伊藤 克浩(べるお/Beruo)の「折れない心」ブログ

理学療法士伊藤克浩(べるお/Beruo)のサッカーとフットサル、そして理学療法に関するブログ。

2012年に向けて

2012年04月07日 | Weblog
随分ブログを書いていなかったな。

3月は何度末。2011年度を振り返っておきたい。東北大震災から1年が過ぎた。自分に出来ることを模索しながら東北の復興に貢献したいという思いで1年を過ごした。何ができたであろうか・・。講習会ではそれでも当院に来て講習会を受けたいという人を積極的に取る事にした。そして臨床実習を臨時的に宮城県から受けた。今年になってから岩手、宮城を訪れブロック研修会でお話しさせて頂いた。でもまだまだ不十分である。2012年度も復興支援について考え続けたい。

 自分にとっていつもと違った事は日本理学療法士協会の理事として1年を過ごしたことだ。初めてのことだったので日々学ぶことに出会えた。協会組織のこと、臨床実習や指定規則のこと、まだまだ学ぶべき事が多い。2012年度は公益社団法人化されるので新しい理事の方が8人加わる。自分に出来ること、そして自分にしかできないことを模索しながら取り組んでいきたい。

 学術的にはやはり、日本ボバース研究会会長コラムの2月号に書いたが、札幌医科大松山清治先生との出会いが大きかった。上級インストラクタートレーニングの中で紀伊先生から頂いた宿題を継続していくなかで「皮質脊髄路」や「新運動野」等、霊長類ならではの機能について深めようとして来たが、どうしても皮質下の機能障害や姿勢制御のメカニズム、そして4足動物の研究から学ぶ知識との間に大きな溝を感じていたのだが、松山先生の講演をお聞きして、そして懇親会でゆっくりお話しすることができて腑に落ちた部分があった。そのあたりをさらに追求して脳卒中治療のヒントにしていければ・・と2012年度の自分のテーマにと考えている。

 日本ボバース研究会では第2回日本ボバース研究会学術大会の成功が大きな目標である。定着するためには二回目が重要。幸いにも山本学術局長によると応募演題も数多く集まっている模様だ。会員の皆様にも是非足を運んで頂きたい。
 

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