抹茶だいすけ!

2006-01-31 00:02:35 | おたべ

私が仕事の合間に飲むお茶は抹茶です。葉っぱじゃなくて粉のお茶。といってもお作法を知ってるわけではなくてマグカップでガブガブ。口も頭もスッキリして良い気分です。

十五年くらい前だったか、何かのきっかけで砂糖入りの甘いグリーンティーにとりつかれ、職場の冷蔵庫に常備して一日中飲むようになりました。そしてまるひと夏の間ずっとそれを続けたらものすごく胃の調子が良くなって、毎日規則正しくお腹が空くし、何を食べてもおいしくてたまらん状態になったのです。胃が快調というだけでこんなにも楽しくなるものなのか。「緑のお茶は胃に良い」と身をもって知ったわけです。でもさすがに血糖値が心配なので、その後は砂糖入りはやめて抹茶をブラックで飲むことにしました。あブラックちゃうわ、グリーンや。

さらに最近になって本物の抹茶から抹茶もどきの「粉末緑茶」に切り換えました。カテキンブームのおかげで出回るようになった商品です。抹茶用じゃない普通の茶葉を原料にしているのか、値段が1/3くらいなのがうれしいです。ところがこの粉末緑茶とそっくりの「環状オリゴ糖で粉末化したインスタント緑茶」というのも売ってるので話がややこしい。こちらは抹茶というよりお茶風味のジュースみたいな感じなのであまり好きではありません。まぎらわしくて説明もめんどうだから、ひとに頼んで買ってきてもらうわけにはいきませんね。

写真は例のシャカシャカする茶せんと泡立て器をミックスしたような竹製の和風マドラー。愛用してます。でも本当はカプチーノ用の電動泡立て器がほしい。

手回しラジオ

2006-01-30 00:02:47 | 来た見た買った!

大ヒットした手回し充電たまごの類似品が半値で安売りされてたので買ってきました。ラジオと時計とLEDライトとサイレンと携帯電話の充電機能があります。デザインがまぁまぁかっこ良くて発電機もなかなか高性能みたいなんですが、スイッチ類が超ちゃちっぽくてハンドルを回してる間にラジオの周波数や電圧切り替えがずれるのが困りものです。携帯の充電中に電圧が変わったらこわれちゃうんじゃないかなぁ?

あんまり信用できなさそうなので非常用や旅行用とは考えずに普通のラジオとして家で使うことにしました。そういうわけでここ数日ラジオ生活が続いています。ぐぉぉ~! と1分間ハンドルを回すとふとんに入ってから寝付くまでの間くらいはもつので、ちょうどおやすみタイマーになっていい感じです。

ラジオを本気で聴くなんて何年ぶりだろう。堀江美都子さんの『ミッチの独言倶楽部』に聴き入ってた高校生のころを思い出します。表記は「ミッチ」なのにタイトルコールは
 ( ´O`)< ミッチィのひとりごとくらぶぅ~♪
と「ィ」が入るのはなぜなんだといつも不思議に思ってました。

『フライトプラン』

2006-01-29 13:19:05 | シネマーノ
前世の因縁が原因で、私はジョディ・フォスターの映画が公開されたら間髪いれずにチェックしないと体重が増えて家の床がいたむという呪いをかけられています。

幼い子供が突然いなくなる。半狂乱になって探し回るが、まわりの人たちからは「もともとあなたに子供なんていない。心の変調が作り出した幻影だ」と言われ、だんだん本当にそんな気がしてきて自分が信じられなくなる。

という導入部が例のトンデモ宇宙人映画 『フォーガットン』 そっくりなので、誰もがおっかなびっくり公開を待っていました。結論からいうとフォーガットンの50万倍はおもしろいです。わざわざこの映画をねらって出かけるほどではないけれど、映画好きの人が「今月なに観ようかな~」というときにはおすすめ。「ジョディ・フォスターの映画にハズレなし」は今回も言えてます。

宣伝レビューで「だれが敵でだれが味方か最後までわからないおもしろさ!」みたいなことが書かれてますがそれはウソデス。最初に顔を見た時点で「あぁこいつとこいつが犯人だ」ってわかります。「この人は顔は恐いけどいい人」「この人はめんどくさいだけで悪意はない」とか、それぞれの役柄がものすごくわかりやすく顔に出ていました。

