愛煙家の多事総論

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さよならXP・・・になるのか

2007-08-23 18:46:24 | 国際情勢
マイクロソフトが満を持して出した「vista」だが、最近では話題の端にも上らなくなってしまった。結局、基本的な仕事にはXPで十分すぎるし、「vista」の機能路をフルに生かすためにはメモリとビデオカードを高性能にしなけりゃならんので高価だし、そもそもそのvistaの機能も持っている友人曰く「飽きる」。が、マイクロソフトとしてはなんとしてもvistaを普及させたい。そこでマイクロソフトが取った手は、XPのライセンス生産を来年1月に打ち切るというものだった。

Windows XPマシンは08年1月31日に生産終了

マイクロソフトは8月22日、Windows XPの正規OEMライセンス提供を2008年1月31日に終了すると改めて発表した。Windows Vista発売から1年後に当たり、同日でXP搭載PCの生産も終了することになる。

 PCパーツ店などで購入できるDSP版は、09年1月31日まで提供する。

 既にXPの企業向けボリュームライセンス提供は、Vistaの企業向け販売が始まった昨年11月に終了。だが調査会社の調べでは、Vistaの世界シェアは3%強に過ぎないのに対し、XPは87%と依然として圧倒的に差があるのが現状。安価なPCでも軽快に動作するXPへのニーズは根強い。

 XPのセキュリティ修正プログラムを無償入手できるサポート期間は2014年4月まで。当初、XP Home EditionとMedia Center Editionのサポートは09年4月までの予定だったが、日本市場の強い要望を受け、Professionalと同じ期間に延ばした経緯がある。



つーか、早すぎだろ、打ち切るの・・・。PC市場が冷え込むんじゃないのか・・・?
まあ、マイクロソフトとしては何としてでもvistaを標準にしたいだろうから、この手は正しいとは思うんだが、ユーザーの意向なんてこれっぽっちも考えちゃいないなぁ。元々考える会社でもないけれど。

でもXPのサポートが延長されたように、PC市場が冷え込み、企業、消費者が不満をぶつければ、また延長するようになるかもしれんが。
つか、一番大変なのは企業だろうなぁ。vistaってのはその機能上どうしてもハイスペックにならざるを得ないし、となればコストは上がる。が、最近の消費傾向では高値のものが売れるとは思えない。中~下価格帯に注目が集まるだろう。が、vistaの機能は中~下価格帯レベルのスペックでは満たせない場合が多い。結果、買い控えや、「XPで良いじゃん」ということになりかねない。そうすりゃ当然利益は減るわけで。マイクロソフトにとても、最悪、低価格帯のvistaを買ってXPを載せるという本末転倒なことになりかねない。

XPは決して出来の良いOSじゃなかったけれど、知名度、使い勝手、普及率が抜群だから、後継機は苦労するなぁ。

それにしても、vista3%XP87%って・・・。とても3~4年で逆転出来る出来るとは思えない。
vistaが普及するころには、新しいOSが出てるんじゃないのか?



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビスタは。 (ゆうせい)
2007-08-24 10:28:34
処理が以前、不安定であり。同じ機能範囲でもXPに軍配が。

何でいつもMSは負荷試験を綿密に実施しないで発売するのか不思議?

ビスタありきのソフトも制作者側は不安。
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