伊藤 克浩(べるお/Beruo)の「折れない心」ブログ

理学療法士伊藤克浩(べるお/Beruo)のサッカーとフットサル、そして理学療法に関するブログ。

ゴーヤちゃんぷるん・・

2011年07月24日 | Weblog
今日は奥さんと久しぶりに映画に行ってきました。

ジブリ映画のコクリコ坂からを見てきました。昭和初期の風景とさかのある街並みがきれいでした。

帰りにヤマダ電機でipad用のワイヤレスキーボードを購入。

やはり入力が楽です。ただipadは辞書がおバカで不便です。いつもはWinでAtok使っているので慣れないのもありますが・・(^^;;

さて、来週金曜日からまた講習会。準備を進めなければ・・

ところで・・

節電用のグリーンカーテンとして植えたゴーヤに実が二つつきました。

家にいないことが多いので水をしっかりやらないと・・

もっと大きくなったら食させて頂いてみましょう。(笑)

皮質脊髄路の多様性

2011年07月21日 | Weblog
上級講習会に向けて皮質脊髄路を勉強中。

霊長類の皮質脊髄路は皮質下のシナジーを飛び越えて手指の巧緻動作を実現させるようだ。

シェッペンの論文によると猫は歩行とリーチで同じニューロンネットワークを使うとのこと。

リーチと言っても前足だが、確かに全体の関節の動きの組み合わせは類似しているように見える。

霊長類は皮質脊髄路の発達によってこのパターンの組み合わせを打ち破り、上肢を自由に使えるようになったのかもしれない。

タウ(τ)情報

2011年07月14日 | Weblog
周さんのつぶやきから映画「レナードの朝」を思い出した。

確かに面白かったな。

この映画の話は、タウ情報の話をするときにいつも引き合いに出す。

主人公が飛んでくるボールにだけ「ぱっ」と手を出し反応する場面があるからだ。

あれは本当にタウ情報(物や音の拡大率により接近のタイミングが測られる/衝突を回避するために有機体にとって重要な情報)に反応しているのか?

ついでにスバルのアイサイトもタウ情報を処理していると思っているのだが(衝突しないように車の拡大率に反応してブレーキを踏んでいる?)本当なのかどうかを調べてみないと・・

ちなみに5歳児まではこのタウ情報処理の能力が十分に発達していないらしくて、お母さんは道路を渡るときに子供の手を引いて渡ってあげないと・・と聞いたことがある。遠くから接近する車を一瞬見ただけで渡れる・・と判断する情報の源がタウ情報らしい。

関連文献
ドライバーが抱く視覚的な距離・速度知覚構造の
モデル化に関するレビューと展望

「活動分析アプローチ(第二版)」

2011年07月11日 | Weblog
「活動分析アプローチ(第二版)」出版されました。

私の担当部分「移動の問題とアプローチ」での自分の加筆部分は少ないのですが、全体にボリュームアップしています。

少ないながらも私は階段における視覚(肌理情報)の問題を加筆。

その他「移動」部門では福岡リハの山口健一氏に車椅子駆動の問題とその対処を新規執筆依頼しました。


青海社新刊ガイド

IBITA成人片麻痺基礎講習会前半(2週目)終了

2011年07月08日 | Weblog
2011年度の当院開催IBITA(国際ボバース成人片麻痺講習会講師会議)認定成人片麻痺基礎講習会2週目が本日終了。

治療実習に協力頂いた症例も、当初暑くて体調を心配したが、無事に終了。

治療実習の成果も出て、すごく感謝しておられた。

現在の基礎講習会は英国のプログラムに準じたニュープログラムでかなり内容が変更されている。

私も含め講師陣も英語と神経学についていくのが大変だ。

評価もGASやICFに準じた評価表に・・


二週目終わりに受講者の感想を聞いた。

かなり有名な病院の方達が「本物だ」とコメント。


私は「本当のことを本当だと言い続けることにはかなりエネルギーが必要です。」と激励を・・



参加された受講生の皆さん。また9月に。