JNBのトークン

2006-06-29 17:24:55 | ねっとりネット

ジャパンネット銀行から先月送られてきた ワンタイムパスワードのトークン を初めて使ってみました。もっと早く試してみたかったけど、なかなか機会がなくて。

おもいっきり簡単に説明しますと、6けたの数字のパスワードを、トークンと呼ばれるこのキーホルダーみたいなものが教えてくれるのです。数字は1分ごとに変更されるしかけになっています。つまりもし盗み見されたとしても、1分後にはそのパスワードは「時代おくれ」で悪用できないというわけ。いま現在有効なパスワードはこのトークンと銀行側のコンピュータだけが知っているのです。かしこいな~♪

以前は暗号表とにらめっこしながら「上から3段めの左から7番めの数字を打ち込んでください」みたいなやり方で、けっこう面倒だったんですよ。トークン方式に切り替わってずいぶんラクになりました。新しもの好きだからこれで振り込みするのが楽しくて楽しくて。ガンガン通販で買っちゃいます。

上の写真は数字の部分を加工して 888 888 にしてありますが、実際にはもっとランダムな数字が表示されます。左端に「あと何秒で数字が変わるか」がわかるバーが付いていて、まるで大阪の繁華街の信号みたいですね。

日本の味博覧

2006-06-25 23:34:47 | おたべ
きのう新幹線で駅弁を買いました。いつもは 21世紀出陣弁当 というのを食べます。いかにも「うりゃぁあ! 本気出して仕事しに行くゾ!」という感じの名前が気に入ってるんですよ。でも今回は 日本の味博覧 が先に目に入ったので買ってみました。たまにここをのぞいてくださるお侍さんが絶賛しておられたので、一度食べてみたかったのです。


これは春バージョン。6/26から夏バージョンに替わります。
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いやぁ~ もう信じられんほどうまいです。出陣弁当のほうはおいしいとは言ってもやっぱり「駅弁」なんですが、こっちは駅弁の域を超えてますよ。本当においしい和食ってこういうのかとひとり納得。外国からのお客さんが「本物の和食クイテ~」と言い出したら、料亭に連れて行く前にとりあえずこれを食べさせて反応を見れば失敗しなくていいかも知れません。スペックは以下の通りです。千円でよくこれだけ詰め込みましたね。


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おまけ。乳酸菌ブームで品薄が続いてるすぐきの漬けものですが、新大阪のおみやげコーナーには山のようにありました。でも値段はスーパーの3倍!


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丈夫な傘

2006-06-24 12:40:15 | ほんまにええよ
いま使ってるカサは17年も前に買ったものです。いつも濡れたままポイと放ってるだけで何の手入れもしてないのに、目立つ汚れやサビもなくまだまだ現役です。一度、満員電車の中でおじさんがしゃがみこんだ拍子にベルトに引っかかってぐんにゃり曲がったことがありました。このときはさすがにもうだめかと思いましたが、30分くらいかけてなでるようにゆっくりゆっくり骨を伸ばしてみたら、折れもせずきれいに元通りに直ってしまいました。

途中でなくすことが多いから気づかないだけで、実はカサって本来こんなに丈夫なものだったんですかね? う~ん。。。これ以前に使ってた物は何度も糸が切れて縫い直したり、布にサビがにじんできたり、イヤンな匂いがするようになったりしてすぐ買い替えてたような気がするけどなぁ。

職人さん手作りの高級品なんかではありません。ダイエーで買ったプラスチックの安物です。特別な設計や製造法が隠されているわけじゃなくて、たぶん作った人も意図してなかった偶然の組み合わせなんだろうという気がしますが、まちがいなくこれは無名の逸品ですね。名前を付けてかわいがってるので、私が死んだら妖怪傘化けになるかも。

二夜連続で『バタフライ・エフェクト』

2006-06-21 15:43:31 | シネマーノ
『バタフライ・エフェクト』 には以前私が観た劇場版とはエンディングが異なる別バージョンがあります。DVDには収録されていますが、そのためだけに買うのももったいないのでずっと気になったままでした。だから某局で劇場版とディレクターズカットを二夜連続で放映すると聞いたときは飛び上がって喜びましたよ。

