びぃのお気楽日記♪

兼業主婦の気ままなお気楽日記です♪

青い国、四国に帰ってきました。
しばらくニート生活です。

子供のころ。。。

2005年08月12日 14時02分38秒 | お気楽生活
私は小学校に行く前に父が亡くなりました。
それから、母と弟と3人で生活してきました。

子供のころ、父が亡くなったという話をすると。。。決まって大人はこう言いました。
「大変やね」と「それは頑張らないといけないね。」という言葉です。

「大変やね」という言葉はそんなに引っかかりませんでした。
実際、あまり大変だとは思っていませんでした。
(本人たちにとっては物心ついたときからそれが普通の生活でしたから)
そんな時は「母は大変だと思いますが、私たちはそうでもないです。」と答えてました。

「頑張らないといかんね」とか「お母さんに心配かけたらいかんね」とか言われるのは実はかなり苦痛でした。
大人が悪気なく言っているのは、そのころでも十分理解していました。
でも。。。正直
なんで私だけ頑張らないといけないだ!!と思ってました。
父が亡くなったのは仕方がないことです。
そしてそれは私が望んだことではないんです。
それなのに、なぜ頑張らないといけないんだろう???
そう思っていました。

でもそんなことは、母には言えません。
なぜなら母がすごく頑張っていたことは、何よりも近くにいる私たちが一番知っていたからです。
そんなことを言って母を悲しませたくなかったのです。

それに、普段の生活の中でも頑張ってきたつもりです。
友達からお父さんの話を聞いて、うらやましいと思ったことも多々ありました。
友達が自分の父親とケンカした時、
「あんなお父さんならびぃちゃんみたいにいない方がいいよ。」と言われたり。。。
(正直、なんてことを言うんだろうと思いました。)
そんなことも同じ年の友達に言ったところで、自分と違う境遇の人をその年の子供が理解できないこともなんとなくわかっていたので、反論せずに頑張ってきたつもりでした。

なのに。。。これ以上頑張らないといけないんだ。。。それはかなりプレッシャーになっていました。

大人が言ったさりげない一言。
これが子供に結構プレッシャーをかけることもあるんです。
心の片隅にでも覚えていてくれると。。。うれしいです。

でも、そんな経験があったからこそ、今の私があるんです。
ありがたい経験をさせていただいたのだと、今は思います。