に戻って服を着替え、30分たってもまだ田んぼの前に立たされて説教されてるクラスメートたちを横目で見ながら家路についたのでした。
これがノーマルエンディング。実はこの記憶には別エンディングがありまして、そちらではクラスで三番めくらいにかわいかったHさんという女子も手を上げました。ふたりで教室に戻り、恥ずかしいのでそれぞれ反対側の角に移動して背中を向けあいながらササッと着替えて、そのあと涙目のみんなが戻ってくるまでポツリポツリ会話をしながら待っていたような気がします。
35年も前のことなのにたびたび思い出すんです。どちらのエンディングが正解っぽい気がするかはその日の体調によって変わります。
その口調から(ははーん。先生はきっと誰も手を上げないとたかをくくってるな)というのが読み取れましたので、ひねくれた子供だった私は「ハイッ!」とこの上なく良い返事をして手を上げたのでした。まぁ実際私はわるふざけもせずちゃんと田植えをしてましたし。それにこの先生には前に工作の課題を親に作ってもらった疑いをかけられたことがあって大キライだったのです。
結局手を上げたのは私ひとりでした。教室に戻って服を着替え、30分たってもまだ田んぼの前に立たされて説教されてるクラスメートたちを横目で見ながら家路についたのでした。
これがノーマルエンディング。実はこの記憶には別エンディングがありまして、そちらではクラスで三番めくらいにかわいかったHさんという女子も手を上げました。ふたりで教室に戻り、恥ずかしいのでそれぞれ反対側の角に移動して背中を向けあいながらササッと着替えて、そのあと涙目のみんなが戻ってくるまでポツリポツリ会話をしながら待っていたような気がします。
35年も前のことなのにたびたび思い出すんです。どちらのエンディングが正解っぽい気がするかはその日の体調によって変わります。
カマは危険だからとやらせてくれなかったような気も。
あるいは先生に叱られなかったので記憶に残ってないのかな。
それにしてもいま思い出しても石本先生ムカツク。
(`∩´)
ドキドキしてたので女の子班の方まで見る余裕がなかった
女の子は少し遅れて教室に戻った
たらたらと帰る準備をしおわる事、ぽちぽちとクラスメイトが戻ってきた
あまりに酷かった子はまだお説教されていた
昔の記憶は友達と確認しあうと全然違う事がありますね
言いかえれば各人が自分の都合の良いように憶えてる。
それにしても疑われるほど提出物の出来が良かった小山さんは凄いぞ!
糸ノコやヤスリで遊んでいたもので、手先の器用さには
とっても自信があったんですよ。
それを疑われたものですから強烈なトラウマが残ってます。
とはいっても当時の先生って24~5才の兄ちゃんですから
自分が同じ年ごろにどんな人間だったかを考えると
多くを求めるわけにはいかないですね。