でもよくここまで考えつくなぁというほどつらく悲しい映画なので両方観るのはムリ。ディレクターズカットだけにしておこうと、二日目の晩にビールとおつまみを準備してテレビの前に座りました。わくわくしながらスイッチON! あちこち演出がちがうのかと思ったらほとんど同じだなぁ・・ あれれ終わっちゃったよ・・

というわけで放送日をまちがえて劇場版をもう一度観てしまいました。結局翌日も観るはめになり、気分はマリアナ海溝の底で深海魚とお散歩中。こりゃしばらく立ちなおれませんな。私の中では「大好きだけど二度と観たくない映画」という不思議な分類になってます。

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ストーリーは、うまくいかなかったことを過去に戻ってやりなおせる超能力を与えられた青年の悲劇です。彼は大好きだった幼なじみの女の子を最悪の家庭環境から救い出すためにその力を使おうとします。ところが何度トライしてもどこかで歴史に歪みが生じ、誰かが不幸になる結末が待っているのです。すべてがうまくいくことはあり得ない。何かひとつをあきらめない限り彼女を救うことはできない。それが自分の運命だと悟った青年は、悩み抜いた末に彼女への愛情自体を押しつぶすことを選んでしまうのです。ディレクターズカットのエンディングではその手段が別の究極の方法に差し替えられていました。つらさ三倍。

父親から遺伝した脳の異常が原因で、主人公は「世界を解釈する方法」が普通の人間とはちがっている。そのことが過去へ戻って別の人生を選びなおせる超能力をもたらしたのではないか。そう示唆されていたように思います。たとえどんなにつらかろうが、現在の自分を取り巻く状況は、たくさんある可能性の中から自分自身が選び取ったものなんだということでしょうね。トラウマになること必至なのでこの映画は誰にもおすすめしません。

99%チョコレート

2006-06-17 18:01:01 | おたべ
たべたー! (>_<) にがーい!

って話じゃなくて、三枚目くらいでだまされてることに気づきました。なんとなく画期的な新製品みたいに思ってたんですよ。でもよく考えたらカカオ成分99%って、大昔からある「純ココア」のことじゃないですか。あのバンホーテンの。金色の缶の。ひとさじすくってワクワクしながらなめてみたら、香りは超あま~いのに味はゲロニガで泣いた経験ないですか? あの純ココアが湿気吸って固まったのとたいして変わりませんよ!

何の変哲もない豆腐を「固形豆乳」と言い替えて売り出したら、勝手な期待と誤解でバンバン売れちゃった、みたいな感じですかね。いやまぁ99%チョコはバンバン売れてはないだろうけど。もともとチョコレート大好きだし、みなさんがおっしゃるほどにはマズくなかったので喜んで食べてたけど、このことに気づいたらいっぺんに冷めてしまいました。もう買わない。

(´-`)

今後は純ココアを薬のオブラートに包んで飲むことにします。

乳酸菌とってるぅ?

2006-06-15 12:55:13 | おたべ
乳酸菌ブームのせいで、すぐきの漬けものが近所の四つのスーパーのどこにもありません。またしてもテレビで「毎日ひときれ食べるだけで内臓脂肪がグングン減る」みたいな話をしたんだそうな。もともとバンバン売れるものではなさそうだけど、ここは京都に近いこともあって、以前はどの店にも普通に並んでました。手に入らないとなるとますます食べたくなるなぁ。

でもすぐきって白菜の浅漬けなんかにくらべたらヘビーな味と香りで、食べたことない人にあげても「くさってたから捨てた」と言われたりするらしいですよ。買い占めてるのがふだん慣れてない人たちだったら、いまごろ泣きながら食べてたりして。

すぐきとか、ドイツ料理のソーセージの横に付いてるキャベツとか、乳酸菌ですっぱい味の漬けものが好きです♪

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書いてて思いついたんですけど、あのドイツのキャベツ(ザウアクラウト)が手に入らないときはすぐきで代用できそうですね。今度ちょっといいソーセージを食べるときは横に添えてみよっと。京都の創作料理の店で出したら受けそうな気もします。

宇宙球

2006-06-10 13:19:03 | コメントしにくい
宇宙を封じ込めた玉がどこかの国の博物館に展示されているという。それはサッカーボール大のガラス製の中空の球体で、表面はツルツルと滑らかだが、内壁にはふたつの掌を押し付けた跡が彫ってある。見学者たちはその美しい輝きとたいそうな題名に興味を惹かれて立ち止まり、自分なりに解説しようと皆一様に講釈を垂れるらしい。「封じ込められた宇宙とは芸術家の魂のことなんだ」「掌は自分を抑圧する殻を突き破ろうとするパワーを表現しているのさ」云々。

