礼儀を正すその前に

昨日も、中国人観光客のマナーの悪さ、そしてそれを正そうとする中国政府のことを書いた。北京五輪で恥を晒さないようにするためだが、そんなことをする前に、もっと重要なことってあるんじゃないだろうか。

中国「非文明行動」を撲滅へ　五輪にらんで礼儀の国目指す

酸性雨、国土の3分の1に影響＝中国

【北京26日時事】新華社電によると、中国の全国人民代表大会（全人代）常務委員会の盛華仁副委員長は26日、同委で環境報告を行い、大量の二酸化硫黄の排出により、全国土の3分の1が酸性雨の影響を受け、一部地域では酸性雨の比率が100％に達したことを明らかにした。
　二酸化硫黄の主要な排出元は石炭火力発電所とコークス工場で、昨年の排出量は2549万トンで世界最悪だった。


どう転んでも、北京五輪では何らかの被害に遭うことは確定してそうだ。

人あっての自然ではなく、自然あっての人。
もう少し環境に優しくしても、良いんじゃないだろうか。

まあ、広大な大地を我が物顔で駆け回ってきた中国人。彼らにとっての「自然」とは、搾取するという概念しかなさそうなので、期待するだけ無駄だが。

まあ、搾取する、とは言いすぎにしても、中国人の場合は自然が豊かな為に、自然に感謝する、という方法を知らないことは確かだろう。

自然のありがたさは、親と一緒でなくなって初めて分かる。日本もそうだった。

そして、自然は親と一緒でなくなったら恩返しが出来ない、もしくはしにくい対象なのだ。
中国人がそこんところを弁えるようになるのは、いつになってからだろう。