あまりにもわかりやすくて最後まで大きなどんでん返しがなかったので、もしかして何かサブリミナル的な演出、たとえば悪役の人たちには共通する服の色とか、表情とか、瞳の写りこみとか、登場時の効果音とかが使われていたのかなという気がしてきました。DVDが出たらゆっくり検証してみよう。

劇場公開中。

天ぷら

2006-01-29 01:07:50 | おたべ

近所のたこ焼き屋さんで売ってる天ぷらです。キャベツのおまけ付きでひと盛り200円って安くないですか。スーパーの惣菜コーナーの500円ぶんくらいあります。朝食べたら夜中までおなかいっぱい♪

ここのたこ焼きはタコが小さいのを隠すかのようにコンニャクが入ってたりするところが家庭的でほほえましいんですよ。子供のころ家で作るたこ焼きは細切りのコンニャクやチクワがメインの具でした。なつかしい。

大阪式いか焼き(ソース味のイカクレープ)やおでんも売ってます。おじいちゃん、おばあちゃん、娘さんらしき人でやってるかわいいお店です。

トイレ修理

2006-01-28 16:32:37 | お家騒動

修理ってほどたいしたことじゃないんですけどね。三日前からレバーを戻してもちょろちょろ水が流れっぱなしになってるなぁと思ってたんですが、けさ小川のせせらぎで目が覚めて見に行ったら完全にこわれてダダ漏れ状態でした。

タンクのふたを開けてみると黒いかたまりが底に沈んでいて、手に取るとモロモロ崩れていきます。築十七年にもなるとゴムも水に溶けるんですね。原形をとどめてないので寸法がわからず、ホームセンターに6種類くらい売ってた中からカンで選んできたのが上の写真の部品です。宇宙船エンタープライズ号みたい。

うちのタンクが特殊なのか、一部はさみで切って加工しないとはまらなかったけど、いまは快調に動いてます。気持ちいいくらい水漏れがピタッと止まりました。498円で修理完了♪

ヽ(´▽`)ノ ホームセンターだいすけ!

『アイス・プリンセス』

2006-01-27 03:55:27 | シネマーノ
とてもおもしろかったです。でも対象年齢は中学生くらいまでと思われるので、あんまりはりきって観てはだめですよ。子供向け映画を楽しめるメンタリティーをお持ちの方限定です。お子さんといっしょにコタツみかん劇場でどうぞ。

秀才女子高生が奨学金目当てにフィギュアスケートの運動解析をテーマとした論文を書き始めるのですが、取材でスケート場に通ううち自分でも滑りたくなってきて、とうとう初心者クラスに入門してしまいます。得意の物理学の知識を活かし、空気力学を応用した練習法を取り入れてみるとウソみたいにメキメキ上達してしまって・・。そんなアフォな・・。

主演の女優さんがとにかくかわいいです。どういうかわいさかというと、二十年前の『赤毛のアン』のミーガン・フォローズを思い出しました。たぶんCG技術を駆使してるんでしょうが、吹き替えのプロスケーターの滑りとうまくつながっていて、本当にこの人が滑ってるような気がしてきます。

DVDでました。

漬物だいすけ!

2006-01-26 01:23:20 | おたべ
まだ味のわからない二十代のころには京都にもよく行っていたのに、電車一本で3~40分という近くに引っ越してからは「いつでも行けるし」という安心感からか逆に足が遠のいていました。それがこのところ続けて用事があり、いまさらながら京都の漬物がずば抜けておいしいことを再発見したのです。

「先生」が弾く生ピアノの妙なる調べが流れるラウンジで、ママが「京都は水がおいしおすからお漬けもんもおいしおすえ」と勧めてくれたときには(むぅ。漬物はどこでもおいしいからなぁ)と心の中でつぶやいていました。ところがためしにきゅうりをひとくち噛んだとたん延髄に衝撃が走ったのです。ぜんぜん塩辛くないのにとても濃い味。「ひゃあ。ほんまにおいしおすなぁ」

ポリ袋に野菜を詰めてアミノ酸水で満たした例のアレを、いつのまにやら私は漬物の味の基準にしてしまっていたみたいです。実はそれほど食べ物にうるさいほうではなくて、化学調味料は大好きだし、「ガンコ親父のこだわりの~」みたいに手間やレアもの感を売りにしているのには興味ありません。しかしさりげなく出されたあのラウンジの漬物は、それはそれはびっくりするほどおいしくて、本当の本物ってこういうのなんだなと久々に感動しました。

