諦めないレアル？諦めの悪いレアル？

今節２回目のクラシコで、レアルがバルサを破った。

ホームのレアルがクラシコを制する＝スペインＬ 。

前回のクラシコでは、バルサに３－０と完敗しているレアル。優勝戦線に留まるためにも、前回の雪辱を晴らすためにも、是非とも負けられない一戦だったのだが、見事勝利した。

レアルのスター性、攻撃性を遺憾なく発揮した、レアルらしい勝利であり、久しぶりのレアルらしさを見せてくれた良い試合だった。
オーウェン・ベッカムのホットラインも、ロベカル・ロナウドのブラジルラインも、ジダン・ラウールらのスターラインも全て上手く機能し、美しいゴールを次々と挙げていった。
つーか、フィーゴ外してオーウェン入れといたほうが、強い気がするぞ。オーウェンは出場時間が滅茶苦茶短い割りに、今季１１点目（だったかな？）と、その得点力はやはり並じゃない。
ワンダーボーイの名が示すとおりに、彼の決めたゴールが決勝点となる場合も多いし。
もっとオーウェンを出せば良いのに。


にしてもレアル、今回勝っても勝ち点差は６。残り試合は僅か７試合。いや、７試合「も」ある、というのだろうか。
レアルが優勝するためには、勿論１戦も負けられない。また、バルセロナが２回は負けてくれないと優勝できないのは厳しい。
バルサも必死だろう。レアルと一緒で、大規模な補強を行っておいて、無冠で終わるようならサポーターも文句言うだろうし、選手たちも何人か首切られかねないし、何よりプライドがずたずたになるだろう。

意地と意地のぶつかり合うレバルサとレアル、まだまだ目が離せそうにない。



しかし、「何だかんだいって巨人が強くないと盛り上がんないんだよねえ」という誰かの言葉どおり、「何だかんだいってもレアルが強くないと盛り上がらないんだよねえ」というのも事実だと知った今日この頃。