不二家だけならまだマシだった

不二家の最悪な不祥事を隠れ蓑として、他社も続々と不祥事発表。

今なら目立たない？期限切れや異物続々

不二家の期限切れ原料使用問題が発覚して以降、食品会社が次々と、期限切れの商品販売や異物混入を自主的に公表している。各社は不二家問題と公表の関連を否定するが、食の安全にかかわる専門家からは「みんな一緒なら怖くない、今なら目立たないということで発表しているようにみえる」との声も上がっている。

　問題発覚後の１３日、ローソンは１９都道県で販売したすしに付けたしょうゆが賞味期限を１日過ぎていたと公表した。「１２日に従業員が気付き全店を調べた。問題があれば以前から公表している」（広報）という。

　２０日に異物混入のペットボトル計約１３万４０００本の自主回収を公表したのはコカ・コーラグループ。スターバックスコーヒージャパンも２２日、冷蔵保管していなかった消費期限切れのチョコレートケーキ２個を販売したと発表。両社とも「公表と不二家問題は関係ない」と説明する。



ちなみに、このブログで今まで一度も不二家のことについて取り上げなかったのは、呆れ返って何を言う気力もなかったからです。というか、みんながみんな不二家を責めるのも芸がないなぁ・・・とも思っていたので。


確かに不二家の商品管理は最低レベルだったかもしれないけれど、あれくらいの商品管理レベルの会社なんてほかにもあるわけで・・・。

実際、記事にあるように「ここぞ」とばかりにカミングアウトする輩の多いこと・・・。

さらに、実体験から言わせてもらうと、某ファーストフードハンバーガー店の某ソースは、ガビガビに感想しているのを使っていたりするし、ハンバーガーを作っている最中におしゃべりして、唾が中に入っていたりすることもある。

某コンビニのフランチャイズ店は、ノルマ達成のために賞味期限が切れた弁当を気づかぬ振りして売っていたりする。

某コーヒーチェーン店では、ゴキブリを見かけたこともあった。


赤信号みんなで渡れば怖くない、樹を隠すなら森の中、的な考えで、カミングアウトする会社たち・・・不二家を上手く利用しすぎ。

勿論、不二家が最悪なことに変わりはないし、別に自分も不二家を庇っているわけではないが・・・。

今回のような問題は、不二家だけに限らず、食品を扱う全ての企業の問題でもあると思うのですよ。
今回の事件を対岸の火事とせず、自らを省みて欲しいものだ。食品を取り扱う企業たちには。