伊藤 克浩(べるお/Beruo)の「折れない心」ブログ

理学療法士伊藤克浩(べるお/Beruo)のサッカーとフットサル、そして理学療法に関するブログ。

理学療法士学会記

2011年05月30日 | Weblog
5月26日(木)、午前中の仕事を終えて羽田へ、早速悪天候で条件付きフライト。宮崎空港に着陸できない場合は羽田に引き返すか福岡空港に到着するという条件。初日から緊迫感のある旅立ちとなった。宮崎空港到着しカウンターで移動手段を確認していると後から森岡周先生(畿央大学)に声をかけられた。伊丹空港からほぼ同時刻の到着だったらしい。その日は森岡先生と翌日朝のモーニングセミナー打ち合わせを兼ねてニューロリハの今後について語り合う予定だったのでそのまま会場にご一緒しようかと思ったが先生はシェラトンにチェックインしてから来られると言うことで別のタクシーへ。
 会場には高村浩司先生(城南病院/ボバース成人片麻痺インストラクター)がすでに到着していたので二人で先に乾杯。しばらくして森岡先生、友清先生(PT.OT.STnet代表)も合流し、ニューロリハの将来や在宅医療の話などで盛り上がった。その日は疲労もあり就寝。

5月27日(金)、第1会場(天瑞)にてモーニングセミナー「脳科学からみた運動学習」森岡周(畿央大学 健康科学部)の司会を務めた。先生のニューM1の話は手指(特に拇指)からしっかりとした触運動覚を入れることが重要という内容。そこに「補足運動野-網様体脊髄路による予期的姿勢調整」の理論を加えると我々が治療の背景としている神経学的理論と一致する。麻痺側上肢への治療の重要性を理学療法士に提案する素晴らしい内容であった。
 その日はポスターを見て回った後、口述フリー発表「神経」の会場で発表をいくつか聞いて、夕方は「Clinical Reasoning in Physiotherapy」Mark A Jones先生の来日記念講演を拝聴。
 夜はチャリティーパーティーに参加、前室でのドリンクサービス時に里宇明元先生(慶應義塾大学医学部)にお逢いできたのでBMIの話をお伺いできた。チャリティーパーティでは半田一登会長、内山靖副会長、山口議員にご挨拶。山口議員が福島で講演した際にお逢いしたことを覚えてくださっていたのには少し驚いた。
 終了後は市内でボバース指導者の大槻先生、保苅先生、高村先生と今後の指導者養成体制等について話し合った後解散、就寝した。


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