ついにWindowsと決別しました。いつかはやらねばと思い続けてはや十年。客先の都合や仕事仲間とのコラボを考えると、自分ひとりだけWindowsの呪いから逃げるわけにはいかなかったのです。でもこの数か月の間に私の中で何かがハジケてしまいました。もうガマンできん。
そういうわけで無料の基本ソフトとして知られているLinuxの一種の
Ubuntu ってやつに乗り換えました。この名前はアフリカの言葉で、「うぅぶぅんとぅ」みたいに発音するそうです。ちょっと言いにくいし憶えにくいですね。でも今あちこちで人気急上昇なので、これから耳にする機会が増えるかも知れませんよ。
とにかく「これが無料でいいんですかい」というくらいものすごく良くできてます。基本ソフトだけではなくて、ワープロ・表計算・プレゼン・デザイン・音楽・動画・ゲームなどのアプリも全部タダ。ただし細かいことで文句を付けたがる人には向いてないかな。Windowsユーザーはお客様ですが、Ubuntuユーザーは自治会のメンバーみたいなものだからです。使う側も当事者ってことですね。
これまでLinuxと言えば変人が使うものでしたが、これはパソコンの仕組みを知らないふつうの人が使えるように設計されています。もちろん私のような変人が使ってもそれなりに奥は深いです。仕事の上では「Linux専門家」で通してるのに使ってるのはWindowsパソコン、という矛盾からやっと抜け出せました。今後はナイフを突きつけられて脅されでもしない限りWindowsは起動させません。
ありがとう、そしてさようならWindows!