それから日がたつにつれ「よく考えたらあれはめったに行けない良いお店だからおいしかっただけかも知れない」という気がするようになっていました。ところが先週末の京都オフ会では、比較的若者向けの創作和食のお店だったにもかかわらず、漬物がこれまた絶品だったのです。かつらむきにしたたくあんに大葉を巻き込んである造り漬物です。あんなの見るのも食べるのもはじめて。きっとたくあん単品でもとてもおいしいことでしょう。

ここ数日は漬物脳になっていて、京都の感動の半分でも味わえないものかと外に出るたびに買ってくるのですが、まぁやっぱりそううまくはいかないですね。

ステルステル

2006-01-25 22:46:24 | 今日できることは明日
明日は待ちに待った月に一度の小型家電製品ゴミの日!

 ・ビデオ
 ・レーザーディスク
 ・電話機
 ・炊飯器
 ・ホットプレート
 ・何用かわからなくなったACアダプタの山

を捨てます。これでちょっとだけ部屋が広がって寝返りが打てるようになるかも。めざすは全財産をズダ袋ひとつに詰め込めるシンプルなライフスタイル♪

( ´O`)< マハーカッサパ!

ブートの語源と誤訳

2006-01-24 16:25:18 | テクマクマヤコン
パソコンの起動をブートと言いますね。これはパソコンが登場する以前の大型コンピュータでも使われていた「ブートストラップ」という言葉の略で、革のブーツの両サイドまたはかかと側に取り付けられている、指をかけて引っ張るツマミのことです。

『ほらふき男爵の冒険』という有名な本に、穴だか沼だかに腰まではまってしまったとき、自分のブーツのツマミをつかんで自分で自分を引っ張り上げて脱出する(実際にはできません)という笑い話が載っています。「ブーツのツマミをつかんで自分を引っ張り上げる」という英文は「自力でやる」という意味の慣用句になっていて、これがパソコンのブートの正体です。

起動がなぜ「自力でやる」なのかというと、電源を入れた直後のパソコンの頭の中はからっぽですが、かすかに憶えているハードディスクの読み出し方を頼りに、自分の頭にWindowsなどのOSを詰め込んでいく、つまり自分で自分を引っ張り上げる工程だからです。もし、すでに起動している別のパソコンをもう1台使わないと起動できないのだとしたら、すごく不便ですよね。自力バンザイ。

「パソコン起動 = ほらふき男爵説」はおそらく世界標準だと思いますが、その他にもいくつか誤訳にもとづくと思われる説があります。たとえばブートストラップをブートレース(靴ひも)と取り違えて「靴ひもを編み上げていくように順を追ってOSを立ち上げていくから」という説や、あるいは「引っ張り上げる」を「自分を向上させる」と解釈して「はきにくいブーツを誰の助けも借りずにひとりではく → 困難にひとりで立ち向かう → 何もないところからがんばってOSを起動させる」という説などです。

誤訳らしき説もなかなか味があってよいのですが、私はやはりほらふき男爵説を支持したいですね。なかなか起きられない冬の朝、自分の髪の毛をつかんで自分で自分をフトンから引きずり出す(実際にはできません)みたいなイメージ。スイッチを押すたびに寝ぼけまなこのパソコンの絵が頭に浮かんでほほえましいです。

(´ー`*)

ひさびさのオフ会

2006-01-24 01:44:33 | ねっとりネット
以前あるSNSで知り合った方から声をかけていただいて、京都の旅館でのお泊まり宴会に顔を出してきました。会合の主たる目的は(私も含めて)皆の心に深い印象を刻みつけて去っていった方への墓参です。私自身は特に交流があったというわけでもないし、SNSを退会してすでに一年が経とうとしていることもあって、はじめはためらっていました。しかし「SNSのオフ会」というのは私の視点からの切り口であって、実際には故人を起点として今も広がり続けている人脈と呼ぶほうが適切だったようです。参加して良かったと心から思っています。

意外だったのは私を「もっと怖い/ややこしい人だと思ってた」とおっしゃる方が少なからずおられたこと。私としては「ブログの印象と違って現物は毒入りじゃねーか」という落胆の声を期待していただけに、妙にくすぐったい気分です。

SNS退会の事情や私の少し変わった死生観について話せたこともうれしかったです。後者についてはこれからもブログに書き続けて、死後生や輪廻は信じないのに心霊現象を信じたり、あるいはスピリチュアルな人間であると自称している理由について語ってゆきたいと思います。