残念ながらいずれの解説も的外れである。球体の内部、底面から5センチほどの位置に刻まれたメッセージに気付いて、その意味を理解しない限り作者の真の意図は伝わらない。そこには小さな文字のラテン語でこう書かれている - 「こっちが外側」。つまり球体の内部こそがこの宇宙の外側であり、封じ込められているのは我々の方なのだ。

ガラスの壁で相手側とすき間なく隔てられているという点においては、球体の内部も外部も対等である。だからどちらがどちらを封じ込めているのかは解釈次第というわけだ。空間の位相を反転して、閉じたままの球体がぐんにゃり裏返るイメージを頭に描くことができるだろうか。内側から押し付けられているように見えた掌は、我々の宇宙を外側から大事そうに抱きかかえる手に変わる。いや、あるいは人によっては今まさに宇宙を押しつぶさんとしている手かも知れない。

「こっちが外側」なんだと一方的に宣言しただけで、小さなガラス玉に我々が住むこの宇宙全体を封じ込める力が備わった。ただしそこに至るには相当のイマジネーションが不可欠である。これはつまり二重の意味で「宇宙の外には何がある?」に対する答が見つかったということではないか。できればこの玉は立派な博物館などではなく、貧乏アパートの四畳半の隅にでもこっそり設置するのが良いような気がした。

99円野菜ジュース

2006-06-04 16:13:50 | おたべ

完全にSHOP99の回し者と化しております。以前ドラッグストアのサーバで売ってる 野菜ジュース がおいしいので毎日飲み続けてみようかと検討中と書きましたが、同じく「1日1本でOK!」タイプのが99円で出ました。ほんとに庶民の味方ですゎ。

野菜ジュースと聞いて思い浮かべるあのスパイシーな味ではありません。砂糖を入れてるとしか思えないくらい甘くて濃い味です。でも砂糖も塩も無添加なんですって。ニンジンの自然の甘さなんでしょうね。

一生もの

2006-06-03 13:59:30 | ねっとりネット

国内の無料メールの草分けであるAnetがあとひと月でサービスを終了します。「一生のメルアド。」をうたい文句に始まったのが1997年。「プロバイダが変わってもアドレスはそのまま!?」と何十万人もが飛びつきました。まさかこの「一生」がユーザーの一生ではなくサービスの一生を意味していたとは。

ものすごく困るわけではないですけど、9年も使ってるとアドレスに愛着が湧くもので、ちょっとさびしいですね。しかもかなりの数のメールマガジンの登録変更をしないといけないので気が重いです。実はAnetを使い始めたのも、別の「一生もの」サービスが破綻したからでした。大手出版社の「永久会員」も一年で終わりました。ほかにも似たような経験がいろいろあります。

コピーライターのみなさんには「一生」とか「永久」なんて言葉を軽々しく使わないようにお願いしたいです。キャッチーなぶん、責任を伴いますよ。「信じるほうがわるい」とか言い出したら人類全体の心の純度が下がります。利用規約やら免責事項みたいな法律の話ではなくて、言葉の意味する本質に対してもう少し敬意を払って向き合えよということです。

いま気づいたんですが、語学関係の団体の「終身会員」というのだけは二十年すぎてもまだ続いてます。さすが言葉に敏感な人たちだ。たぶん偶然だろうけど妙に納得がいきました。

日系人の友だちがいっぱい

2006-06-01 12:41:45 | ねっとりネット
Skypeでこの 受話器 を使っています。相手の名前を呼ぶだけでダイヤルしてくれる機能が付いてるんですよ。ただし今のところ英語にしか対応していないので「スズキ!」と呼んでも反応してくれません。「スュズューキィー」となまって発音すると3回に1回は通じます。

ためしに「Ben タナカ」「Lucy ヤマダ」というように発音しやすいファーストネームを勝手に付けてみなさんの名前を書き換えてみたところ、まるで冗談みたいですが百発百中でつながるようになりました。

マウスもキーも使わずに受話器を上げて名前を呼べばつながるので便利です。それにしても一度にたくさん日系人の友だちが増えてうれしいなぁ。ボクって国際派。

(´ー` )