明日・・いや、もう今日だ。アウェーの名古屋戦だね。次もアウェーでエスパとだ。両チームとも最近調子が良いので、ヴァンフォーレにはなんとか勝ってホームに戻って来て欲しい。
さて、最近ミックスといって男女混合チームを新たに作るためにうちのフットサルチームYAMAONjaponの女性メンバーに対してフットサル教室を開いている。私も人に教えられるほどうまいわけではないが、いろいろな本やDVDで理屈だけはわかってきた。そんな中から今日はドリブルについて説明したい。
フットサルのドリブルとサッカーのドリブルとの一番の違いは足下からボールを離さないと言うことだ。狭いスペースでボールを取られないためにはいつも自分の足下にボールがあることが重要となる。
イメージで言うとサッカーのドリブルはボールの反発力も高いので足でボールを蹴ってそれについていく感覚、フットサルのドリブルは足でボールを押し出して運ぶ感覚だ。もちろんサッカーボールでもそれをできるフットサル出身のロナウジーニョのように足にボールが吸い付いたようなドリブルをできるプレーヤーもいる。
なんとなく違いのイメージはわかってもらえたと思うが、じゃあどうすればそれができるかが問題だ。大切なのは軸足、すなわちボールをさわっていない方の足の使い方だ。例えば右足のアウトサイドでボールに触れたら、そのボールを右足で蹴る(動かす)のではなく、ボールにさわっていない方の左足で体全体を押し出すようにしてボールを前に運ぶ。そんなイメージだ。
これができるようになると、ボールは常に体の真下にあることになり、足裏でいつでも止められるし、引いてベッキ(守備)の足をかわすことができる。さらには軸足をしっかり曲げてボールとベッキの間に体を入れておきながら、手でもベッキをブロックしてこのドリブルをできるようになれば、ベッキに足を出されてもなかなかボールを取られなくなる。足の裏でボールを転がすときも軸足で動かせるようになるとキープ力が上がるので練習してみよう。